皆さんは国内の文房具ブランド「プラチナ万年筆」をご存知ですか？
プラチナ万年筆が誕生したのは1919年で、なんと100年以上も歴史のある文房具ブランドです。
100年以上も愛され続けるのは、徹底した「美しい文房具」へのこだわりです。
【あわせて読みたい記事】プラチナ万年筆とはどんな文具メーカー？シャープペンシル4シリーズ・22本の一覧もご紹介
今回ご紹介するのは「ゼロシングラマーミニ」というシャープペンシルです。
ゼロシングラマーミニは、とにかく安価なところが特徴のシャープペンシルです。
ゼロシングラマーミニには一体どのようなこだわりがあるのか、詳しくご紹介します！
この記事の目次
【プラチナ万年筆（PLATINUM）ゼロシングラマーミニの基本情報】
まずはプラチナ万年筆（PLATINUM）ゼロシングラマーミニの基本情報から。
プラチナ万年筆（PLATINUM）ゼロシングラマーミニのスペック・性能などをざっくりと知りたい方はこちらを参考にどうぞ！
（他のシャーペン記事にも同じように基本情報をまとめてあるので、比較しやすいかと思います）
| ブランド名 | プラチナ万年筆（PLATINUM） |
| 製品名 （品番） |
ゼロシングラマーミニ （品番） |
| 種類 | シャープペンシル |
| 税込み価格 | 110円 |
| 芯径 | 0.5mm |
| カラーバリエーション | |
| 【全5色】 クリアブラック（MGMQ-100） クリアレッド（MGMQ-100） クリアグリーン（MGMQ-100） クリアブルー（MGMQ-100） クリアイエロー（MGMQ-100） |
|
| 長さ（全長） | 130mm |
| 太さ（最大径） | 13.3mm |
| 重さ（重量） | 11g |
| ボディの素材 | 樹脂（プラスチック） |
| グリップ（持ち手部分）の素材 | 樹脂（プラスチック） |
| グリップ（持ち手部分）の柔らかさ | 硬め |
| クリップの素材 | 樹脂（プラスチック） |
| ノックボタンの素材 | 樹脂（プラスチック） |
| 消しゴムの有無 | 有 |
| 替えゴムの有無 （品番） |
有 （ケシゴム-100G） |
| 芯出しの方式 | ノック式 |
| 付属品 | なし |
| 特におすすめの人 | 学生（中学生、高校生、大学生） |
| キャッチフレーズ | エコで低価格なシャープペンシルです！ |
| 特筆すべきスペック・機能 |
|
| 知名度 | |
| 使いやすさ | |
| 疲れにくさ | |
| 価格・コスパの良さ | |
| 機能の多さ | |
| 総合評価 |
プラチナ万年筆（PLATINUM）ゼロシングラマーミニの4つの特徴
プラチナ万年筆（PLATINUM）ゼロシングラマーミニの4つの特徴を詳しく見ていきましょう。
プラチナ万年筆（PLATINUM）ゼロシングラマーミニ特徴その1：
芯の無駄がなく、連続筆記も可能。残り0.5mmまでたっぷり使える「ゼロシン機構」
シャープペンシルには、特有の「残芯」問題が存在します。
残芯とは、シャープペンシルの構造上使いきれず余ってしまうシャープ芯のこと。
残りの芯が少なくなると、シャープペンシルからスルッと抜けたように出てくる、あれのことです。
ちなみに、一般的なシャープ芯の長さは60mmに対し、残芯の長さは15mm程度と言われています。
机上で見るとすごく短く見える残芯ですが、実は芯1本の約1/4を無駄にしてしまっているのです。
消耗品ではありますが、出来るだけ芯を無駄にしないシャープペンシルがあったら試してみたいですよね。
ゼロシングラマーミニには、「ゼロシン機構」を採用しています。
ゼロシン機構とは、本来15mm程度の長さのある残芯をたったの0.5mm以下に出来るというもの。
芯を掴むチャックというパーツをペン先寄りに設置することで、残芯を短くすることが可能にしています。
