トンボ鉛筆のシャープペンシル

トンボ鉛筆・ズーム505の5つの特徴や基本情報を紹介!

皆さんは、シャープペンシルに何を求めますか?

見た目、機能性、使用感、耐久性など、観点はさまざまだと思います。

比較的安価なシャープペンシルは、コスト削減のために上記のどれかが劣っている物が多いです。

 

今回ご紹介する「ズーム505」は、トンボ鉛筆のシャープペンシルです。

【あわせて読みたい記事】トンボ鉛筆とはどんな文具メーカー?シャープペンシル2シリーズ・7本の一覧もご紹介

「ズーム505」は、価格は2,000円と一般的なシャープペンシルの相場と比べて高めに設定されていますが、全てのステータスが高いシャープペンシルです。

今回はワンランク上のシャープペンシル「ズーム505」について、詳しくご紹介します!

 

この記事の目次

トンボ鉛筆(Tombow)ズーム505の基本情報

まずはトンボ鉛筆(Tombow)ズーム505の基本情報から。

トンボ鉛筆(Tombow)ズーム505のスペック・性能などをざっくりと知りたい方はこちらを参考にどうぞ!

(他のシャーペン記事にも同じように基本情報をまとめてあるので、比較しやすいかと思います)

ブランド名 トンボ鉛筆(Tombow)
製品名
(品番)
ズーム505
(SH-2000CZ)
種類 シャープペンシル
税込み価格 2,200円
芯径 0.5mm
0.9mm
カラーバリエーション
【全5色(0.5mm)】
シルバー(SH-2000CZ05)
ブラック(SH-2000CZA11)
ブラウン(SH-2000CZA55)
アズールブルー(SH-2000CZA44)
レッド(SH-2000CZA31)

【全1色(0.9mm)】
シルバー(SH-2000CZ09)

長さ(全長) 135mm
太さ(最大径) 17mm
重さ(重量) 36g
ボディの素材 金属
グリップ(持ち手部分)の素材 金属
グリップ(持ち手部分)の柔らかさ 硬め
クリップの素材 金属
ノックボタンの素材 金属
消しゴムの有無
替えゴムの有無
(品番)
芯出しの方式 キャップノック式
付属品 なし

 

 

特におすすめの人 大学生、社会人
キャッチフレーズ since1986〜
変わらず愛され続ける
クラシックフォルム
(ズーム505公式サイトより)
特筆すべきスペック・機能
  • 極太でもスタイリッシュ。アルミとラバーを活かした高級感のあるデザイン
  • 一手間かかるから、余裕が出る。独自のフォルムを可能にしたキャップ式
  • 自然な握りで負担を軽減。指にフィットする形を再現したラバーグリップ
  • キャップの有無に関わらず、良質な筆記感を味わえる低重心設計
  • 品のある艶感が、特別な時間を創り出す。全5色の比較的豊富なカラーバリエーション
知名度
使いやすさ
疲れにくさ
価格・コスパの良さ
機能の多さ
総合評価

 

トンボ鉛筆(Tombow)ズーム505の5つの特徴

トンボ鉛筆(Tombow)ズーム505の5つの特徴を詳しく見ていきましょう。

 

トンボ鉛筆(Tombow)ズーム505特徴その1:
極太でもスタイリッシュ。アルミとラバーを活かした高級感のあるデザイン

一般的なものとは一味違う、上質なシャープペンシルに憧れたことはありませんか?

シャープペンシルってよく使う馴染みのあるものだからこそ、ワンランク上のものに挑戦してみたくなりますよね。

ちなみにシャープペンシルは、現在世界で220種類以上存在します。(2023年3月)

大きく分けると、プラスチック製・金属製・木製の3種類に分けられます。

もし金属ならではの艶感や洗礼されたスタイリッシュなものに魅力を感じるのなら、上質な金属製シャープペンシルはいかがでしょうか。

今回は、金属製シャープペンシルの中でもデザイン性の高いシャープペンシル「ズーム505」をご紹介します。

 

ズーム505は、トンボ鉛筆(Tombow)のデザイン筆記具「ZOOMシリーズ」の初期モデルとして発売されたシャープペンシル。

強度が高う上に軽量なアルミニウムと、マットな質感のラバーを組み合わせたとってもおしゃれなデザインが魅力的です。

そんなズーム505の最大の特徴は、太さは17mmにも及ぶ極太ボディ。

(ちなみに、パイロット(PILOT)の代表作である「ドクターグリップGスペック」の太さは、14.2mmです。)

