皆さんは国内の文房具ブランド「プラチナ万年筆」をご存知ですか?
プラチナ万年筆が誕生したのは1919年で、なんと100年以上も歴史のある文房具ブランドです。
100年以上も愛され続けるのは、徹底した「美しい文房具」へのこだわりです。
今回ご紹介するのは「プロユース(MSD-300)」というシャープペンシルです。
プロユース(MSD-300)には一体どのようなこだわりがあるのか、詳しくご紹介します!
※プロユース(MSD-300)は2023年3月現在、廃盤となっています。
この記事の目次
【プラチナ万年筆(PLATINUM)プロユース(MSD-300)の基本情報】
まずはプラチナ万年筆(PLATINUM)プロユース(MSD-300)の基本情報から。
プラチナ万年筆(PLATINUM)プロユース(MSD-300)のスペック・性能などをざっくりと知りたい方はこちらを参考にどうぞ!
(他のシャーペン記事にも同じように基本情報をまとめてあるので、比較しやすいかと思います)
ブランド名 | プラチナ万年筆(PLATINUM) |
製品名 (品番) |
プロユース (MSD-300) |
種類 | シャープペンシル |
税込み価格 | 330円 |
芯径 | 0.3mm 0.5mm 0.7mm |
カラーバリエーション | |
【全3色】 シルバー(MSD-300) ブルー(MSD-300) ブラック(MSD-300) |
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長さ(全長) | 145.5mm |
太さ(最大径) | 9.5mm |
重さ(重量) | 9.2g |
ボディの素材 | 樹脂(プラスチック) |
グリップ(持ち手部分)の素材 | 樹脂(プラスチック) |
グリップ(持ち手部分)の柔らかさ | 硬め |
クリップの素材 | 金属 |
ノックボタンの素材 | 樹脂(プラスチック) |
消しゴムの有無 | 有 |
替えゴムの有無 (品番) |
有 (ケシゴム-100A1) |
芯出しの方式 | ノック式 |
付属品 | なし |
特におすすめの人 | 学生(中学生、高校生、大学生) |
キャッチフレーズ | 安価な万能シャープペンシル! 予備のシャープペンシルとしてオススメ! |
特筆すべきスペック・機能 |
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知名度 | |
使いやすさ | |
疲れにくさ | |
価格・コスパの良さ | |
機能の多さ | |
総合評価 |
プラチナ万年筆(PLATINUM)プロユース(MSD-300)の4つの特徴
プラチナ万年筆(PLATINUM)プロユース(MSD-300)の4つの特徴を詳しく見ていきましょう。
プラチナ万年筆(PLATINUM)プロユース(MSD-300)特徴その1:
製図用特有の長めのペン先。無駄のないステップヘッド型で筆記時の視界良好
ふと自分が綴ったノートを見返した時、「思っていたより汚っ!」と感じたことはありませんか?
思い通りの綺麗な文字って、なかなか書くことが難しいですよね。
実は、綺麗な文字を書こうとしても書けないのには、大きな原因があります。
それは、文字を書く時にペン先が手元で隠れてしまい、ペン先を見ながら書くことが出来ていないから。
手元を見ずに、なんとなく頭でイメージして書いているからこそ、想像以上に文字が汚くなってしまうのです。
書くことが楽しくなるような、綺麗な文字が書きやすいシャープペンシルがあったら欲しいですよね。
プロユース(MSD-300)は、プラチナ万年筆(PLATINUM)が販売する製図用シャープペンシル。
プロユース(MSD-300)の最大の特徴は、一般的なものよりも先端のパイプが長めに作られているところです。
たった4mm程度ですが、この4mmが筆記を大きく変えるのです。
一般的なシャープペンシルだとペン先が手元と重なって見づらいですが、プロユース(MSD-300)なら視界良好。
ペン先をしっかりと確認しながら筆記出来るので、綺麗な文字が書きやすいです。
手元を見ながら書く文字と、手元が見づらい中書いた文字との差は歴然。
定規を使って線を引く時にも、とっても便利な機能ですよ。
また、プロユース(MSD-300)のペン先は、本体からペン先にかけて急激に細くなる「ステップヘッド型」を採用しています。
一般的な円錐型のものよりも、無駄を削ぎ落としたステップヘッド状のペン先は格段に見やすく、視界がさらに広がって書きやすいです。
プロユース(MSD-300)を使えば、きっと今までよりも綺麗な文字が書きやすいと思います。
シャープペンシルは、書くためのものであり、書く楽しさを味わえるものでもあります。
普段の作業を単なる作業で終わらせるのではなく、書くことの楽しさを嗜む優雅な時間にしてみませんか?
プラチナ万年筆(PLATINUM)プロユース(MSD-300)特徴その2:
ガシッと握り込める細軸。滑り止め加工も施されて、筆記の安定感のレベルMAX
皆さんは、シャープペンシルの太さってこだわりがありますか?