一般的なシャープペンシルの場合、芯1本あたり約225m筆記出来るのですが、ゼロシングラマーミニはなんと約300mも筆記が可能です。
実際ゼロシンを使ってみると、芯がなかなか減らず、1本を使い切る間隔がかなり長くなった気がします。
肝心の使用感については、一般的なシャープペンシルとそこまで変わらないのでご安心を！
芯を無駄にしないゼロシングラマーミニは、お財布にも環境にも優しいシャープペンシル。
芯1本あたりで筆記可能な長さが伸びると、その分芯を入れ替える作業の頻度も下がるので、より作業に集中しやすいのも嬉しいポイントです。
ゼロシングラマーミニは、シャープペンシル特有の残芯問題にとことん向き合ったシャープペンシルです。
プラチナ万年筆（PLATINUM）ゼロシングラマーミニ特徴その2：
「ラバーグリップ＋太軸ボディ」で限界を超えろ。最低限の力で筆記出来るシャープペンシル
「もっと頑張りたかったのに、手が疲れて作業が進められなかった...」
このように「あと一歩頑張り切れなかった」経験はありませんか？
やる気はあるのだけど手が痛くなって作業を進められず、なんだか達成感が出ない。
これではメリハリがつきづらく、そんな日が続けば自己肯定感も下がってしまいます。
疲労の根源は、皆さんが使用しているシャープペンシルの「グリップ」にあると思っています。
なぜなら、最も疲労が溜まるのは、シャープペンシルを支える手元だから。
シャープペンシルを握っていると、まずは中指の第一関節が痛くなりますよね。
その後、この疲労は指全体、手首、腕、肩、首と徐々に疲労が広がっていきます。
疲労が広がると作業中の休憩の頻度が上がったり、気が散って作業に集中出来ず限界を迎えてしまうのです。
自分の決めた目標を達成するためにも、出来るだけ疲れにくいシャープペンシルを選びたいですよね。
ゼロシングラマーミニには、作業の疲れを出来るだけ抑えてくれる仕組みが2つあります。
1つ目は、弾力のあるラバーグリップが搭載されているところです。
ラバーグリップとは、ラバー特有のプニプニとした弾力で手元の疲労を軽減してくれるというもの。
柔らかいラバーグリップを搭載したゼロシングラマーミニを使えば、長時間の作業でも手が疲れにくく、快適に作業することが可能です。
2つ目は、比較的太めのボディにあります。
ゼロシングラマーミニの太さは13.3mmと、一般的なシャープペンシルよりもそこそこ太め。
（ちなみに、皆さんご存知の三菱鉛筆（uni）「クルトガ・スタンダードモデル」の太さは10.7mmです。）
ゼロシングラマーミニの太軸のボディは、細軸のものに比べて軽い力で握り込むことが出来、最低限の力で筆記出来る魅力があります。
ラバーグリップ＋太軸ボディで疲れにくさを実現したゼロシングラマーミニであれば、普段諦めていた「あと一歩」が頑張れるようになります。
それは例え5分や10分だったとしても、長い目で見れば大きな変化を生む時間です。
そして、毎回の作業で普段の自分よりも頑張れたという経験は、きっと自信になって返ってきます。
ゼロシングラマーミニを使って、これまでの自分のデッドラインを超えていってほしいです。
プラチナ万年筆（PLATINUM）ゼロシングラマーミニ特徴その3：
高クオリティなのに、たったの100円（税抜）。予備のシャープペンシルとしてもおすすめ
ここまでゼロシングラマーミニの機能性についてご紹介してきました。
シャープペンシルはやはり書く道具なので、機能性はとっても大切です。
ですが、機能性と同じくらい、もしくはそれ以上に大切なのが「価格」です。
どれだけ機能性が良くとも、価格が高いとなかなか手が出しづらいものです。
更にシャープペンシルは急に故障するリスクもあり、予備のためにシャープペンシルを最低2本は所持したいところ。
複数のシャープペンシルも購入するとなると、出来るだけシャープペンシルにかけるコストは抑えたいところですよね。
ゼロシングラマーミニの価格は、たったの100円（税抜）。
数々のシャープペンシルを見てきましたが、ゼロシングラマーミニの価格は間違いなく最安価と言えるでしょう。