ドクターグリップよりも2回りくらい太いボディ全体に、艶感のあるアルミニウムがふんだんに使用されています。

また、ズーム505の重さは36gとかなり重めで、他にないずっしりとした存在感が感じられます。

(ちなみに「ドクターグリップGスペック」の重さは19.7gです。ドクターグリップGスペックも軽い方ではないのですが。笑)

トンボ鉛筆 公式サイト

 

一味違うシャープペンシルを使うと、作業時間も一味違う良い時間になります。

ズーム505のような独自のデザインのものを使用すれば、自分だけの愛着のあるシャープペンシルにもなりやすいはず。

ズーム505は、トンボ鉛筆(Tombow)のデザインのエッセンスが詰まった、見るだけでワクワクするシャープペンシルです!

 

トンボ鉛筆(Tombow)ズーム505特徴その2:
一手間かかるから、余裕が出る。独自のフォルムを可能にしたキャップ式

ズーム505のデザインは、他のものとは一味違う、高級感のあるスタイリッシュさのあるもの。

「どうして同じシャープペンシルでも、こんなにも市販のものデザインが異なるのだろう...」

そう思った方も多いはず。

実は、ズーム505のデザインの秘密には、珍しい「芯の出し方」にあります!

 

一般的なシャープペンシルはノック式を採用しているのに対し、ズーム505は「キャップ式」を採用しています。

ちなみに、キャップ式を採用しているシャープペンシルは日本でも数種類しか存在しておらず、とっても珍しい芯の出し方です。

では、キャップ式について、そしてズーム505の使い方について詳しくご紹介いたします!

 

キャップ式とは、筆記の際にペン先に付属したキャップを外してから使用するというもの。

作業の初めにキャップを外す手間がありますが、未使用時はペン先を収納できるため、大切な服やペンケースを汚さず持ち運ぶことが可能です。

ズーム505キャップをした状態だと、長さが全長135.0mmとかなりコンパクトになるので、ポケットにさっと入れられるのも嬉しいポイントです。

(ちなみに「ドクターグリップGスペック」の長さは142mmです。)

また、ズーム505はただのキャップ式ではなく、キャップを本体後方に付けるとノック式にもなる「キャップノック式」を採用しています。

手帳にちょっとしたメモ書きをしたい時はキャップを外して書いたり、しっかりと作業したい時はキャップをつけて書いたりと、シーンに合わせて使い分けることも可能です。

ズーム505は確かにキャップを外す手間はありますが、それ以上に楽しみを感じさせてくれる魅力的なシャープペンシルですよ!

トンボ鉛筆 公式サイト

キャップを外すと、忙しない状態でもなんだか落ち着ける。

焦っていると忘れてしまいがちな時の流れを感じさせてくれる、別の意味でもワンランク上のシャープペンシルです。

作業の初めと終わりには、ズーム505のキャップを取り外す「カチッ」という音で癒されてみませんか?

 

トンボ鉛筆(Tombow)ズーム505特徴その3:
自然な握りで負担を軽減。指にフィットする形を再現したラバーグリップ

ここまで、ズーム505の魅力的なデザインを中心にご紹介してきました。

「デザインが良いのは分かったけど、実際使い心地ってどうなの...?」って気になった方も多いはず。

どんなに魅力的なデザインのシャープペンシルでも、使い心地が悪くて疲れやすかったら意味がないですよね。笑

僕は使用感にもこだわりがあってこそ、「本物の」上質なシャープペンシルだと思っています。

 

ズーム505は、しっかりと使用感にもこだわられたシャープペンシル。

ズーム505のグリップ部分には、長時間の作業を可能にする「ラバーグリップ」が採用されています。

ラバー特有のモチモチとした弾力が、シャープペンシルを支える手の疲労を軽減してくれます。

ただ、ドクターグリップシリーズほどのモチモチ感はなく、ラバーグリップでありながらも筆記のブレない安定感を保っています。

また、ラバー自体が滑り止めの役割も果たし、手汗をかきやすい方でも筆記が安定しやすくなっています。

 

さらに、ズーム505のラバーグリップは、指に形に合うように緩やかなカーブを描いた形状となっています。

そのため、ナチュラルな握り方で手に吸い付くようなフィット感が感じられ、とっても馴染みやすいです。

長時間の作業でも疲れにくく、筆記の安定感が続くズーム505は、機能性抜群のシャープペンシルです。

トンボ鉛筆 公式サイト

ズーム505であれば、普段なら疲れてしまっている時間帯でも、快適に作業出来るでしょう。

「書く」楽しさは、ある程度の余裕感から生まれるもの。

ズーム505はデザインの良さを感じてもらうためにも、しっかりと使用感にも着目した本物のシャープペンシルです。

 

