ルシーナ(Lucina)は文具メーカーのパイロットが販売している高級シャープペンシルです。
ルシーナ(Lucina)は幅広い層に人気で、パイロット公式サイトでは、ペン選びに困ったら「スタンダードタイプ」のルシーナ(Lucina)がオススメと紹介しています。
今回はルシーナ(Lucina)について紹介します!
※ちなみにルシーナ(Lucina)は、2022年10月現在廃盤となり、生産が終了しています。
この記事の目次
【パイロット(PILOT)ルシーナ(Lucina)の基本情報】
まずはパイロット(PILOT)ルシーナ(Lucina)の基本情報から。
パイロット(PILOT)ルシーナ(Lucina)のスペック・性能などをざっくりと知りたい方はこちらを参考にどうぞ!
(他のシャーペン記事にも同じように基本情報をまとめてあるので、比較しやすいかと思います)
ブランド名 | パイロット(PILOT) |
製品名 | ルシーナ(Lucina) (HL-250R) |
種類 | シャープペンシル |
税込み価格 | 2,750円 |
芯径 | 0.5mm |
カラーバリエーション | |
【全3色】 |
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長さ(全長) | 133mm |
太さ(最大径) | 13.1mm |
重さ(重量) | 18.7g |
ボディの素材 | 樹脂(プラスチック) |
グリップ(持ち手部分)の素材 | 樹脂(プラスチック) |
グリップ(持ち手部分)の柔らかさ | 硬め |
クリップの素材 | 金属 |
ノックボタンの素材 | 金属 |
消しゴムの有無 | 有 |
替えゴムの有無 (品番) |
有 (HERF-10) |
芯出しの方式 | キャップスライド式 |
付属品 | なし |
特におすすめの人 | 大学生、社会人 |
キャッチフレーズ | ペン選びに困ったら「スタンダードタイプ」のルシーナ(Lucina)がオススメ! |
特筆すべきスペック・機能 |
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知名度 | |
使いやすさ | |
疲れにくさ | |
価格・コスパの良さ | |
機能の多さ | |
総合評価 |
ルシーナ(Lucina)の4つの特徴
パイロット(PILOT)ルシーナ(Lucina)の4つの特徴を詳しく見ていきましょう。
パイロット(PILOT)ルシーナ(Lucina)特徴その1:
まるで手軽に使える万年筆。クラシックなデザインのシャープペンシル
万年筆ってとってもかっこいいですよね。
独特のクラシックなデザインと、高級感のある金属パーツがたまりません。
でも、万年筆には、定期的なメンテナンスが必要です。
そのため、さっと書きたい時や持ち運びたい時には、正直向いていません。
手軽に書けるシャープペンシルで、万年筆のようなデザインのものがあったら、とっても嬉しいですよね。
今回ご紹介するのは、パイロット(PILOT)のルシーナ(Lucina)というシャープペンシル。
このシャープペンシル、実は万年筆をもとに作られているんです。
ぱっと見ではシャープペンシルとは思えない、万年筆独特のクラシックなデザインを実現しています。
そんなルシーナ(Lucina)について、まずは気になるデザインから詳しくご紹介します。
ルシーナ(Lucina)に使用されているのは、たったの3色。
艶感のあるメインカラー、高級感のあるゴールド、落ち着いた大人のブラックです。
ボディにはメインカラー、ペン先やクリップにはゴールド、軸のリングやキャップにはブラックが使用されています。
(ちなみにメインカラーは、ブラック、ブルー、レッド、イエローの全4色展開です)
クリップには、挟むものを傷つけず、高級感も感じられる「雨垂れクリップ」が採用されています。
また、ブラックの軸のリングには「Lucina」という文字がゴールドで刻まれており、細部にもこだわりが感じられます。
見れば見るほど、味わい深い高級感が感じられます。
もはや万年筆と言っても、過言ではないデザインです。
「万年筆はかっこいいけど、メンテナンスはちょっと面倒...」
そんな方に、ルシーナ(Lucina)はとってもおすすめのシャープペンシルです。
ルシーナ(Lucina)で手軽に、ワンランク上の「書く」を楽しみませんか?
