皆さんは国内の文房具ブランド「プラチナ万年筆」をご存知ですか?
プラチナ万年筆が誕生したのは1919年で、なんと100年以上も歴史のある文房具ブランドです。
100年以上も愛され続けるのは、徹底した「美しい文房具」へのこだわりです。
【あわせて読みたい記事】プラチナ万年筆とはどんな文具メーカー?シャープペンシル4シリーズ・22本の一覧もご紹介
今回ご紹介するのは「プロユース(MSD-500)」というシャープペンシルです。
プロユース(MSD-500)には一体どのようなこだわりがあるのか、詳しくご紹介します!
※プロユース(MSD-500)は2023年3月現在、廃盤となっています。
この記事の目次
【プラチナ万年筆(PLATINUM)プロユース(MSD-500)の基本情報】
まずはプラチナ万年筆(PLATINUM)プロユース(MSD-500)の基本情報から。
プラチナ万年筆(PLATINUM)プロユース(MSD-500)のスペック・性能などをざっくりと知りたい方はこちらを参考にどうぞ!
(他のシャーペン記事にも同じように基本情報をまとめてあるので、比較しやすいかと思います)
ブランド名 | プラチナ万年筆(PLATINUM) |
製品名 (品番) |
プロユース (MSD-500) |
種類 | シャープペンシル |
税込み価格 | 550円 |
芯径 | 0.3mm 0.5mm 0.7mm |
カラーバリエーション | |
ブラック(MSD-500) | |
長さ(全長) | 143mm |
太さ(最大径) | 10mm |
重さ(重量) | 13g |
ボディの素材 | 樹脂(プラスチック) |
グリップ(持ち手部分)の素材 | ラバーグリップ |
グリップ(持ち手部分)の柔らかさ | 硬め |
クリップの素材 | 金属 |
ノックボタンの素材 | 金属 |
消しゴムの有無 | 有 |
替えゴムの有無 (品番) |
有 (ケシゴム-100A1) |
芯出しの方式 | ノック式 |
付属品 | なし |
特におすすめの人 | 学生(中学生、高校生、大学生) |
キャッチフレーズ | シンプルな製図用シャープペンシル! コスパ最強です! |
特筆すべきスペック・機能 |
|
知名度 | |
使いやすさ | |
疲れにくさ | |
価格・コスパの良さ | |
機能の多さ | |
総合評価 |
プラチナ万年筆(PLATINUM)プロユース(MSD-500)の5つの特徴
プラチナ万年筆(PLATINUM)プロユース(MSD-500)の5つの特徴を詳しく見ていきましょう。
プラチナ万年筆(PLATINUM)プロユース(MSD-500)特徴その1:
綺麗に書けるから、楽しくなる。ステップヘッド型を採用した長めのペン先
「もっと綺麗な文字が書けたら、気持ちよく作業出来そうなのにな...」
誰しも一度は、今よりも綺麗な文字を書いてみたいですよね。
でも、ふと自分が書いたノートやメモ帳を見返すと、想像以上に汚くてガッカリしたことがあるのではないでしょうか。
特にスピードの速い授業などの急いで筆記した時のものなんて、見てられないレベルのことも。笑
これでは、書くこと自体が嫌になり、作業のモチベーションも上がるわけありません。
この原因の1つは、文字を書く時にペン先が手元で隠れてしまい、ペン先を見ながら書くことが出来ないから。
手元を見ずに、なんとなく頭でイメージして書いているからこそ、想像以上に文字が汚くなってしまうのです。
書くことが楽しくなるような、綺麗な文字が書きやすいシャープペンシルがあったら欲しいですよね。
プロユース(MSD-500)は、プラチナ万年筆(PLATINUM)が販売するプロ仕様の製図用シャープペンシル。
プロユース(MSD-500)の最大の特徴は、一般的なものよりも先端のパイプが長めに作られているところです。
たった4mm程度ですが、この4mmが筆記を大きく変えるのです。
一般的なシャープペンシルだと、ペン先が手元と重なって見づらいですが、プロユース(MSD-500)なら視界良好。
ペン先をしっかりと確認しながら筆記出来るので、綺麗な文字が書きやすいです。
手元を見ながら書く文字と、手元が見づらい中書いた文字との差は歴然。
定規を使って線を引く時にも、とっても便利な機能ですよ。
また、プロユース(MSD-500)のペン先は、本体からペン先にかけて急激に細くなる「ステップヘッド型」を採用しています。
一般的な円錐型のものよりも、無駄を削ぎ落としたステップヘッド状のペン先は格段に見やすく、視界がさらに広がって書きやすいです。
プロユース(MSD-500)のペン先からは、一般的なものとは別格の筆記に対する強いこだわりが感じられます。
プロユース(MSD-500)を使えば、きっと綺麗な文字が書けるようになり、作業時間も楽しくなるでしょう。
作業内容に関わらず、書くことに対してモチベーションが上がる。そんなシャープペンシルが欲しい方は「プロユース(MSD-500)」がオススメです。
プラチナ万年筆(PLATINUM)プロユース(MSD-500)特徴その2:
しっかり握れるから、筆記が安定する。手が小さめの方でも安心の細軸ボディ
シャープペンシルを選ぶ上で「太さ」はとっても重要で、難しくもある要素の1つです。
なぜなら、人の手の形はそれぞれ異なり、好みによっても最適な太さは異なってくるから。
このように数々の要素がある中、シャーペンオタクの僕が最も大切だと思うのが「しっかり握り込める太さ」かどうかです。
しっかり握り込めると、軸が安定し、ブレない筆記を続けることが出来るから。
特に手の小さい女性は、注意した方が良いポイントです。
今回ご紹介しているプロユース(MSD-500)は、手の小さい女性にもおすすめ出来る製図用シャープペンシル。
プロユース(MSD-500)の太さは10mmと、かなり細めです。
(ちなみに、有名細軸シャープペンシルである三菱鉛筆(uni)「クルトガ・スタンダードモデル」の太さは10.7mm。)
プロユース(MSD-500)は、なんとクルトガよりも細く、手の小さい女性を含む幅広い方がしっかりと握り込むことが出来ます。
そのため、長時間の作業でも安定感のある筆記を保ち続けることが出来るのです。
さらにはポケットに入れやすかったり、ペンケースやメモ帳の中がかさばらないのも嬉しいポイントです。
プロユース(MSD-500)は、幅広い方の安定した筆記をサポート出来るシャープペンシルです。
「今使っているシャープペンシル、よくよく考えるとしっかり握り込めてないかも...」
そんな方は、細軸のプロユース(MSD-500)を是非一度お試ししてみてはいかがでしょうか。
プラチナ万年筆(PLATINUM)プロユース(MSD-500)特徴その3:
製図用ではかなり珍しい。手に吸い付くような握り心地を実現したラバーグリップ
先ほどご紹介したように、プロユース(MSD-500)は細軸のシャープペンシル。
細軸なため、誰でもしっかりと握り込むことが出来、安定感のある筆記を実現しています。
ですが、その分ついつい必要以上の力が入ってしまい、思っていたより早く手が疲れてしまうデメリットがあります。
長時間の作業になると徐々に手に力が入りづらくなり、手元がツルツルと滑ってしまうなんてことも。
長時間の作業でも、ガシガシ使っていけるような製図用シャープペンシルがあったら最高ですよね。
プロユース(MSD-500)には、なんとラバーグリップが採用されています。
ラバーグリップとは、ラバー特有のプニプニとした弾力で手元の疲労を軽減してくれるというもの。
そのため、プロユース(MSD-500)であれば、長時間の作業でも手が疲れにくく、より快適に作業することが可能です。
また、ラバーグリップは滑り止めの役割を果たし、手に吸い付くような抜群のフィット感があります。
程よい柔らかさのため「ラバーが柔らかすぎて、軸がブレてしまう...」なんてこともないでしょう。
製図用シャープペンシルにも関わらず、ラバーグリップが搭載されているものは、とっても珍しいです。
ラバーグリップを採用している分、製図用シャープペンシル特有の洗礼されたビジュアルさは落ちますが、使い心地は最高です。
プロユース(MSD-500)は、普段使いでもガシガシ使っていける、万能的な製図用シャープペンシルです。
プラチナ万年筆(PLATINUM)プロユース(MSD-500)特徴その4:
たったの500円(税抜)で手に入る。学生でも試しやすいコスパ最強の製図用シャープペンシル
ここまで、プロユース(MSD-500)の性能についてご紹介してきました。
プロユース(MSD-500)は、プラチナ万年筆(PLATINUM)が販売する、高性能な製図用シャープペンシルです。
既に性能については上記でご説明済みですが、もう1つ気になるのが「価格」です。
シャープペンシルを選ぶ上で、価格はとっても大切な要素です。
どんなに性能が良い魅力的なシャープペンシルでも、価格が高いとなかなか手が出しづらいから。
実際のところ、1,000円(税抜)を超えると「高いな...」と感じて、購入を躊躇する方も多いと思います。
そして、シャープペンシルは1本では足りず、予備用も含めると必ず複数本所持する必要があります。
出来るだけ1本あたりのコストを減らせるよう、コスパの良いシャープペンシルを選びたいものです。
プロユース(MSD-500)の価格は、たったの500円(税抜)。
製図用シャープペンシルであるところ、その他の高い機能面を考慮するとかなりコスパが良いと思います。
プロユース(MSD-500)は、どうしてこのような低価格が実現出来ているのか。
それは、ボディに安価で加工しやすいプラスチックを使用しているから。
一般的な製図用シャープペンシルのボディには金属を使用している場合が多いですが、プロユース(MSD-500)では、コストを削減するために軸の素材にプラスチックを使用しています。
そのため、学生でも手が出しやすい500円(税抜)という低価格を実現出来ているのです。
コスパの良いプロユース(MSD-500)であれば、比較的購入のハードルは低いと思います。
500円(税抜)で良質な製図用シャープペンシルが購入できると思えば、とってもお手軽だと思いませんか?
