フェアラインクリップシャープペンシルは、文具メーカーのセーラー万年筆が販売しているシャープペンシルです。
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フェアラインクリップシャープペンシルは一般普及品なので、比較的多くの文房具店で販売されており、入手しやすいシャープペンシルだと思います。
既に持っている方や、どこかで見覚えがある方が多いのではないでしょうか。
今回はフェアラインクリップシャープペンシルについてご紹介します!
この記事の目次
【セーラー万年筆(SAILOR)フェアラインクリップシャープペンシルの基本情報】
まずはセーラー万年筆(SAILOR)フェアラインクリップシャープペンシルの基本情報から。
セーラー万年筆(SAILOR)フェアラインクリップシャープペンシルのスペック・性能などをざっくりと知りたい方はこちらを参考にどうぞ!
(他のシャーペン記事にも同じように基本情報をまとめてあるので、比較しやすいかと思います)
ブランド名 | セーラー万年筆(SAILOR) |
製品名 (品番) |
フェアラインクリップシャープペンシル (21-3101) |
種類 | シャープペンシル |
税込み価格 | 220円 |
芯径 | 0.5mm |
カラーバリエーション |
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【全6色】 クリア(21-3101-002) ブラック(21-3101-020) レッド(21-3101-030) ブルー(21-3101-040) グリーン(21-3101-060) オレンジ(21-3101-073) |
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長さ(全長) | 147mm |
太さ(最大径) | 14.8mm |
重さ(重量) | 9.0g |
ボディの素材 | 樹脂(プラスチック) |
グリップ(持ち手部分)の素材 | ラバーグリップ |
グリップ(持ち手部分)の柔らかさ | 普通 |
クリップの素材 | 樹脂(プラスチック) |
ノックボタンの素材 | 樹脂(プラスチック) |
消しゴムの有無 | 有 |
替えゴムの有無 (品番) |
無 |
芯出しの方式 | ノック式 |
付属品 | なし |
特におすすめの人 | 社会人 |
キャッチフレーズ | 低価格のシャープペンシル! 予備に一本持っておくと便利です! |
特筆すべきスペック・機能 |
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知名度 | |
使いやすさ | |
疲れにくさ | |
価格・コスパの良さ | |
機能の多さ | |
総合評価 |
セーラー万年筆(SAILOR)フェアラインクリップシャープペンシルの6つの特徴
セーラー万年筆(SAILOR)フェアラインクリップシャープペンシルの6つの特徴を詳しく見ていきましょう。
セーラー万年筆(SAILOR)フェアラインクリップシャープペンシル特徴その1:
筆記の安定性を維持する。滑り止め加工が施されたラバーグリップ
ラバーグリップとは、ゴム特有のモチモチとした弾力で、手の負担を軽減してくれるグリップのこと。
代表的なドクターグリップを始め、ラバーグリップは特に毎日たくさん作業する中高生の方々に大人気の機能です。
ただ、自分の好みの硬さのラバーグリップに出会えず、ラバーグリップが苦手になってしまった方もたくさんいます。
「ラバーグリップが柔らかいあまり、手元がブレて筆記が安定しない...」
このような悩みを持つ方に、今回は程よい柔らかさが特徴の「フェアラインクリップ200シャープペンシル」をご紹介いたします!
フェアラインクリップ200シャープペンシルには、やや硬めのラバーグリップが搭載されています。
そのため、手の負担を軽減しつつも、筆記の安定感を損なわず、快適な作業を実現してくれます。
柔らかすぎず、硬すぎない絶妙なバランスだからこそ、両方の性質をかねそなえたラバーグリップとなっています。
また、フェアラインクリップ200シャープペンシルのラバーグリップには細かい溝がたくさん刻まれています。
そのため、指と溝が引っかかりを作り、長時間の作業でも手に吸い付くような一体感を感じることが出来ます。
手汗をかきやすい方にも、とってもおすすめしたいグリップです。
フェアラインクリップ200シャープペンシルは、疲れを癒すだけでなく、筆記のしやすさにもこだわられたシャープペンシル。
理想のラバーグリップが見つけられていない方は、試してみても良いと思います!
ただし、ラバーグリップは柔らかさ重視!という方には不向きなので、そんな方は三菱鉛筆(uni)の「ユニアルファゲル」をチェックして見てください!
セーラー万年筆(SAILOR)フェアラインクリップシャープペンシル特徴その2:
大切な服やペンケース、そして自身も守る。ペン先を収納出来るパイプスライド式
シャープペンシルを持ち運んでいる際、大切な服のポケットやペンケースを傷つけてしまった経験はありませんか?
