パイロットのシャープペンシル

パイロット・オートマック(Automac)の4つの特徴や基本情報を紹介!

オートマック(Automac)は文具メーカーのパイロットが製造している高級シャープペンシルです。

オートマック(Automac)は「ノックなしで芯1本分書き続けられるシャープペンシル」をコンセプトに作られました。

今回は「書きやすさ」だけを徹底的に研究され製造された、オートマック(Automac)を紹介します!

※ちなみにオートマック(Automac)は、2021年1月に廃盤となり、生産終了しています。

 

この記事の目次

【パイロット(PILOT) オートマック(Automac)の基本情報】

まずはパイロット(PILOT) オートマック(Automac)の基本情報から。

パイロット(PILOT)オートマック(Automac)のスペック・性能などをざっくりと知りたい方はこちらを参考にどうぞ!

(他のシャーペン記事にも同じように基本情報をまとめてあるので、比較しやすいかと思います)

ブランド名 パイロット(PILOT)
製品名
(品番)
オートマック
(HAT-3SR)
種類 シャープペンシル
税込み価格 3,300円
芯径 0.5mm
カラーバリエーション

【全2色】

ブラック(HAT-3SR-B)
ダイヤモンドシルバー(HAT-3SR-DS)

長さ(全長) 142mm
太さ(最大径) 9.7mm
重さ(重量) 24g
ボディの素材 金属
グリップ(持ち手部分)の素材 金属
グリップ(持ち手部分)の柔らかさ 硬め
クリップの素材 金属
ノックボタンの素材 金属
消しゴムの有無
替えゴムの有無
(品番)

(HERF-10)
芯出しの方式 ダブルノック・セミオートマチック式
付属品 なし

 

特におすすめの人 学生(中学生、高校生、大学生)
キャッチフレーズ ノックなしでシン1本分書き続けられるシャープペンシル。
(オートマック(Automac)公式サイトより)
特筆すべきスペック・機能
  • ノックなしでOK。芯が自動で繰り出される「オートマック」
  • 持ち運びしても安心。ダブルノックによる先端出没機構
  • 機能性重視。無駄のない、洗礼された無機質なデザイン
  • 手元が滑らず、しっかり持てる。ローレット加工を採用
知名度
使いやすさ
疲れにくさ
価格・コスパの良さ
機能の多さ
総合評価

 

パイロット(PILOT)オートマック(Automac)の4つの特徴

パイロット(PILOT)オートマック(Automac)の4つの特徴を詳しく見ていきましょう。

 

パイロット(PILOT)オートマック(Automac)特徴その1:
ノックなしでOK。芯が自動で繰り出される「オートマック」

「なんだか集中力が続かないな...」

この原因の1つとして、芯を出すためのノックが挙げられます。

ノックは、シャープペンシルを使う上で当たり前になっている存在。

でも、冷静になって考えてみてください。

ノックするたびにシャープペンシルを持ち替えて、また持ち直してって、面倒な動きだと思いませんか?

芯がなくなるたびにノックすることに時間が取られ、せっかくの集中力も、無意識のうちに低下しています。

意識しないと気付きにくいですが、思っているよりもノックする回数は多いです。

 

オートマック(Automac)には、なんとノック不要で作業し続けられる夢のような機能が搭載されています。

その名も「オートマック(Automac)」

この機能は本体の名前にもなっており、まさにオートマック(Automac)の「顔」とも呼べる機能です。

では、気になるオートマック(Automac)の仕組みについて、詳しくご紹介します。

PILOT 公式サイト

オートマック(Automac)には従来のものにはない「チャックボール」という部品が搭載されています。

このチャックボールで、芯を固定しているのです。

先端のガイドパイプが紙面に触れることで、チャックボールに固定されていた芯が解放され、芯が引き出されます。

つまり、書き出しの1ノックだけで、シャープ芯1本分を使い切ることが出来るのです。

1回のノックではさほど違いは出ませんが、数十回、数百回となるとチリツモで大きな差が生まれます。

実際使ってみると、ノックフリーなことがこんなにも快適なのかと驚くはず。

オートマック(Automac)は集中力を持続させ、さらに多くの時間を生むシャープペンシルなのです。

 

オートマック(Automac)を使えば、集中力がいつもより30分、1時間と長く続くかもしれません。

オートマック(Automac)を使って、目の前の作業に没頭し、より密度の濃い充実した時間を過ごしてみてください。

 

パイロット(PILOT)オートマック(Automac)特徴その2:
持ち運びしても安心。ダブルノックによる先端出没機構

「シャープペンシルで、大切な服のポケットやペンケースを傷つけてしまった...」

このような経験はありませんか?