トンボ鉛筆(Tombow)ズーム505特徴その4:
キャップの有無に関わらず、良質な筆記感を味わえる低重心設計

使いやすいシャープペンシルというのは、握り心地だけでなく、本体の重心にもこだわりが感じられるものです。

「重心って何?気にしたこともないよ...」という方に簡単に説明すると、重心は物体の質量の中心のこと。

1本の指でシャープペンシルを支えた時、左右のバランスがちょうど取れる位置が重心です。

シャープペンシルは、サイズ・太さ・素材などの違いから、それぞれ重心の位置が異なります。

 

一般的にシャープペンシルは、低重心の方が良いとされています。

なぜなら、安定しやすく、余計な力がかからないから。

例えば、スピードをつけた車がカーブを曲がる場面を想像してみてください。

トラックよりも、車高が低いスポーツカーの方が安定して曲がれそうですよね。

シャープペンシルも同様で、低重心の方が安定しやすく、手への負担が少ないのです。

書きやすさにこだわるなら、確実に低重心のシャープペンシルを選びたいですよね。

 

ズーム505は、低重心設計されたシャープペンシル。

ズーム505は本体下部が重めの真鍮かつ、本体上部やキャップには軽いアルミニウムが使用されているので、ペン先側が重くなっています。

低重心のズーム505は筆記が安定しやすく、まるでシャープペンシルに羽が生えたような感覚でペン先を動かすことが可能です。

そのため、繊細なデザインや小さい文字でも、思い通りに筆記することが出来ます。

さらに、ズーム505はキャップを外した状態でも低重心の筆記感を味わうことが出来ます。

重心は目には見えにくい部分ですが、実際に使うと便利さがわかる、とっても魅力的なポイント。

あまり重心を気にしたことがない方、疲れにくく操作しやすいシャープペンシルが欲しい方は、ズーム505をおすすめします!

トンボ鉛筆 公式サイト

 

トンボ鉛筆(Tombow)ズーム505特徴その5:
品のある艶感が、特別な時間を創り出す。全5色の比較的豊富なカラーバリエーション

シャープペンシルを選ぶ時、意外と見た目で選ぶ方って多いのではないでしょうか。

僕も「これかっこいい!」と思ったらすぐに買ってしまうタイプなので、気持ちはよくわかります。笑

でも、僕はシャープペンシルのデザインって、実は機能と同じくらい大事だと思っています。

 

良いデザインのものというのは、次の行動を促進してくれるもの。

例えば、見た目が良い服を持っていると、ついついお出かけしたくなりそうですよね。

この現象は、シャープペンシルにも同じことが言えると思います。

使用シーンに関係なく、モチベが上がるようなデザインのシャープペンシルが使えたらとっても嬉しいですよね。

 

ズーム505は計5色展開と、カラーバリエーションが比較的豊富です。

落ち着いたシルバーから、鮮やかなアズールブルーまで幅広く展開されており、好みのデザインのズーム505が見つかりやすいと思います。

また、ズーム505のカラーはキャップ式のレトロなデザインを活かした、クラシックなカラーリングとなっています。

そのため、普段使いからビシネスまで場所を問わず使用することが出来るのも嬉しいポイントです。

ちなみに僕は、シルバーのカラーがとっても渋くてお気に入りです!

ズーム505はフォルムだけでなく、カラーにもしっかりとこだわりを感じるシャープペンシルです。

下記の表に、ズーム505の芯径とそれぞれのカラーバリエーションについてまとめたので、是非ご覧ください!

ズーム505の芯径とカラーバリエーションの一覧

芯の太さ カラーバリエーション
0.5mm(5種類) シルバー(SH-2000CZ05)
ブラック(SH-2000CZA11)
ブラウン(SH-2000CZA55)
アズールブルー(SH-2000CZA44)
レッド(SH-2000CZA31)
0.9mm(1種類) シルバー(SH-2000CZ09)

 

【まとめ】自分にぴったりの高級シャープペンシルを見つけよう!

今回はズーム505について紹介しました。

社会人向けということもあって、値段は高いですが、デザインがおしゃれかつ、実用的な点が多いシャープペンシルです。

大切な人へのプレゼント用やシャープペンシルにこだわりたい人におすすめです!

いつも使っている文房具をこのズーム505に代えて、書くことをより楽しくしてみませんか?

 

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