きっと何かしらこだわりがある方が多いと思いますが、その好みは人それぞれ全く異なるものだと思います。
なぜなら、人の手の形は様々で、好みの握り方も百人百様だから。
このように数々の要素がある中、シャーペンオタクの僕が最も大切だと思うのが「しっかり握り込める太さ」かどうかです。
しっかり握り込めると、軸が安定し、ブレない筆記を続けることが出来るから。
特に手の小さい女性は、注意した方が良いポイントです。
今回ご紹介しているプロユース(MSD-300)は、かなり細軸の製図用シャープペンシル。
プロユース(MSD-300)の太さは9.5mmと、かなり細めです。
(ちなみに、有名細軸シャープペンシルである三菱鉛筆(uni)「クルトガ・スタンダードモデル」の太さは10.7mm。)
プロユース(MSD-300)はクルトガよりも細く、手の小さい女性を含む幅広い方がしっかりと握り込むことが出来ます。
また、プロユース(MSD-300)のグリップには細かい溝が施されており、滑り止めの役割も果たしています。
そのため、長時間の作業で手が疲れてきても、溝が手に引っかかりを生むことで筆記の安定感を保ちます。
プロユース(MSD-300)の細軸と滑り止め加工は、相性抜群の機能です。
プロユース(MSD-300)は、幅広い方の安定した筆記をサポート出来るシャープペンシル。
「今使っているシャープペンシル、よくよく考えるとしっかり握り込めてないかも...」
そんな方は、細軸のプロユース(MSD-300)を是非一度お試ししてみてはいかがでしょうか。
プラチナ万年筆(PLATINUM)プロユース(MSD-300)特徴その3:
1本あたり300円(税抜)。世界で最も安い製図用シャープペンシル
シャープペンシルを選ぶ上で、価格はとっても大切な要素です。
どんなに性能が良い魅力的なシャープペンシルでも、価格が高いとなかなか手が出しづらいから。
実際のところ、1,000円(税抜)を超えると「高いな...」と感じて、購入を躊躇する方も多いと思います。
そして、シャープペンシルは1本では足りず、予備用も含めると必ず複数本所持する必要があります。
出来るだけ1本あたりのコストを減らせるよう、コスパの良いシャープペンシルを選びたいものです。
プロユース(MSD-300)の価格は、たったの300円(税抜)。
製図用シャープペンシルであるところ、その他の高い機能面を考慮するとかなりコスパが良いと思います。
プロユース(MSD-300)は、どうしてこのような低価格が実現出来ているのか。
それは、ボディに安価で加工しやすいプラスチックを使用しているから。
一般的な製図用シャープペンシルのボディには金属を使用している場合が多いですが、プロユース(MSD-300)では、コストを削減するために軸の素材にプラスチックを使用しています。
そのため、誰にでも手が出しやすい300円(税抜)という低価格を実現出来ているのです。
プロユース(MSD-300)は、シャーペンオタクの僕が知りうる限り、世界で最も安い製図用シャープペンシルです。
あまりにお手軽すぎるので、予備のシャープペンシルとしてもオススメ出来ます。
製図用シャープペンシル初心者の方にも、プロユース(MSD-300)はとってもオススメです!
プラチナ万年筆(PLATINUM)プロユース(MSD-300)特徴その4:
全部揃えても1,000円以下。全3種類の芯径を使い分けて、極上の筆記を楽しもう
皆さんはシャープペンシルの芯径ってどうやって選んでいますか?
大抵の方が、なんとなく芯径0.5mmのものを使い続けているのではないでしょうか。
確かに、日本で最も主流な芯径は0.5mmです。
ですが、使用シーン、さらには個人の好みによっても最適な芯径は変わります。
例えば、細かい筆記をしたいときや、大きく書き出したい時などでも、出来ることならその都度芯径は変えるべきなのです。
でも、芯径が変わるごとにシャープペンシルの種類が変わってしまうのは、正直違和感があるもの。
芯径が違っても、慣れ親しんだシャープペンシルを使い続けられたら、とっても嬉しいですよね。
プロユース(MSD-300)は、全3種類の芯径から選ぶ事ができます。
芯径の種類は、0.3mm、0.5mm、0.7mmの3種類展開です。
一般的な芯径0.5mmに加え、近年女性に人気の芯径0.3mmや、太めの芯径0.7mmなど幅広い方の好みやシーンに対応しています。
この3種類の芯径を使いこなせれば、きっと大体のシーンで最適な筆記感を楽しむことが出来るでしょう。
それぞれの芯径について、特徴やオススメの使用シーンをまとめたので、参考にしてみてください!
シャープペンシルの芯径の選び方
- 0.3mmは、イラストやデザインなどの繊細なタッチをする方にオススメ
- 0.5mmは、受験勉強や事務作業などの一般的なシーンで使いたい方にオススメ
- 0.7mmは、筆圧が高く、0.5mmではすぐに芯を折ってしまう方にオススメ
また、プロユース(MSD-300)は、芯径ごとにカラーバリエーションが異なります。
そのため、ペンケースの中に複数入っていても一目で見分けがつき、間違えて使用してしまうことも少ないでしょう。
下記の表に芯径とカラーバリエーションについてまとめたので、是非参考にしてみてください!
プロユース(MSD-500)の芯径とリングカラーの一覧
芯の太さ | カラー |
0.3mm | シルバー(MSD-300) |
0.5mm | ブルー(MSD-300) |
0.7mm | ブラック(MSD-300) |
さらに、プロユース(MSD-300)のノックボタンには、芯の濃さも一目でわかる「芯硬度表示窓」が搭載されています。
そのため、芯径だけでなく、芯の濃さにもこだわりを持ちやすくなっています。
プロユース(MSD-300)は、複数の芯径や芯の濃さを使い分けるためのプロ仕様の製図シャープペンシル。
全3種類の芯径分揃えても1,000円(税抜)以下なので、ぜひ使用シーンに応じてその都度最適な芯径に変え、極上の筆記を味わってみて欲しいです。
【まとめ】自分にぴったりの高級シャープペンシルを見つけよう!
今回はプロユース(MSD-300)の特徴について紹介しました!
プロユース(MSD-300)は高級感のある大人のシャープペンシルなので、大切な人へのプレゼント用やシャープペンシルにこだわりたい人におすすめです!
いつも使っている文房具をこのプロユース(MSD-300)に代えて、書くことをより楽しくしてみませんか?