タプリクリップは文具メーカーのゼブラが販売しているシャープペンシルです。
【あわせて読みたい記事】ゼブラとはどんな文具メーカー?シャープペンシル4シリーズ・20本の一覧もご紹介
タプリクリップは一般普及品なので、比較的多くの文房具店で販売されており、入手しやすいシャープペンシルだと思います。
既に持っている方や、どこかで見覚えがある方が多いのではないでしょうか。
今回はタプリクリップについてご紹介します!
この記事の目次
【ゼブラ(ZEBRA)タプリクリップの基本情報】
まずはゼブラ(ZEBRA)タプリクリップの基本情報から。
ゼブラ(ZEBRA)タプリクリップのスペック・性能などをざっくりと知りたい方はこちらを参考にどうぞ!
(他のシャーペン記事にも同じように基本情報をまとめてあるので、比較しやすいかと思います)
ブランド名 | ゼブラ(ZEBRA) |
製品名 | タプリクリップ |
種類 | シャープペンシル |
税込み価格 | 110円 |
芯径 | 0.5mm |
カラーバリエーション | |
【全6色】 黒(MN5-BK) 青(MN5-BL) 緑(MN5-G) ピンク(MN5-P) ライトブルー(MN5-LB) 白(MN5-W) |
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長さ(全長) | 143mm |
太さ(最大径) | 11.4mm |
重さ(重量) | 10.6g |
ボディの素材 | 樹脂(プラスチック) |
グリップ(持ち手部分)の素材 | ラバーグリップ |
グリップ(持ち手部分)の柔らかさ | 普通 |
クリップの素材 | 樹脂(プラスチック) |
ノックボタンの素材 | 樹脂(プラスチック) |
消しゴムの有無 | 有 |
替えゴムの有無 (品番) |
有 (E-5A-G) |
芯出しの方式 | ノック式 |
付属品 | なし |
特におすすめの人 | 学生(中学生、高校生、大学生) |
キャッチフレーズ | 安いのに高性能! サブのシャープペンシルはこれで決まり! |
特筆すべきスペック・機能 |
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知名度 | |
使いやすさ | |
疲れにくさ | |
価格・コスパの良さ | |
機能の多さ | |
総合評価 |
ゼブラ(ZEBRA)タプリクリップの6つの特徴
ゼブラ(ZEBRA)タプリクリップの6つの特徴を詳しく見ていきましょう。
ゼブラ(ZEBRA)タプリクリップ特徴その1:
どんな持ち方でも癒してくれる。先端近くまで搭載された「長めのラバーグリップ」
シャープペンシルを選ぶ上で、グリップの持ちやすさは最も重要な要素です。
なぜなら、シャープペンシルを支える場所であり、最も自分と接触している場所だから。
特に毎日のように作業する方は、グリップの持ちやすさが「作業の快適さ」に大きく影響してきます。
現在様々な種類のグリップがありますが、近年最も注目されているのは「ラバーグリップ」です。
ラバーグリップとは、ゴム特有の弾力で手の負担を軽減し、長時間の作業でも疲れにくいというもの。
便利なラバーグリップですが、デメリットの1つとして幅広い持ち方に対応しづらいところがあります。
ラバーグリップの加工された部分は一部分なので、手が大きな方や、通常よりも長めor短めに持つのが好きな方にとっては、逆に持ちづらくなってしまうことも。
自分の手の大きさや持ち方に関係なく、作業しやすいラバーグリップが搭載されたものがあったら、とっても嬉しいですよね。
タプリクリップには、先端近くまである長めのラバーグリップが搭載されています。
そのため、手の大きさや持ち方に関わらず、ラバーグリップ特有のモチモチした弾力を味わうことが出来ます。
タプリクリップは幅広い方の疲れを癒すことが出来る「万能シャープペンシル」です。
また、ラバーグリップの肝心の柔らかさについては、硬すぎず、柔らかすぎない、ちょうど良い感触となっています。
柔らかさで手の負担を軽減しつつも、筆記の安定感を保つ硬さもあって、個人的におすすめ出来るグリップです。
若干ですが、指にフィットするよう先端にかけてカーブしており、手に吸い付くフィット感があるのも嬉しいポイントです。
これまで「好きな持ち方が出来ないから...」と諦めていた方は、是非一度タプリクリップを使って頂きたいです。
また、一般的な持ち方をされる方でも、手元のスペースに余裕のある筆記は開放的で、さらに心地よい筆記感を味わえると思います。
長時間でも快適な作業を求める方は、持ちやすさにしっかりとこだわられたものを選びましょう!