この原因は、シャープペンシルの先端にある「ガイドパイプ」という、芯を真っ直ぐに送り出すパーツがあります。
芯を出すのに必要なガイドパイプですが、不要時でも先端が尖り続けたままになってしまうのです。
そのため、持ち運びの際などに強い衝撃が加わると、収納している服のポケットやペンケースを傷つけたり、芯で汚してかねません。
さらには、ペンケースなどから取り出す際、ガイドパイプが手に当たってケガをしてしまうことも。
ガイドパイプのことを気にせず、安心してシャープペンシルを持ち運べたら、とっても便利ですよね。
フェアラインクリップシャープペンシルには、パイプスライド方式が採用されています。
パイプスライド方式とは、ペン先のガイドパイプを本体内部に収納出来る方式のこと。
そのため、不使用時にはペン先を収納することで、安心して持ち運ぶことが出来ます。
また、故障しやすいガイドパイプ自体も守ることができるので、シャープペンシル自体も長持ちしやすいのも嬉しいポイントです。
パイプスライド方式は、身の回りのものだけでなく、そのもの自体も大切に出来る、とっても便利な機能。
ただし、ガイドパイプを本体から出すためにノックが1回分多く必要になりますが、そこまで負担はないと思います。
パイプスライド方式は、たった1ノックの手間で大切なモノを守る、実用性の高い機能です。
フェアラインクリップシャープペンシルは、幅広いシーンで使用出来るよう、持ち運びやすさにこだわられたシャープペンシル。
いい意味で雑にガシガシ持ち運べるのは、パイプスライド方式を採用したフェアラインクリップシャープペンシルの魅力だと思います。
セーラー万年筆(SAILOR)フェアラインクリップシャープペンシル特徴その3:
クリップで挟んで持ち運ぶのが好きになる。分厚いものでもしっかり挟める「可動式クリップ」
シャープペンシルのクリップは、さっと胸ポケットに挟んで持ち歩けたり、手帳などに挟んで持ち運べる便利な機能の1つ。
ですが、モノを挟むためのゆとりが少なく、ほとんど使ったことがない方も多いのではないでしょうか。
無理に挟もうとすると引きずってしまい、大切な服や手帳などを傷つけてしまう原因になることも。。
特に金属のクリップが搭載されている場合、はっきり跡がついちゃったなんてこともよくある話です。
扱いやすく、自分の大切なモノを傷つけないクリップがあれば、もっと気兼ねなく使用出来ますよね。
フェアラインクリップシャープペンシルには、可動式バインダークリップが採用されています。
可動式バインダークリップとは、クリップの付け根部分を支点に動かし、モノを挟み込めるというもの。
そのため、モノを引きずらずしっかり挟み込むこと出来るので、とっても扱いやすいです。
厚みのあるボードや手帳でも、余裕で挟めちゃいます。
さらに、可動式バインダークリップは壊れにくいメリットもあります。
無理やり挟み込んだり、引きずって取ることもないので、フェアラインクリップシャープペンシル自体の寿命も長くなります。
可動式バインダークリップはとっても扱いやすく、耐久力も高いクリップなのです!
フェアラインクリップシャープペンシルの可動式バインダークリップは、これまでクリップをあまり使ってこなかった方にもおすすめしたいです。
一度使ったらその便利さに気づき、これ無しではダメだという方も多いようです。
これからはクリップも使いこなして、もっと便利にシャープペンシルを使っていきましょう!
セーラー万年筆(SAILOR)フェアラインクリップシャープペンシル特徴その4:
100円(税抜)で購入可能。超手軽にお試し出来るシャープペンシル
皆さんは、シャープペンシルにどれくらいお金をかけられますか?
シャープペンシル好きな僕のような方を除き、正直1,000円が限界...という方が大半な気がします。
どんなに性能が良いシャープペンシルでも、価格が高いとなかなか買おうと思いづらいのですよね。
その上、万が一出先でシャープペンシルが壊れたり、失くしてしまうリスクも考えると、最低2本は所持したいところ。
予備のシャープペンシルも購入するとなると、出来るだけコストは抑えたいところですよね。
フェアラインクリップシャープペンシルの価格は、なんとたったの100円(税抜)。
たったの100円(税抜)で、様々な高級文具を扱うセーラー万年筆(SAILOR)の技術力を体験出来るなんて、とっても魅力的です!
全シャープペンシルの中でも、最高クラスのコスパだと思います。
どうしてこのような低価格が実現出来ているのか。
それは、原料が加工しやすく、安価なプラスチックだから。
ボディの大部分をプラスチックで作成することで、100円(税抜)という価格を実現しています。
フェアラインクリップシャープペンシルは、あまり余裕のない学生にも優しいシャープペンシルです。
フェアラインクリップシャープペンシルは、コスパが良く、とっても試しやすいシャープペンシル。
出先用の予備として、さっとメモ書きする用などのサブのシャープペンシルとしてもオススメです。
財布も喜ぶフェアラインクリップシャープペンシルで、筆記具を充実させましょう!
