パイロットのシャープペンシル

パイロット・ドクターグリップGスペックソフトグリップの4つの特徴や基本情報を紹介!

ドクターグリップが販売されてから10年、第二世代のドクターグリップとして登場したのがこの「ドクターグリップGスペック」です!

このドクターグリップGスペックのデザインは革命的で、現在販売されている多くのドクターグリップの元になっています。

初代ドクターグリップからどのような進化を遂げたのか、紹介していきます!

 

この記事の目次

【パイロット(PILOT)ドクターグリップGスペックソフトグリップの基本情報】

まずはパイロット(PILOT)ドクターグリップGスペックソフトグリップの基本情報から。

パイロット(PILOT)ドクターグリップGスペックソフトグリップのスペック・性能などをざっくりと知りたい方はこちらを参考にどうぞ!

(他のシャーペン記事にも同じように基本情報をまとめてあるので、比較しやすいかと思います)

ブランド名 パイロット(PILOT)
製品名
(品番)
ドクターグリップGスペックソフトグリップ
(BDGS-60R)
種類 シャープペンシル
税込み価格 660円
芯径 0.5mm
カラーバリエーション
【全2色】
ブラック(BDGS-60R-B)
ソフトブルー(BDGS-60R-SL)
長さ(全長) 142mm
太さ(最大径) 14.2mm
重さ(重量) 19.7g
ボディの素材 樹脂(プラスチック)
グリップ(持ち手部分)の素材 シリコンラバー
グリップ(持ち手部分)の柔らかさ かなり柔らかめ
クリップの素材 金属
ノックボタンの素材 樹脂(プラスチック)
消しゴムの有無
替えゴムの有無
(品番)

(HERF-10)
芯出しの方式 フレフレ式
ノック式
付属品 なし

 

特におすすめの人 学生(中学生、高校生、大学生)
キャッチフレーズ 首・肩・腕への負担を軽減
ドクターグリップにニューバージョンが登場!
(ドクターグリップGスペックソフトグリップ公式サイトより)
特筆すべきスペック・機能
  • ドクターグリップが進化。2層のシリコンラバーを搭載した「新開発ソフトグリップ」
  • 最高レベルの操作性。慣性モーメントに着目した「最適な重量バランス」
  • 視覚的にも疲労を軽減。「2004年度のグッドデザイン賞受賞作品」
  • ノックして芯を出すのはもう遅い。振るだけで芯が出る「フレフレ機構」
知名度
使いやすさ
疲れにくさ
価格・コスパの良さ
機能の多さ
総合評価

 

パイロット(PILOT)ドクターグリップGスペックソフトグリップの4つの特徴

パイロット(PILOT) ドクターグリップGスペックソフトグリップの4つの特徴を詳しく見ていきましょう。

 

パイロット(PILOT) ドクターグリップGスペックソフトグリップ特徴その1:
ドクターグリップが進化。2層のシリコンラバーを搭載した「新開発ソフトグリップ」

ドクターグリップは「肩や腕にかかる負担を軽減する」を目的に開発されたシャープペンシルです。

初代ドクターグリップ(ボールペン)は、今から30年以上前の1991年に発売され、瞬く間に人気商品となりました。

その理由は、人間工学に基づいた「無理なく握れる軸径」と弾力性の高い「シリコーンラバー」です。

この記事を見ている方であれば、既に知っている方も多いはず。

 

2004年、そんなドクターグリップが「ドクターグリップGスペックソフトグリップ」として大きく進化しました。

元々高性能だったドクターグリップから、更なる書き易さの追究を求め、ようやく誕生したシャープペンシルです。

そして、今から15年以上の前に開発されたものですが、現在販売されているドクターグリップシリーズのほとんどが、このモデルを基に開発されています。

15年以上経った今でも、最高レベルの機能性ということです。

そんなドクターグリップGスペックソフトグリップの進化した機能の1つが「新開発ソフトグリップ」です。

 

新開発ソフトグリップは、硬度の違う2層のラバーグリップを採用しています。

この硬度の違いに秘密が隠されています。

内側には疲労を軽減させるために「低硬度」のシリコンラバー。

外側には太軸でもしっかり握れるよう「高硬度」のシリコンラバーを採用しています。

そのため疲労を軽減しつつ、しっかり握れる安定感を実現しています。

また、外側の高硬度シリコンラバーは、表面がサラッとしていて、手汗でベタつきにくい加工が施されているのも良いポイント。

実際使ってみると、手が疲れにくくも、しっかりと手元が安定する印象で、他のシャープペンシルとの違いを強く感じると思います。

 

「新開発ソフトグリップ」を搭載したドクターグリップGスペックソフトグリップは、更なる書きやすさを実現しています。

「もっと疲れにくく、書きやすいシャープペンシルはないのかな...」

そんな方は、ドクターグリップGスペックソフトグリップを試してみてはいかがでしょうか。

 

パイロット(PILOT) ドクターグリップGスペックソフトグリップ特徴その2:
最高レベルの操作性。慣性モーメントに着目した「最適な重量バランス」

皆さんはシャープペンシルの重量バランスって気にしたことありますか?