ゼブラ(ZEBRA)タプリクリップ特徴その2:
厚みのあるものでもしっかり挟める。可動式バインダークリップを採用
皆さんはシャープペンシルのクリップってよく使っていますか?
クリップはさっと胸ポケットに挟んで持ち歩けたり、手帳などに挟んで持ち運べる便利な機能の1つ。
ですが、モノを挟むためのゆとりが少なく、正直使いづらいなと感じたことはありませんか?
無理に挟もうとすると引きずってしまい、大切な服や手帳などを傷をつけてしまうことも。
特に金属のクリップが搭載されている場合、はっきり跡がついちゃったなんてこともよくある話です。
扱いやすく、自分の大切なモノを傷つけないクリップがあれば、もっと気兼ねなく使用出来ますよね。
タプリクリップには、可動式バインダークリップが採用されています。
可動式バインダークリップとは、クリップの付け根部分を支点に動かし、モノを挟み込めるというもの。
そのため、モノを引きずらずしっかり挟み込むこと出来るので、とっても扱いやすいです。
厚みのあるボードや手帳でも、余裕で挟めちゃいます。
さらに、可動式バインダークリップは壊れにくいメリットもあります。
無理やり挟み込んだり、引きずって取ることもないので、タプリクリップ自体の寿命も長くなります。
可動式バインダークリップは、胸ポケットや手帳などの挟み込むモノだけでなく、シャープペンシル自体も大切に出来る優しい機能なのです。
タプリクリップの可動式バインダークリップは、これまでクリップをあまり使ってこなかった方にもおすすめしたいです。
一度使ったらその便利さに気づき、これ無しではダメだという方も多いようです。
持ち運びやすさにもこだわったタプリクリップは、きっと幅広いシーンで活躍してくれると思います!
ゼブラ(ZEBRA)タプリクリップ特徴その3:
大切なものを傷つけない。不要時にペン先を収納出来る「パイプスライド式」
「ペンケースの中が傷ついたり、穴が空いてしまっていた...」
このような経験をしたことはありませんか?
この原因は、シャープペンシルの先端にある「ガイドパイプ」と呼ばれる、芯を真っ直ぐに送り出すパーツがあります。
芯を出すのに欠かせないガイドパイプですが、厄介なことにシャープペンシルを使わない時でも先端が尖り続けてしまいます。
そのため、持ち運びの際などに強い衝撃が加わると、ペンケースの中を傷つけたり、芯で汚してしまったりしかねません。
ポケットやケースから取り出す際、ガイドパイプが手に当たってケガをしてしまうことも。
安心してシャープペンシルを持ち運べるようになったら、とっても嬉しいですよね。
タプリクリップには、パイプスライド方式が採用されています。
パイプスライド方式とは、ペン先のガイドパイプを本体内部に収納出来る方式のこと。
そのため、不使用時にはペン先を収納することで、安心して持ち運ぶことが出来ます。
また、ガイドパイプ自体の破損も防ぐことができるので、シャープペンシル自体も長持ちしやすいのも嬉しいポイントです。
パイプスライド方式は、身の回りのものだけでなく、そのもの自体も大切に出来る、とっても便利な機能。
ガイドパイプを本体から出すためにノックが1回分多く必要になりますが、そこまで負担はないと思います。
パイプスライド方式は、たった1ノックの手間で大切なモノを守る、実用性の高い機能です。
タプリクリップは、幅広いシーンに対応できる万能なシャープペンシル。
細かいところにまで気が配られた、かなりこだわりを感じるシャープペンシルの1つだと思います。
大切なもの、そして普段自分を支えてくれるシャープペンシルも大事にできるタプリクリップを使って、素敵な作業時間を過ごしましょう!
ゼブラ(ZEBRA)タプリクリップ特徴その4:
無駄を減らし、たっぷり書ける。残芯少量たったの3.5mm以下のシャープペンシル
シャープペンシルを使っていると、芯がなくなるタイミングでほんの少し芯が余って出てきますよね。
このように、シャープペンシルの構造上、使いきれずに余ってしまうシャープ芯を「残芯」と呼びます。
一般的にシャープ芯の長さは60mmに対し、残芯の長さは15mm程度と言われています。
ほんの少しに見える残芯ですが、実は芯の約1/4を無駄にしてしまっているのです。
芯もタダじゃないので、よくよく考えるとすごく無駄にしている気持ちになりますよね。
タプリクリップは、残芯がたったの3.5mm以下とかなり無駄の少ないシャープペンシル。
芯を掴むチャックというパーツをペン先寄りに設置することで、残芯を短くすることが可能になっています。
一般的なシャープペンシルの場合、芯1本あたり約225m筆記出来るのですが、タプリクリップはなんと約280mも筆記が可能です。
実際タプリクリップを使ってみると、「芯1本でこんなにも書けるのか!」と驚くはず。
そして肝心の使用感については、一般的なシャープペンシルと全く変わらないのでご安心を!
