皆さんは国内の文房具ブランド「プラチナ万年筆」をご存知ですか?
プラチナ万年筆が誕生したのは1919年で、なんと100年以上も歴史のある文房具ブランドです。
100年以上も愛され続けるのは、徹底した「美しい文房具」へのこだわりです。
【あわせて読みたい記事】プラチナ万年筆とはどんな文具メーカー?シャープペンシル4シリーズ・22本の一覧もご紹介
今回ご紹介するのは「オ・レーヌプラス」というシャープペンシルです。
名前にもあるように「芯が折れない」工夫がされたシャープペンシルです。
オ・レーヌプラスには一体どのようなこだわりがあるのか、詳しくご紹介します!
この記事の目次
【プラチナ万年筆(PLATINUM)オ・レーヌプラスの基本情報】
まずはプラチナ万年筆(PLATINUM)オ・レーヌプラスの基本情報から。
プラチナ万年筆(PLATINUM)オ・レーヌプラスのスペック・性能などをざっくりと知りたい方はこちらを参考にどうぞ!
(他のシャーペン記事にも同じように基本情報をまとめてあるので、比較しやすいかと思います)
ブランド名 | プラチナ万年筆(PLATINUM) |
製品名 (品番) |
オ・レーヌプラス (MOLS-450) |
種類 | シャープペンシル |
税込み価格 | 495円 |
芯径 | 0.5mm |
カラーバリエーション | |
【全5色】 ホワイト(MOLS-450) チェリーピンク(MOLS-450) ライムグリーン(MOLS-450) セルリアンブルー(MOLS-450) ガンメタル(MOLS-450) |
|
長さ(全長) | 152mm |
太さ(最大径) | 10.6mm |
重さ(重量) | 8.9g |
ボディの素材 | 樹脂(プラスチック) |
グリップ(持ち手部分)の素材 | 樹脂(プラスチック) |
グリップ(持ち手部分)の柔らかさ | 硬め |
クリップの素材 | 金属 |
ノックボタンの素材 | 樹脂(プラスチック) |
消しゴムの有無 | 有 |
替えゴムの有無 (品番) |
有 (ケシゴム-100CN) |
芯出しの方式 | ノック式 |
付属品 | なし |
特におすすめの人 | 学生(中学生、高校生、大学生) |
キャッチフレーズ | ハイクオリティなシャープペンシルです! 見た目もおしゃれで超オススメ! |
特筆すべきスペック・機能 |
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知名度 | |
使いやすさ | |
疲れにくさ | |
価格・コスパの良さ | |
機能の多さ | |
総合評価 |
プラチナ万年筆(PLATINUM)オ・レーヌプラスの6つの特徴
プラチナ万年筆(PLATINUM)オ・レーヌプラスの6つの特徴を詳しく見ていきましょう。
プラチナ万年筆(PLATINUM)オ・レーヌプラス特徴その1:
芯が折れにくいオ・レーヌ機構をさらに強化。最新の「オ・レーヌシールド機構」搭載
皆さんは、芯が折れにくいシャープペンシルってご存知ですか?
シャープペンシル特有の芯が折れる不満点を解消し、より快適な作業を実現したシャープペンシルのことです。
例えば、ゼブラ(ZEBRA)の「デルガード」や、ぺんてる(Pentel)の「オレンズ」などもそのうちの1つ。
その中でも、プラチナ万年筆(PLATINUM)のオ・レーヌシリーズは、実は芯が折れないシャープペンシルの元祖です。
芯を支えるパーツを増やし、芯の隙間をなくした「オ・レーヌ機構」により、芯が折れにくくなっています。
今回ご紹介するのは、そんなオ・レーヌシリーズのアップグレードモデル「オ・レーヌプラス」です。
オ・レーヌプラスには、従来の「オ・レーヌ機構」に加え、「オ・レーヌシールド機構」も搭載されています。
まず、従来の「オ・レーヌ機構」とは、通常芯を支えるのは先端のパーツと芯を繰り出すパーツの2つのところを、4つのパーツと3つの面で芯を支えることで、芯を折れにくくする機構のこと。
たくさんのパーツで芯の安定感を保ってくれるオ・レーヌ機構だけでも、芯がかなり折れにくくなっています。
そして、今回オ・レーヌプラスに追加された「オ・レーヌシールド機構」は、ペン先を二重構造にすることで、より本体の一体感を上げたというもの。
これにより、ペン先を含む内部の隙間がほとんどなくなるため、外側からの衝撃から内部の芯をより強固に支えてくれます。
