ビズノは文具メーカーのトンボ鉛筆が販売しているシャープペンシルです。
【あわせて読みたい記事】トンボ鉛筆とはどんな文具メーカー?シャープペンの種類・シリーズ一覧も紹介
ビズノは一般普及品なので、比較的多くの文房具店で販売されており、入手しやすいシャープペンシルだと思います。
既に持っている方や、どこかで見覚えがある方が多いのではないでしょうか。
今回は「ビズノ」についてご紹介します!
※ビズノは2023年2月現在、廃盤となっています。
この記事の目次
トンボ鉛筆(Tombow)ビズノの基本情報
まずはトンボ鉛筆(Tombow)ビズノの基本情報から。
トンボ鉛筆(Tombow)ビズノのスペック・性能などをざっくりと知りたい方はこちらを参考にどうぞ!
(他のシャーペン記事にも同じように基本情報をまとめてあるので、比較しやすいかと思います)
ブランド名 | トンボ鉛筆(Tombow) |
製品名 (品番) |
ビズノ (SH-GB) |
種類 | シャープペンシル |
税込み価格 | 110円 |
芯径 | 0.5mm |
カラーバリエーション |
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【全6色】 スモーク(SH-GB12) ホワイト(SH-GB22) コバルトブルー(SH-GB43) イエロー(SH-GB52) ライムグリーン(SH-GB63) ピンク(SH-GB82) |
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長さ(全長) | 138mm |
太さ(最大径) | 17mm |
重さ(重量) | 11.6g |
ボディの素材 | 樹脂(プラスチック) |
グリップ(持ち手部分)の素材 | ラバーグリップ |
グリップ(持ち手部分)の柔らかさ | 普通 |
クリップの素材 | 樹脂(プラスチック) |
ノックボタンの素材 | 樹脂(プラスチック) |
消しゴムの有無 | 有 |
替えゴムの有無 (品番) |
無 |
芯出しの方式 | ノック式 |
付属品 | なし |
特におすすめの人 | 学生(中学生、高校生、大学生) |
キャッチフレーズ | ロンググリップで疲れにくい! (ビズノ公式サイトより) |
特筆すべきスペック・機能 |
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知名度 | |
使いやすさ | |
疲れにくさ | |
価格・コスパの良さ | |
機能の多さ | |
総合評価 |
トンボ鉛筆(Tombow)ビズノの5つの特徴
トンボ鉛筆(Tombow)ビズノの5つの特徴を詳しく見ていきましょう。
トンボ鉛筆(Tombow)ビズノ特徴その1:
使い手みんなの疲れを癒す。ちょっと長めの48mmラバーグリップ
皆さんはラバーグリップを採用したシャープペンシルを使用したことがありますか?
ラバーグリップとは、ゴム特有のモチモチとした弾力で、手の負担を軽減してくれるグリップのこと。
ついつい触りたくなってしまう気持ちの良い握り心地が特徴で、僕も大好きな機能の1つです。
ラバーグリップは代表的なドクターグリップを始め、特に毎日たくさん作業する中高生の方々に大人気の機能です。
そんな便利なラバーグリップですが、ラバーが一部に限られているため、手の大きさや持ち方によっては握りづらいデメリットがあります。
シャープペンシルは、手の大きさや好みの握り方の違いによって、人それぞれ持ちやすい位置が大きく異なります。
長めに持ってすらすらと書きたい方もいれば、短めに持ってしっかり書きたい方もいますよね。
自分の手の大きさや握り方に関わらず、プニプニとした弾力を楽しめるラバーグリップがあったら嬉しいですよね。
ビズノは、長めのラバーグリップが特徴のシャープペンシル。
一般的なラバーグリップは40mm程度のものが多いですが、ビズノは48mmと若干長めに作られています。
わずかな差のように感じますが、長めに作られている分スペースにゆとりがあり、とっても握りやすくなっています。
ビズノのラバーグリップは、幅広い方の手の大きさや持ち方に対応出来る、まさに万能ラバーグリップです。
また、ビズノのラバーグリップは柔らかすぎず、硬すぎないちょうど良い硬さなので、筆記の安定感を保ちやすい特徴があります。
適度な柔らかさで手を癒し、ペン先を思い通りに動かしやすいビズノのラバーグリップは、万人ウケする機能の1つです。
「ラバーグリップってなんかイマイチなんだよね...」
このように、ラバーグリップに対し微妙なイメージを持っている方にこそ、ビズノを使用して頂きたいです。
自然な握り方で書くと、気持ちよく作業できるし、書くことがもっと好きになるはずです!