パイロット(PILOT)ルシーナ(Lucina)特徴その2:
高級感のあるデザインを可能にする「キャップスライド式」
ルシーナ(Lucina)は、どうして万年筆のようなデザインが可能なのか。
その理由は、万年筆とシャープペンシルの違いを考えるとすぐに分かります。
シャープペンシルを使う時には、本体の後端にあるノックボタンを押して、芯を出しますよね。
でも、ルシーナ(Lucina)にはノックボタンがありません。
実は、ルシーナ(Lucina)は普通とは違う、少し珍しい芯の出し方をします。
その名も「キャップスライド式」。
キャップスライド式は、キャップ部分をスライド(ノック)してペン先から芯を出す仕組みです。
ノック式との違いは、ノックする部分が後端のノックボタンか、キャップ全体かという点です。
つまり、キャップスライド式にはノックボタンが必要ありません。
このメリットとして、慣れ親しんだノックボタンの使い心地を残したまま、デザインの幅を広げることができます。
具体的にいうと、ノックボタンに必要な凹凸がいらないので、流線型のデザインが可能になります。
そのため、キャップスライド式は、デザインの良い高級シャープペンシルによく採用されます。
ルシーナ(Lucina)の万年筆のようなボディは、キャップスライド式だからこそ成り立っているのです。
肝心の使用感は、ノック式のものに慣れていれば、特に問題なく使用できると思います。
ルシーナ(Lucina)の一味違った芯の出し方で、シャープペンシルを新しい角度から楽しんでみてはいかがでしょうか。
パイロット(PILOT)ルシーナ(Lucina)特徴その3:
コスパも良い。パイロットの隠れた名作シャープペンシル
デザインの良いシャープペンシルは、価格もそれなりにします。
1,000円もあれば大体のシャープペンシルに手が届く中、高級シャープペンシルは10,000円以上するものも多く存在します。
今まで高級シャープペンシルを使ったことがない方にとって、10,000円以上のものはなかなかハードルが高いはず。
コスパが良く、手が出しやすいシャープペンシルがあったら知りたいですよね。
ルシーナ(Lucina)の気になる価格は、なんと2,750円(税込)。
正直5,000円以上の高級シャープペンシルと比べても、全く見劣りしない洗礼されたデザインです。
決してとっても安いわけではありませんが、ルシーナ(Lucina)の質を考慮すると、かなりお手頃だと思います。
まだ、そこまでメジャーに知られていないルシーナ(Lucina)は、まさにパイロット(PILOT)の隠れた名作。
また、ルシーナ(Lucina)は、ギフトにもちょうど良い価格かなと思います。
万年筆ほど手間がかからず使えるので、喜んで使ってもらえること間違いなしです。
いつもお世話になっている方に、ワンランク上のシャープペンシルをプレゼントしてみても良いかもしれません。
ルシーナ(Lucina)は、とってもコスパの良いシャープペンシル。
「かっこいいシャープペンシルが欲しいけど、値段が高いものは厳しい...」
そんな方に、ルシーナ(Lucina)は強くおすすめできるシャープペンシルです。
パイロット(PILOT)ルシーナ(Lucina)特徴その4:
安心してガシガシ使い込もう。壊れた部品は交換可能
シャープペンシルは、悲しいことに消耗品です。
なぜかというと、皆さんが思っている以上に繊細なものだからです。
試しに、ペン先や後ろのキャップをくるくると回して分解してみてください。
たくさんのパーツが組み合わさって出来ていることが分かると思います。
そのため、ちょっとした衝撃で壊れてしまう可能性があるのです。
大切なシャープペンシルほど、ガシガシ使い込んで、書くことを満喫したいですよね。
ルシーナ(Lucina)は、もし部品が壊れてしまっても、修理が可能です。
修理を依頼する方法は3つあります。
1つ目は、パイロット製品の修理を取り扱っている最寄の文具店・百貨店への持ち込み。
2つ目は、東京都中央区にあるパイロット(PILOT)本社への郵送。(この場合、送料は自己負担です。)
3つ目は、東京都中央区にあるパイロット(PILOT)本社への持ち込みです。
そして、壊れている程度にもよりますが、修理の基本料金はたったの550円(税込)。
修理が可能なルシーナ(Lucina)であれば、新しいものを買うよりもずっと安く、安心して使い続けられます。
パイロット(PILOT)のシャープペンシルに対する愛が伝わる制度です。
ルシーナ(Lucina)は、コスパが良いにも関わらず、アフターフォローがしっかりしているシャープペンシル。
シャープペンシルはたくさん使い込むほど、自分に馴染んでくるもの。
じっくり、たくさん使って、自分だけのルシーナ(Lucina)にしてみてください。
【まとめ】自分にぴったりの高級シャープペンシルを見つけよう!
今回はルシーナ(Lucina)の特徴について紹介しました!
ルシーナ(Lucina)は、低価格かつ高級感のある大人のシャープペンシルなので、大切な人へのプレゼント用やシャープペンシルにこだわってみたい人におすすめです!
いつも使っている文房具をこのルシーナ(Lucina)に代えて、書くことをより楽しくしてみませんか?