製図用シャープペンシルの使用感が気になった方、プロユース(MSD-500)の機能性が気になった方は、是非一度試してみてはいかがでしょうか。
プラチナ万年筆(PLATINUM)プロユース(MSD-500)特徴その5:
安いから、揃えやすい。全3種類の芯径から、自分に合ったものを選ぼう
皆さんはシャープペンシルの芯径ってどうやって選んでいますか?
大抵の方が、なんとなく芯径0.5mmのものを使い続けているのではないでしょうか。
確かに日本では、芯径0.5mmが主流とされています。
日本語はひらがな・カタカナ・漢字と細かさの異なる文字を使い分けるため、筆記の太さが調整しやすいものが良いためです。
しかし、世界では芯径0.7mmが主流とされています。
アルファベットやアラビア語などの海外の言語は、太い芯でも書きやすいからです。
世界的に見ると、芯径0.5mmが当たり前というわけではないのです。
このように、使用シーン、さらには個人の好みによっても最適な芯径は変わります。
例えば、細かい筆記をしたいときや、大きく書き出したい時などでも、出来ることならその都度芯径は変えるべきなのです。
でも、芯径が変わるごとにシャープペンシルの種類が変わってしまうのは、正直違和感があるもの。
芯径が違っても、慣れ親しんだシャープペンシルを使い続けられたら、とっても嬉しいですよね。
プロユース(MSD-500)は、全3種類の芯径から選ぶ事ができます。
芯径の種類は、0.3mm、0.5mm、0.7mmの3種類展開です。
一般的な芯径0.5mmに加え、近年女性に人気の芯径0.3mmや、太めの芯径0.7mmなど幅広い方の好みやシーンに対応しています。
この3種類の芯径を使いこなせれば、きっと大体のシーンで最適な筆記感を楽しむことが出来るでしょう。
それぞれの芯径について、特徴やオススメの使用シーンをまとめたので、参考にしてみてください!
シャープペンシルの芯径の選び方
- 0.3mmは、イラストやデザインなどの繊細なタッチをする方にオススメ
- 0.5mmは、受験勉強や事務作業などの一般的なシーンで使いたい方にオススメ
- 0.7mmは、筆圧が高く、0.5mmではすぐに芯を折ってしまう方にオススメ
また、プロユース(MSD-500)の中央にあるリングには、芯径が一目でわかる着色が施されています。
そのため、複数所持していても一目で見分けがつき、間違えて使用してしまうことも少ないでしょう。
下記の表に芯径とリングカラーについてまとめたので、是非参考にしてみてください!
プロユース(MSD-500)の芯径とリングカラーの一覧
芯の太さ | カラー |
0.3mm | シルバー |
0.5mm | グレー |
0.7mm | ブラック |
さらに、同じくプロユース(MSD-500)の中央のリングには、芯の濃さも一目でわかる「芯硬度表示窓」が搭載されています。
そのため、芯径が同じものでも芯の濃さに合わせて使い分けやすく、よりシーンに合ったシャープペンシルで筆記することが可能です。
プロユース(MSD-500)は、複数の芯径や芯の濃さを使い分けるためのプロ仕様のシャープペンシル。
低価格なので、プロユース(MSD-500)の購入を機に、未経験の芯径にチャレンジしてみても良いかもしれません!
【まとめ】自分にぴったりの高級シャープペンシルを見つけよう!
今回はプロユース(MSD-500)の特徴について紹介しました!
プロユース(MSD-500)は高級感のある大人のシャープペンシルなので、大切な人へのプレゼント用やシャープペンシルにこだわりたい人におすすめです!
いつも使っている文房具をこのプロユース(MSD-500)に代えて、書くことをより楽しくしてみませんか?
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