皆さんは「ステッドラー」という文具メーカーを知っていますか？
ステッドラーが誕生したのは1835年で、なんと200年近くも歴史がある超老舗文房具ブランドです。
200年近くも愛され続けるのは、徹底した「高品質な文房具」へのこだわりです。
【あわせて読みたい記事】ステッドラーとはどんな文具メーカー？シャープペンシル1シリーズ・9本の一覧もご紹介
今回ご紹介するのは「925-75」というシャープペンシルです。
925-75は、ステッドラーの名作製図用シャープペンシルです。
925-75には、一体どのようなこだわりがあるのか、詳しくご紹介します！
この記事の目次
【ステッドラー（STAEDTLER）925-75の基本情報】
まずはステッドラー（STAEDTLER）925-75の基本情報から。
ステッドラー（STAEDTLER）925-75のスペック・性能などをざっくりと知りたい方はこちらを参考にどうぞ！
（他のシャーペン記事にも同じように基本情報をまとめてあるので、比較しやすいかと思います）
| ブランド名 | ステッドラー（STAEDTLER） |
| 製品名 | 925-75 |
| 種類 | シャープペンシル |
| 税込み価格 | 385円 |
| 芯径 | 0.3mm 0.5mm 0.7mm 0.9mm |
| カラーバリエーション | |
| ナイトブルー | |
| 長さ | 140.6mm |
| 太さ | 9.6mm |
| 重量 | 9g |
| ボディの素材 | 樹脂（プラスチック） |
| グリップ（持ち手部分）の素材 | 樹脂（プラスチック） |
| グリップ（持ち手部分）の柔らかさ | 硬め |
| クリップの素材 | 樹脂（プラスチック） |
| ノックボタンの素材 | 樹脂（プラスチック） |
| 消しゴムの有無 | 有 |
| 替えゴムの有無 （品番） |
有 （77R53） |
| 芯出しの方式 | ノック式 |
| 付属品 | なし |
| 特におすすめの人 | 学生（中学生、高校生、大学生） |
| キャッチフレーズ | コスパ最強の製図用シャープペンシル！ 製図用初心者にオススメ！ |
| 特筆すべきスペック・機能 |
|
| 知名度 | |
| 使いやすさ | |
| 疲れにくさ | |
| 価格・コスパの良さ | |
| 機能の多さ | |
| 総合評価 |
ステッドラー（STAEDTLER）925-75の5つの特徴
ステッドラー（STAEDTLER）925-75の5つの特徴を詳しく見ていきましょう。
ステッドラー（STAEDTLER）925-75特徴その1：
350円（税抜）で製図用シャーペンが買える時代。学生でも手に取りやすい低価格
皆さんは、製図用シャープペンシルを使ったことがありますか？
製図用シャープペンシルとは、建築図面や機械図面などを描くために作られたシャープペンシルのこと。
筆記に特化した使い勝手の良さから普段使いとして利用する方も多く、近年では学生から大人まで幅広い層に人気のジャンルとなっています。
でも、製図用シャープペンシルはプロ仕様のため、価格の相場がかなり高め。
価格は当然のように1,000円以上しますし、ましてや製図用シャープペンシルを初めて使う方には、結構ハードルが高いはず。
「本当は気になっているんだけど、価格がね...」と思っている方も多いのではないでしょうか。
925-75の最大の特徴は、たったの350円（税抜）で購入出来るお手頃価格。
わずか350円（税抜）で、高性能な筆記具を得意とするステッドラー（STAEDTLER）の技術を体感出来るなんて、とってもお得です。
では、なぜこんなにもお試ししやすい価格になっているのか。
それは、ボディ全体に安価なプラスチックを使用しているからです。
耐久性が必要なペン先やクリップには金属を使用していますが、それ以外の箇所には安価なプラスチックを使用することで、コストを極限まで抑えています。
925-75は、間違いなく世界トップクラスにコスパの良い製図用シャープペンシルです。
925-75であれば、あまりお金に余裕のない学生でも購入しやすいでしょう。
925-75は製図用シャープペンシルの高価な印象を変えてくれた、庶民に優しいシャープペンシルです。
製図用シャープペンシルの使用感が気になった方は、まずは925-75から試してみてはいかがでしょうか。
ステッドラー（STAEDTLER）925-75特徴その2：
中身はしっかり製図用。手元が見やすく、精度の高い筆記が可能な長めのペン先
製図用シャープペンシルというと、筆記に特化した独自の機能が盛りだくさんのシャープペンシル。
高い操作性と筆記の安定感は、製図用シャープペンシルならではの魅力と言えるでしょう。
では、たった350円（税抜）で購入出来る925-75は、しっかりと製図用シャープペンシルらしい機能を備えているのか。
まずは、製図用といえばの「ペン先」について、詳しく見ていきましょう！
925-75は、一般的なものよりもペン先の先端パイプが長めに作られています。
ちなみに長さは4mm程度で、製図用シャープペンシルの中では最もメジャーな長さとなっています。
一般的なシャープペンシルだと、筆記時にペン先が手元と重なって見えづらいですが、925-75なら視界良好。
ペン先をしっかりと確認しながら筆記出来るので、綺麗な文字が書きやすいです。
手元を見ながら書く文字と、手元がはっきり見づらい中書いた文字との差は言うまでもないでしょう。