オ・レーヌプラスは高レベルの耐芯性能を備えた、まさに芯が折れないシャープペンシルなのです。
さらに芯が折れなくなったオ・レーヌプラスを使えば、芯が折れるストレスから解放されるでしょう。
芯が折れるたびに作業のモチベーションが下がる、なんて心配も必要ございません。
芯が折れないシャープペンシルの元祖が生み出した最新作「オ・レーヌプラス」を使って、より快適かつ安定感のある作業時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
プラチナ万年筆(PLATINUM)オ・レーヌプラス特徴その2:
もはや芯を折る方が難しい。落下の衝撃にも対応した「芯タンクガード」を搭載
芯が折れてしまう時は、筆記時以外にもあります。
例えば、シャープペンシルをうっかり落下させてしまった時です。
本体に内蔵されたシャープペンシルに落下の衝撃が加わることで、本体内部で芯が折れてしまいます。
シャープペンシルを落下させた後、細かくバキバキになった芯が出てきた。なんて経験がきっとあるのではないでしょうか。
芯が中で折れると、折れた芯を取り出したり、その後何度もノックして芯を調節したりと、結構面倒臭いです。
落下の衝撃にも考慮されていると、万が一の場合にも安心して作業が進められそうですよね。
オ・レーヌプラスには、「芯タンクガード」が搭載されています。
芯タンクガードとは、落下時の芯タンク内の揺れに着目し、その揺れを最小限に抑えた機能のこと。
内部の芯を守るスリーブを後方に伸ばすことで、芯の重心をずらし、リブという留め具で保持することで揺れを抑制しています。
落下などの衝撃にも対策されたオ・レーヌプラスであれば、万が一の場合でも内部の芯をしっかりと守ることが可能です。
ちなみに、プラチナ万年筆(PLATINUM)が実施した落下試験の結果では、芯タンクガードを搭載したオ・レーヌプラスの耐芯強度は他のモデルのおよそ2倍に上がっているとのこと。
筆記時だけでなく、落下時の耐芯強度にも考慮されたオ・レーヌプラスでは、もはや芯を折る方が難しいほど。
これまで筆圧が高く、何度も芯をバキバキと折ってしまっていた方には、とってもオススメしたいシャープペンシルです。
オ・レーヌプラスであれば、芯は折れやすいという概念を変えてくれますよ。
プラチナ万年筆(PLATINUM)オ・レーヌプラス特徴その3:
筆記時も思わぬ衝撃にも対応。バネのクッションで力を吸収する「セーフティスライド」を搭載
皆さんは普段どのような角度でシャープペンシルを握っていますか?
例えば、ノートに対しほぼ直角で筆記したり、逆にシャープペンシルを寝かせて筆記したりと様々だと思います。
僕はシャープペンシルを寝かせて書くのが好きなのですが、この持ち方だとどうしても芯が折れやすくなってしまいます。
なぜなら、芯は縦方向には強度があるものの、横方向には極端に弱く、すぐに折れてしまうから。
加えて、筆圧が高めの方だと、何度もバキバキと折ってしまうと思います。
持ち方のクセに関わらず、芯が折れないシャープペンシルがあったら、気持ちよく作業出来そうですよね。
オ・レーヌプラスには、「セーフティスライド」が搭載されています。
セーフティスライドとは、強い力が芯に加わった時、内蔵したバネがクッションの役割を果たして、ペン先が沈み込むというもの。
そのため、うっかり芯に強い力をかけてしまったり、強度の弱い横方向の力が加わって芯が折れそうになっても、芯を守ってくれます。
これまでご紹介した機能を組み合わせたオ・レーヌプラスであれば、普通に使用していたらほぼ芯が折れることはないでしょう。
筆圧が高すぎて、芯の濃さ「H」のものを使用していた僕でも、「この前いつ折れたっけ?」と思うほど、芯が折れないです。
芯を守る機能が3つも搭載されたオ・レーヌプラスの耐芯強度は、まさに最高レベル。
他の芯が折れないシャープペンシルとは、別格の耐芯強度を誇ります。
芯が折れてペースを乱されるなんてことはなく、自分に最適なペースで作業時間を楽しんでください!
プラチナ万年筆(PLATINUM)オ・レーヌプラス特徴その4:
守るのは芯だけじゃない。先端パイプを守り、シャープペンシルの寿命を延ばす「パイプスライド式」
突然ですが、シャープペンシルが故障してしまう原因で、最も多いものってご存知ですか?