トンボ鉛筆(Tombow)ビズノ特徴その2:
手汗をかきやすい方でも大丈夫。ガシッと握れる滑り止め加工
長時間作業していると手が疲れて、筆記が安定しづらくなります。
ビズノのようなラバーグリップを搭載しているものは、作業中の疲労を軽減してくれるもの。
ですが、どんなに高性能なシャープペンシルでも、徐々に疲労は溜まってきてしまいます。
さらに、ラバーグリップの場合は手とグリップの間が隙間なく密着するので、手汗が非常に溜まりやすいです。
特に夏場はラバーグリップが手汗で蒸れてしまい、手元がツルツルと滑ってしまいます。
長時間の作業する場合や、手汗を書きやすい方でも筆記の安定感が続くシャープペンシルが欲しいですよね。
ビズノのラバーグリップは、ただ長いというだけではありません。
ビズノのラバーグリップには、複数の溝が加工されています。
この溝が手に引っかかり、滑り止めの役割を果たしてくれるのです。
長時間の作業でも手元がブレず、変わらない筆記を楽しめるビズノは、とっても便利です。
また、手とグリップの間に空間が生まれることで、手汗で蒸れてしまうことを防ぎます。
特に夏場の作業中に効果を実感出来るポイントだと思います。
ビズノは、シャープペンシルにおいて最も大切な「グリップ」にしっかりとこだわりが感じられます。
長時間の作業になればなるほど、ビズノのグリップの魅力を実感出来るはず。
ビズノを使って、快適に思う存分作業しちゃいましょう!
トンボ鉛筆(Tombow)ビズノ特徴その3:
たったの100円(税抜)で購入可能。予備としても最適な低価格のシャープペンシル
シャープペンシルを選ぶ上で、価格はとっても大切な要素です。
どんなに性能が良いシャープペンシルでも、価格が高いとなかなか買おうと思いづらいですよね。
正直1,000円以上のものになると、購入を悩む方も多いのではないでしょうか。
その上、出先で万が一壊れたり、忘れてしまうリスクも考えると、シャープペンシルを最低2本は所持したいところ。
予備のシャープペンシルも購入するとなると、出来るだけコストは抑えたいところですよね。
ビズノの価格は、たったの100円(税抜)。
100均と同じ価格で、高い技術力を誇るトンボ鉛筆(Tombow)のシャープペンシルが購入出来るなんて、正直驚愕です。
シャーペンオタクの僕が知る限り、最もコスパの良いシャープペンシルだと思います。
どうしてこのような低価格が実現出来ているのか。
それは、原料が加工しやすく、安価なプラスチックだから。
ボディの大部分をプラスチックで作成することで、100円(税抜)という価格を実現しています。
ビズノは、あまり余裕のない学生にも優しいシャープペンシルです。
ビズノは、コスパが良く、とっても試しやすいシャープペンシル。
出先用の予備として、さっとメモ書きする用などのサブのシャープペンシルとしてもオススメです。
財布も喜ぶビズノで筆記具を充実させ、快適な作業時間を過ごしましょう!