セーラー万年筆(SAILOR)フェアラインクリップシャープペンシル特徴その5:
定番のものからパステルカラーまで幅広く。全6色の豊富なカラーバリエーション
シャープペンシルを選ぶ時、意外と見た目で選ぶ方って多いのではないでしょうか。
僕も「これかっこいい!」と思ったら機能は気にせず、すぐに買ってしまうので、気持ちはよくわかります。笑
でも、シャープペンシルのデザインって、結構大事だと思うんです。
良いデザインのものというのは、次の行動を促進してくれるもの。
例えば、見た目が良い服を持っていると、なんだかお出かけしたくなりそうじゃないですか?
これはシャープペンシルも同じで、お気に入りのデザインのもの持っていると必ず作業のモチベが上がります。
直接的な効果ではないものの、デザインも無視出来ないとっても重要なポイントなのです。
フェアラインクリップシャープペンシルは計6色展開と、カラーバリエーションがそこそこ豊富なシャープペンシル。
定番のブラック、ホワイトに加え、パステルカラーっぽいレッド、ブルーなども取り揃えています。
軸部分のカラーだけでなく、ラバーグリップも合わせて着色されており、デザインへのこだわりが感じられます。
きっと、あなたの好みのフェアラインクリップシャープペンシルが見つかるはずです。
好みのフェアラインクリップシャープペンシルを選べば、憂鬱な作業でもやる気が上がり、充実した作業時間を過ごせるはず。
下記の表に、フェアラインクリップシャープペンシルの芯径とカラーバリエーションについてまとめたので、是非ご覧ください!
フェアラインクリップシャープペンシルの芯径とカラーバリエーション一覧
芯の太さ | カラーバリエーション |
0.5mm(6種類) | クリア(21-3101-002) ブラック(21-3101-020) レッド(21-3101-030) ブルー(21-3101-040) グリーン(21-3101-060) オレンジ(21-3101-073) |
セーラー万年筆(SAILOR)フェアラインクリップシャープペンシル特徴その6:
「書く」を通じて、環境保護。再生プラスチックを使用したシャープペンシル
現在日本を含む世界では、深刻な環境問題が話題になっています。
皆さんも「地球温暖化」などの言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
環境問題の原因の1つとして挙げられるのが、過度な化石燃料の使用です。
化石燃料には、シャープペンシルにもよく使用されているプラスチックも含まれます。
そこで現在日本では、プラスチック削減のため様々な取り組みが行っています。
例えばエコバッグの使用促進や、紙ストローの普及など。
私たちも出来る範囲で環境問題に貢献し、自然豊かな地球を後世にも残していきたいものです。
フェアラインクリップシャープペンシルは、再生プラスチックなどの環境に負担をかけない素材が使用されています。
再生プラスチックとは、使用済みのプラスチックをリサイクルして出来たもののこと。
ゴミ処理場に行くはずだったプラスチックが、シャープペンシルとして蘇っているのです。
原料は、フィルム用芯材、CD、ヘッドライトの端材、レンズなど多岐にわたります。
フェアラインクリップシャープペンシルは、なんと廃材から出来たとってもエコなシャープペンシルなのです。
また、フェアラインクリップシャープペンシルは、再生プラスチックなどの環境に負担をかけない素材を多く使用している上に、計4つもの環境制度に認定されています。
その名も「グリーン購入法適合商品」「グリーン購入推奨商品」「エコ商品ねっと掲載商品」「エコマーク商品」です!
それぞれの制度の詳細については、下記にまとめているので是非ご覧ください。
フェアラインクリップシャープペンシルが認定されている制度名とその条件について
制度名 | 指定条件 |
グリーン購入法適合商品 | ライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品として(公財)日本環境協会が認定した商品 |
グリーン購入推奨商品 | 環境省が毎年公表するグリーン購入法の「基本方針」の判断の基準を満たしている製品・サービスのこと |
エコ商品ねっと掲載商品 | 日本最大級の環境情報データベースの基準を満たした商品 |
エコマーク商品 | 環境省所管の財団法人日本環境協会によって、環境保全に役立つと認定された商品と認められたもの |
フェアラインクリップシャープペンシルを使えば、身近なシャープペンシルを通して、環境問題に貢献することが出来ます。
これまで環境問題について特に意識してこなかった方も、まずは環境に優しいフェアラインクリップシャープペンシルを選んで、自分の出来るところからちょっとずつ貢献してみてはいかがでしょうか。
【まとめ】自分にぴったりのシャープペンシルを見つけよう!
今回はフェアラインクリップシャープペンシルの特徴について紹介しました!
フェアラインクリップシャープペンシルは価格が安い上に高性能なので、用途に合わせて使い分けたり、いつも使っているメインのシャープペンシルが壊れてしまった時用のサブのシャープペンシルとして持っておくと良いと思います!
いつも使っている文房具にこのフェアラインクリップシャープペンシルに加えて、書くことをより楽しくしてみませんか?
他のフェアラインシリーズについて詳しく知りたい方はこちら!
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