それは、シャープペンシルの最も先端に位置する「先端パイプ」です。
なぜなら、先端パイプがちょっとでも歪んでしまうと、芯を送り出すことが出来なくなるから。
そんな繊細な先端パイプなのですが、厄介なことにシャープペンシルを使わない時でも先端が尖り続けてしまいます。
そのため、持ち運びの際などに強い衝撃が加わると、ペンケースの中で引っかかったりして変形してしまう可能性があります。
さらには、ペンケース自体に穴を開けてしまう原因になることも。
僕自身も先端パイプが折れてしまって、今までに何本ものシャープペンシルをお釈迦にしてしまいました。
オ・レーヌプラスには、なんと繊細かつ重要な先端パイプを守る機能が搭載されています。
その名も「パイプスライド式」
パイプスライド式とは、ペン先にある先端パイプを本体内部に収納出来る機能のこと。
そのため、不使用時にはペン先を収納することで、先端パイプの破損を防ぐことが可能です。
また、ペンケースの中を傷つけてしまうことがなく、安心してガシガシ持ち運べるのも嬉しいポイントです。
パイプスライド式は、シャープペンシルだけでなく、身の回りのものも大事に出来る機能なんです。
オ・レーヌプラスが守るのは芯だけでなく、オ・レーヌプラス自身やその周りのもの全て。
作業を快適にするだけでなく、さらに配慮する範囲を増やしたオ・レーヌプラスはとっても優しいシャープペンシルだと思います。
ただ、パイプスライド式は手動なので、不要時にはしっかりと先端パイプを本体に押し込んでからペンケースの中に入れてくださいね!
プラチナ万年筆(PLATINUM)オ・レーヌプラス特徴その5:
芯1本でたっぷり書ける。芯の入れ替え作業も少なくなるゼロシン機構を搭載
「お気に入りのノートや机が芯で汚れてしまっている...」
この原因は大抵、シャープペンシル特有の「残芯」によるものです。
残芯とは、シャープペンシルの構造上使いきれず余ってしまうシャープ芯のこと。
シャープペンシルを使っているとほんの少し芯が余って出てくる、あれのことです。
ちなみに、一般的なシャープ芯の長さは60mmに対し、残芯の長さは15mm程度と言われています。
ほんの少しに見える残芯ですが、実は芯の約1/4を無駄にしてしまっているのです。
芯もタダじゃないので、よくよく考えるとすごく無駄にしている気持ちになりますよね。
オ・レーヌプラスは、残芯がたったの0.5mm以下とかなり無駄の少ないシャープペンシル。
芯を掴むチャックというパーツをペン先寄りに設置することで、残芯を短くすることが可能になっています。
一般的なシャープペンシルの場合、芯1本あたり約225m筆記出来るのですが、オ・レーヌプラスはなんと約300mも筆記が可能です。
実際オ・レーヌプラスを使ってみると、「芯1本でこんなにも書けるのか!」と驚くはず。
そして肝心の使用感については、一般的なシャープペンシルと全く変わらないのでご安心を。
芯を無駄にしないオ・レーヌプラスは、環境にも優しいシャープペンシル。
芯1本あたりで筆記可能な長さが伸びると、その分芯を入れ替える作業の頻度も下がるので、より作業に集中することが出来るでしょう。
オ・レーヌプラスは、シャープペンシルという特殊な筆記具の性質にとことん配慮したシャープペンシルです。
プラチナ万年筆(PLATINUM)オ・レーヌプラス特徴その6:
芯タンクガードがアクセントに。全5色の豊富なカラーバリエーションから選択可能
ここまで、オ・レーヌプラスの機能についてご紹介してきました。
オ・レーヌプラスは、芯を守る以外にもたくさんの実用的な機能が搭載された多機能シャープペンシル。
でも、本当に良いシャープペンシルというのは、機能だけでなくデザインにも考慮されているものだと思っています。
良いデザインというのは、次の行動を促進するもの。
お気に入りのデザインのシャープペンシルであれば、ついつい使いたくなって作業に取り掛かりやすくなるものです。
オ・レーヌプラスは、デザイン性の高いシャープペンシル。
カラーバリエーションは全5種類と比較的豊富で、シンプルなホワイトのようなものから、ビビットなライムグリーンまで幅広く展開されています。
そして、オ・レーヌプラスのデザインの最大の魅力は、本体内部がオレンジに着色されているところです。
落下時の耐芯強度を上げるために内蔵された「芯タンクガード」がオレンジに着色されており、体温計のようなデザインになっています。
まるでエネルギーがチャージされているような独特のデザインは、デザインのアクセントになっています。
下記の表にオ・レーヌプラスの芯径とカラーバリエーションについてまとめたので、ぜひ参考にしてみて下さい!
オ・レーヌプラスの芯径とカラーバリエーション
芯の太さ | カラーバリエーション |
0.5mm(5種類) | ホワイト(MOLS-450) チェリーピンク(MOLS-450) ライムグリーン(MOLS-450) セルリアンブルー(MOLS-450) ガンメタル(MOLS-450) |
【まとめ】自分にぴったりの高級シャープペンシルを見つけよう!
今回はオ・レーヌプラスの特徴について紹介しました!
オ・レーヌプラスは機能性抜群かつ、カラーも良いので、活躍するシーンが多いシャープペンシルだと思います。
いつも使っている文房具をこのオ・レーヌプラスに代えて、書くことをより楽しくしてみませんか?
他のオ・レーヌについて詳しく知りたい方はこちら!
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