シャープペンシルにはサイズ、太さ、素材などの違いから、それぞれ独自の重量バランスがあります。

このバランスが、筆記の操作性や疲れやすさに大きく影響してきます。

優しい力でも、さっとペン先が動き、文字が書ける。

そんなコントロールしやすいシャープペンシルがあったらすごく便利ですよね。

 

ドクターグリップGスペックソフトグリップは、業界で初めて筆記時のペンの動きに着目しました。

そして、東海大学教養学部デザイン学専攻吉田教授の協力のもと、重心付近への重量集中化により最適な重量バランスを実現しています。

「重心付近への重力集中化?ちょっとわかりづらい...」

そんな方に、まずは重量バランスの説明に欠かせない、重心から詳しくご紹介いたします。

 

重心は、物体の重さの中心となる場所を指します。

一般的に重心から離れた場所に重さが集中すると、慣性モーメントと呼ばれる力が大きくなり、手や指への負担が大きくなります。

つまり、重心付近に重さが集中するほど、ものを扱うのに必要な力が減り、最小限の力で動かせるというわけです。

 

目には見えない部分なので、知らない方が多い機能ですが、僕はとっても魅力ある機能だと思っています。

最も本体がコントロールしやすいシャープペンシルと言っても過言ではありません。

「ペン先が踊るとはこのことか」と感じるはずです。

 

パイロット(PILOT) ドクターグリップGスペックソフトグリップ特徴その3:
視覚的にも疲労を軽減。「2004年度のグッドデザイン賞受賞作品」

皆さんはシャープペンシルのデザインって気にしますか?

シャープペンシルオタクの私はというと、正直かなり気にします。笑

例えば、デザインの良いお気に入りの腕時計や服を身につけるとなんだか自信が湧いたり、外にお出かけしたくなりますよね。

これは日用品のシャープペンシルにも同じことが言えると思っています。

デザインの良いシャープペンシルだと、思わず使いたくなって作業が捗ったり、作業中のモチベも上がります。

 

ドクターグリップシリーズは書きやすさを追求した機能性の高いシャープペンシルです。

しかし、ドクターグリップGスペックソフトグリップのすごいところは、機能面だけではありません。

僕が一番すごいと思ったのは、機能ではなく「デザイン」です。

ドクターグリップGスペックソフトグリップのデザインは、ただおしゃれってだけではありません。

そのデザインが使用者に与える効果まで考えられています。

 

ドクターグリップは太軸であるため、視覚的に重そうな印象を与えやすいです。

その印象を解消すべく、ドクターグリップGスペックソフトグリップでは透明素材や柔らかさを感じるテイストに仕上げています。

また、視覚的には伝わりにくい最適な重量バランスについても、金属部品の質感などにより表現しています。

デザインにも工夫されたドクターグリップGスペックソフトグリップは、2004年のグッドデザイン賞を受賞しました。

ただおしゃれなデザインではなく、より魅力を伝えることにつなげた点が評価されたようです。

 

視覚的な効果までもしっかりと考えられたドクターグリップGスペックソフトグリップは、まさにドクター。

言われないと気付けない、でもなんだか心地いい。

そんな些細な部分にまでこだわられたシャープペンシルが「ドクターグリップGスペックソフトグリップ」です。

 

パイロット(PILOT) ドクターグリップGスペックソフトグリップ特徴その4:
ノックして芯を出すのはもう遅い。振るだけで芯が出る「フレフレ機構」

シャープペンシルの芯を出す時に必ず行うこと。

それは本体の後端にあるノックボタンを押すことです。

当たり前になっている「ノック」ですが、実は疲労が溜まりやすく、効率の悪い動きなんです。

芯がなくなるたびに、シャープペンシルを持ち替えてノックして、また持ち直す。

数回ならまだしも、これを何十回、何百回もするとなると非常に勿体無い動きだと思いませんか?

 

ドクターグリップGスペックソフトグリップには「フレフレ機構」が搭載されています。

この機能は、シャープペンシルを持ち替えることなく、振るだけで芯が出るというもの。

芯がなくなってしまっても、ほぼノータイムで次の文字が書き出せるフレフレ機構はとっても便利です。

フレフレ機構は実は、初代ドクターグリップから採用されています。

最新のものでも唯一変化がないのはフレフレ機構のみで、この機構の人気の高さが感じられます。

一度フレフレ機構に慣れてしまったら、もう戻れません。笑

 

ドクターグリップGスペックソフトグリップは、ドクターグリップが進化したシャープペンシル。

でも良い部分はそのまま残し、さらに改善できそうな部分はもっと良いものを追求する。

パイロット(PILOT)の開発チームのノウハウが詰まった至高のシャープペンシルです。

 

ドクターグリップは細かく分類すると10種類ある!

ドクターグリップエース

 

ドクターグリップGスペック

 

ドクターグリップ

 

【まとめ】自分にぴったりのドクターグリップを見つけよう!

今回はドクターグリップGスペックソフトグリップの特徴について紹介しました!

初代ドクターグリップから大きく進化を遂げたドクターグリップGスペックソフトグリップがあなたの作業時間をより良いものにしてくれるでしょう。

あなたのパートナーにドクターグリップGスペックソフトグリップを選んでみませんか?

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