では、ゼロシングラマーミニはどうしてこのような低価格が実現出来ているのか。
それは、実用性に特化して、その他の部分は必要最低限のものに調整しているから。
無駄な装飾は省き、その上原料には、加工しやすく低価格なプラスチックを使用しています。
低価格のゼロシングラマーミニは、お金にあまり余裕のない学生にも優しいシャープペンシルです！
「コスパの良い予備のシャープペンシルが欲しいな...」
そんな方にとって、ゼロシングラマーミニは最適なシャープペンシルだと思います！
最近だと、100均のダイソーやセリアにも販売されているそうです。
低価格なので、もしゼロシングラマーミニが気になったら是非一度試してみてはいかがでしょうか！
プラチナ万年筆（PLATINUM）ゼロシングラマーミニ特徴その4：
環境問題、無視出来る？再生プラスチックを使用した環境に優しいシャープペンシル
現在日本を含む世界では、深刻な環境問題が話題になっています。
皆さんも「地球温暖化」などの言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
環境問題の原因の1つとして挙げられるのが、過度な化石燃料の使用です。
化石燃料には、シャープペンシルにもよく使用されているプラスチックも含まれます。
そこで現在日本では、プラスチック削減のため様々な取り組みが行っています。
例えばエコバッグの使用促進や、紙ストローの普及など。
私たちも出来る範囲で環境問題に貢献し、自然豊かな地球を後世にも残していきたいものです。
ゼロシングラマーミニは、再生プラスチックが使用されています。
再生プラスチックとは、使用済みのプラスチックをリサイクルして出来たもののこと。
ゴミ処理場に行くはずだったプラスチックが、シャープペンシルとして蘇っているのです。
原料は、フィルム用芯材、CD、ヘッドライトの端材、レンズなど多岐にわたります。
ゼロシングラマーミニは、そんな環境に優しい再生プラスチックを使用して作られたシャープペンシルなのです。
ゼロシングラマーミニは、再生プラスチックを多く使用している上に、残芯が短くエコな点から、計3つもの環境制度に認定されています。
その名も「グリーン購入法適合商品」「エコ商品ねっと掲載商品」「エコマーク」です！
それぞれの制度の詳細については、下記にまとめているので是非ご覧ください。
ゼロシングラマーミニが認定されている制度名とその条件について
| 制度名 | 指定条件 |
| グリーン購入法適合商品 | ライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品として（公財）日本環境協会が認定した商品 |
| エコ商品ねっと掲載商品 | 日本最大級の環境情報データベースの基準を満たした商品 |
| エコマーク | 環境省所管の財団法人日本環境協会によって、環境保全に役立つと認定された商品と認められたもの |
ゼロシングラマーミニを使えば、身近なシャープペンシルを通して、環境問題に貢献することが出来ます。
これまで環境問題について特に意識してこなかった方も、まずは環境に優しいゼロシングラマーミニを選んで、自分の出来るところからちょっとずつ貢献してみてはいかがでしょうか。
【まとめ】自分にぴったりのシャープペンシルを見つけよう！
今回はゼロシングラマーミニの特徴について紹介しました！
ゼロシングラマーミニは価格が安い上に高性能なので、用途に合わせて使い分けたり、いつも使っているメインのシャープペンシルが壊れてしまった時用のサブのシャープペンシルとして持っておくと良いと思います！
いつも使っている文房具にこのゼロシングラマーミニに加えて、書くことをより楽しくしてみませんか？
プラチナ万年筆について詳しく知りたい方はこちら！
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