トンボ鉛筆(Tombow)ビズノ特徴その4:
透明感のあるカラーがおしゃれ。全6色展開の豊富なカラーバリエーションから選択可能
シャープペンシルを選ぶ時、意外と見た目で選ぶ方って多いのではないでしょうか。
僕も「これかっこいい!」と思ったら機能は気にせず、すぐに買ってしまうので、気持ちはよくわかります。笑
でも、シャープペンシルのデザインって、結構大事なんです。
良いデザインのものというのは、次の行動を促進してくれるもの。
例えば、見た目が良い服を持っていると、なんだかお出かけしたくなりそうじゃないですか?
シャープペンシルも同じで、自分のお気に入りのデザインのもの持っていると、必ず作業のモチベが上がります。
直接的な効果ではないものの、デザインも重要なポイントなのです。
ビズノは、プラスチックの特性を活かした透明感のあるデザインが特徴のシャープペンシル
クリアカラーは清潔感があり、作業中の手元やペンケースの中をおしゃれに彩ります。
また、ビズノは計6色展開と、カラーバリエーションが比較的豊富です。
ベーシックなスモーク(SH-GB12)から、ビビットなイエロー(SH-GB52)まで、幅広く取り扱っています。
好みのカラーのビズノを選べば、憂鬱な作業でもやる気が上がり、充実した作業時間を過ごせるでしょう。
ちなみに、芯径は定番の0.5mmのみの展開となっています。
下記の表に芯径とカラーバリエーションについてまとめたので、是非ご覧ください!
ビズノの芯径とカラーバリエーション一覧
芯の太さ | カラーバリエーション |
0.5mm(6種類) | スモーク(SH-GB12) ホワイト(SH-GB22) コバルトブルー(SH-GB43) イエロー(SH-GB52) ライムグリーン(SH-GB63) ピンク(SH-GB82) |
トンボ鉛筆(Tombow)ビズノ特徴その5:
現在の環境問題を無視出来ますか?再生プラスチックを使用したエコなシャープペンシル
近年話題になっている環境問題。
皆さんもきっと耳にしたことがあるのではないでしょうか。
この原因として挙げられるのが、過度な化石燃料の使用です。
化石燃料には、シャープペンシルによく使用されているプラスチックも含まれます。
そこで現在日本では、プラスチック削減のため様々な取り組みが行っています。
例えばエコバッグの使用促進や、紙ストローの普及など。
私たちも出来る範囲で環境問題に貢献し、自然豊かな地球を後世にも残していきたいものです。
ビズノは、再生プラスチックが使用されています。
再生プラスチックとは、使用済みのプラスチックをリサイクルして出来たもののこと。
ゴミ処理場に行くはずだったプラスチックが、シャープペンシルとして蘇っているのです。
原料は、フィルム用芯材、CD、ヘッドライトの端材、レンズなど多岐にわたります。
ビズノは、そんな環境に優しい再生プラスチックを全体の40%以上使用しています。
また、ビズノは再生プラスチックの使用している点から「エコ商品ねっと掲載商品」に認定されています。
エコ商品ねっと掲載商品とは、「日本最大級の環境情報データベースの基準を満たした商品」のことです。
ビズノを使えば、身近なシャープペンシルを通して、環境問題に貢献することが出来ます。
環境に優しいビズノを使うと、なんだかちょっと気持ちいい。
皆さんも、環境問題を無視するのではなく、出来るところから環境に優しいことを見つけてみませんか?
【まとめ】自分にぴったりのシャープペンシルを見つけよう!
今回はビズノの特徴について紹介しました!
ビズノは価格が安い上に高性能なので、用途に合わせて使い分けたり、いつも使っているメインのシャープペンシルが壊れてしまった時用の、サブのシャープペンシルとして持っておくと良いと思います!
いつも使っている文房具にこの「ビズノ」を加えて、書くことをより楽しくしてみませんか?
トンボ鉛筆について詳しく知りたい方はこちら!
【あわせて読みたい記事】トンボ鉛筆とはどんな文具メーカー?シャープペンの種類・シリーズ一覧も紹介