この原因は、シャープペンシルの「ガイドパイプ」という部分にあります。

ガイドパイプは、シャープペンシルの最も先端の尖ったパーツで、シャープ芯を正確に真っ直ぐ繰り出すために必要なもの。

でも、ガイドパイプは、シャープペンシルを使わない時でも常に出続けています。

そのため、持ち運びの際に強い衝撃が加わると、ガイドパイプで他のものを傷つけてしまいかねないのです。

シャープペンシルを気軽に、安心して持ち運べたらとっても嬉しいですよね。

 

オートマック(Automac)には「先端出没機構」が搭載されています。

この機能は、本体をダブルノックすることで、ガイドパイプを収納できるというもの。

常に外に出てしまっているはずのガイドパイプを収納できる先端出没機構は、とっても便利です。

また、ガイドパイプ自体の破損も防ぐことができるので、より長い間故障なく使用できます。

実際に使ってみると、ガイドパイプを本体から出すためにノックが1回増えるだけなので、ほぼ負担はありません。

先端出没機構は、必ずあった方が良いと言い切れる、便利な機能なのです。

 

オートマック(Automac)は、持ち運びしても安心できるシャープペンシル。

先端出没機構は、オートマック(Automac)自体と、その周りのものを大切にできるとっても優しい機能だと思います。

オートマック(Automac)たくさん持ち運んで、たくさん使い込んであげてください。

 

パイロット(PILOT)オートマック(Automac)特徴その3:
機能性重視。無駄のない、洗礼された無機質なデザイン

シャープペンシルは、書くための道具。

極論ですが、書くことだけを意識すると、デザイン性は全く意味のないものだと思います。

実際シャープペンシルを使っている時、目線は、目の前の作業にいっているはず。

言い過ぎかもしれませんが、より書きやすいシャープペンシルとなると、おしゃれなデザインは不要なのです。

 

オートマック(Automac)は、無駄のない、機能面重視のデザインです。

オートマック(Automac)の素材は、重厚感のあるフルメタルボディ。

重いシャープペンシルならではのコントロールのしやすさと、軽い力での筆記が可能となっています。

また、クリップは加工されていない、ただの一枚板のようなデザイン。

無機質なクリップだからこそ、付け根がすっきりしているので物を奥まで差し込むことができます。

また、クリップの抑えとなる玉の部分は丸く加工され、差し込んだ物を傷つけないように工夫されています。

オートマック(Automac)のデザインは、何か特徴的なパーツはなく、至ってシンプル。

オートマック(Automac)は「書くことだけ」に特化したデザインだと言えます。

 

オートマック(Automac)のデザインは、他のシャープペンシルと比べると、なんだか物足りないと感じるかもしれません。

ですが、一度手に取れば、他のものとはレベルの違う使い心地を体感させてくれます。

また、使っているうちに、無駄の削ぎ落とされた洗礼されたデザインがだんだんクセになってくるかもしれません。

 

パイロット(PILOT)オートマック(Automac)特徴その4:
手元が滑らず、しっかり持てる。ローレット加工を採用

皆さんは、金属グリップのシャープペンシルを使ったことがありますか?

金属グリップのメリットは、他の素材のグリップよりも重いため、本体が低重心になること。

低重心のシャープペンシルはペン先が軽い力でコントロールでき、小さい文字も問題なく筆記できます。

そのため、金属グリップは、書くことに特化した製図用シャープペンシルによく採用されています。

ですが、金属のグリップにはツルツルと滑りやすく、手汗も溜まりやすいデメリットも。

より使い勝手の良い金属グリップがあったら、試してみたいですよね。

 

オートマック(Automac)の金属グリップには、ローレット加工が施されています。

ローレットという言葉は、フランス語で小さい輪や車輪などを意味する「ルレット(roulette)」が由来です。

ローレット加工とは、車輪のように、グリップに十字の切れ込みが入った加工のこと。

この切れ込みが指の引っ掛かりとなり、手に吸い付くような快適な持ちやすさが実現できます。

また、グリップと指にわずかな隙間ができるため、手汗で蒸れることも防げます。

ローレット加工は、まさに金属グリップのデメリットを克服した画期的な加工なのです。

 

ローレット加工が施されたオートマック(Automac)を使えば、疲れにくく、長時間の作業が可能です、

グリップはシャープペンシルにおいて、最も大切な部分の1つ。

より快適に作業するなら、グリップにこだわられたオートマック(Automac)を使ってみてはいかがでしょうか。

 

【まとめ】自分にぴったりの高級シャープペンシルを見つけよう!

今回はオートマック(Automac)について紹介しました。

独自のノックなしで書き続けられる「オートマック(Automac)」を備えたオートマック(Automac)は「書くこと」だけを意識した実用性の高いシャープペンシルです。

大切な人へのプレゼント用やシャープペンシルにこだわりたい人におすすめです!

いつも使っている文房具をこのオートマック(Automac)に代えて、書くことをより楽しくしてみませんか?

 

-パイロットのシャープペンシル