タプリクリップは、残芯にも考慮されたとっても経済的なシャープペンシル。
芯を交換する回数が減るので、作業の集中も続きやすく、色々なタイミングで便利だなと感じる機能だと思います。
タプリクリップは経済的にも、作業効率的にも無駄を減らした、とっても便利なシャープペンシルです。
ゼブラ(ZEBRA)タプリクリップ特徴その5:
この性能でたったの100円(税抜)。予備のシャープペンシルとしてもおすすめ
シャープペンシルを選ぶ上で、価格はとっても大切な要素です。
どんなに性能が良いシャープペンシルでも、価格が高いとなかなか買おうと思いづらいもの。
その上、シャープペンシルって意外と壊れやすいんです。
落下による衝撃や、持ち運び時の衝撃などで壊れてしまった、なんてことはよく聞く話。
書い直しの可能性も考えると、出来るだけコストを抑えたいですよね。
タプリクリップの価格は、なんとたったの100円(税抜)。
実用的な機能が豊富で高品質なシャープペンシルにも関わらず、この低価格は正直驚愕です。笑
なぜこんなにも低価格が実現できているのか。
それは、主な原料が安価なプラスチックだからです。
プラスチックは、加工がしやすく、耐久性も高いとっても優れた素材の1つ。
金属や木材のような高級感はありませんが、普段使いする分にはプラスチックで十分だと思います。
100円(税抜)のタプリクリップであれば、学生でも手軽にお試しすることが出来ます。
タプリクリップは価格面でも、幅広い方にオススメすることが出来るシャープペンシル。
価格が安いので、替えが効きやすく、万が一の場合に備えた予備のシャープペンシルとしても人気が高いです。
イベントのノベルティや、会社の事務用としてもオススメ出来る逸品です。
タプリクリップが少しでも気になっているのなら、是非一度お試ししてみてはいかがでしょうか。
ゼブラ(ZEBRA)タプリクリップ特徴その6:
身近なところから、地球を守ろう。再生プラスチックを使用したエコなシャープペンシル
突然ですが、近年ニュースなどで地球の環境問題について耳にしたことはありませんか?
徐々に深刻化している現在の環境問題の原因の1つは、過度な化石燃料の使用です。
化石燃料には、シャープペンシルにもよく使用されているプラスチックも含まれます。
そこで現在日本では、プラスチック削減のため様々な取り組みが行っています。
例えばエコバッグの使用促進や、紙ストローの普及など。
私たちも出来る範囲で環境問題に貢献し、自然豊かな地球を後世にも残していきたいものです。
タプリクリップには、再生プラスチックが使用されています。
再生プラスチックとは、使用済みのプラスチックをリサイクルして出来たもののこと。
ゴミ処理場に行くはずだったプラスチックが、シャープペンシルとして蘇っているのです。
タプリクリップは、地球に優しい再生プラスチックを全体の83%も使用されています。
そして、サステナブルなタプリクリップは「エコマーク」「グリーン購入法適合商品」「エコ商品ねっと掲載商品」の計3種目で認定されています。
エコマークとは、「環境保全に役立ち、環境への負荷が少ない商品のための目印」として、再生プラスチックを重量の70%以上使用している場合に認定されるものです。
グリーン購入法適合商品とは、「ライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品として(公財)日本環境協会が認定した商品」のこと。
エコ商品ねっと掲載商品とは、「日本最大級の環境情報データベースの基準を満たした商品」のことです。
タプリクリップは、芯の無駄を減らすだけでなく、本体自体もとってもエコなシャープペンシル。
本来、未来を創っていくための道具が、地球を汚してしまってはいけません。
タプリクリップを使って、誰もがシャープペンシルで自由に表現出来る時代を守っていきませんか?
【まとめ】自分にぴったりのシャープペンシルを見つけよう!
今回はタプリクリップの特徴について紹介しました!
タプリクリップは価格が安い上に高性能なので、用途に合わせて使い分けたり、いつも使っているメインのシャープペンシルが壊れてしまった時用のサブのシャープペンシルとして持っておくと良いと思います!
いつも使っている文房具にこのタプリクリップに加えて、書くことをより楽しくしてみませんか?
ゼブラについて詳しく知りたい方はこちら!
【あわせて読みたい記事】ゼブラとはどんな文具メーカー?シャープペンシル4シリーズ・20本の一覧もご紹介