さらには、定規を使って線を引く時もメモリが見やすく、とっても便利な機能です。
ステッドラー公式サイト
また、925-75のペン先は、階段のように段階ごとに細くなる「ステップヘッド状」を採用しています。
一般的な円錐型のものよりも無駄な部分をカットしているので、手元がさらに見やすく、視界が広がって書きやすくなっています。
ステッドラー（STAEDTLER）の徹底した筆記に対するスピリットがしっかりと受け継がれています。
コストは低くても、製図用シャープペンシルならではの高い操作性を実現した925-75には、流石の一言です。笑
ステッドラー（STAEDTLER）925-75特徴その3：
幅広い方がしっかりと握り込める。超細軸かつ軽量なボディ
皆さんは、シャープペンシルの太さの好みってありますか？
その人にあった最適な太さは、人によって手の大きさや持ち方に違いがあるように、それぞれ異なるもの。
そして、意外と自分に最適な太さのものが分かっておらず、イマイチしっくり来ない太さのシャープペンシルを使い続けている方も大勢います。
もし、自分に最適な太さのものを見つけたい場合、まずはそのシャープペンシルがしっかり握り込めるかで判断することをオススメします。
なぜなら、しっかり握り込めると軸が安定し、ブレのない思い通りの筆記を続けることが出来るから。
特に手の小さい女性は、必ず意識していただきたいポイントです。
925-75の太さは9.6mmと、かなり細めのボディとなっています。
ちなみに、有名細軸シャープペンシルである三菱鉛筆（uni）「クルトガ・スタンダードモデル」の太さは10.7mm。
なんと、あのクルトガよりも1mm以上細いという、かなり細めなシャープペンシルなんです。
細軸の925-75であれば、手の小さい女性でもガシッと握り込めるため、安定感のある筆記が楽しめます。
また、925-75は細軸な分、重さが9gと超軽量なので、とっても操作しやすいです。
（ちなみに、三菱鉛筆（uni）「クルトガ・スタンダードモデル」の重さは9.8g。）
925-75は、幅広い方の筆記の操作性と安定感を上げてくれる、とっても実用的なシャープペンシルなのです！
925-75の細軸ボディは、手が大きめの方だとやや握りにくいと感じる方もいると思います。
ただ、これまでなんとなく細軸のものを避けてきた方、太軸のものがぴったりだと思っている方には、是非一度925-75を持って頂きたいです。
925-75を使ってみて、細軸ならではの魅力をぜひ体感してみてはいかがでしょうか。
ステッドラー（STAEDTLER）925-75特徴その4：
シンプルだけど、効果は絶大。細かい溝を施した滑り止め加工
皆さんは、作業のやる気はあるものの、手が疲れて作業を諦めてしまった経験はありませんか？
長時間の作業になると、どうしても手に疲労が溜まってしまうもの。
疲労が溜まってしまうと、シャープペンシルを支える力が弱くなり、安定した筆記が難しくなります。
仕方のないことですが、これではせっかくのやる気も失せてしまい、作業もイマイチ捗らないでしょう。
長時間の作業でも、出来るだけ手元が安定するようなシャープペンシルがあったら、もっと頑張れそうですよね。
925-75のグリップには、多数の細かい溝が刻まれた滑り止め加工が施されています。
見た目はかなりシンプルなものですが、この溝が想像以上の効果を発揮してくれるのです。
グリップに刻まれた溝が指の引っ掛かりとなり、手に力を入れなくとも吸い付くような快適な持ちやすさを維持してくれます。
925-75のグリップであれば、長時間の作業でも、筆記の安定感をより長く維持してくれるでしょう。
また、グリップを握った際に、手元とグリップが完全に密着せず、若干の隙間が生まれるので、通気性もグッドです。
僕のような手汗をかきやすい方にとっては、かなり便利だと感じるポイントだと思います。
925-75であれば、普段なら諦めてしまっていたデッドポイントを少し伸ばすことができます。
筆記の安定感が続く925-75は、自分の限界のもう一歩先まで頑張らせてくれるシャープペンシル。
長時間の作業になればなるほど、925-75の滑り止め加工の凄さに気づけるはずですよ。
ステッドラー（STAEDTLER）925-75特徴その5：
芯径ごとにノック部の色が違うから、使い分けやすい。全4種類の豊富な芯径
皆さんは使用シーンによって、シャープペンシルの芯径を使い分けていますか？
大抵の方が、おそらく芯径0.5mmのものを使い続けているのではないでしょうか。
実は芯径0.5mm以外のものを使ったことがないという方も少なくないはず。
シャーペンオタクの僕からすると、出来たら芯径はシーンによって使い分けた方が良いと思います。
例えば、イラストを描くとき、文字を書く時など、その時に最適な線の太さは変わるから。
更には、書く文字のテイストが変わることで気分転換にもなり、書くこと自体を楽しむきっかけにもなるでしょう。
925-75は、なんと全4種類の芯径から選ぶ事ができます。
芯径の種類は、0.3mm、0.5mm、0.7mm、0.9mmの4種類展開です。
一般的な芯径0.5mmに加え、近年女性に人気の芯径0.3mmや、芯が折れにくい芯径0.9mmなど、幅広い方の好みやシーンに対応しています。
シャープペンシルの使用感は変わらないまま、芯径を使い分けることが出来るので、とっても便利です！
では、それぞれの芯径について、特徴やオススメの使用シーンをまとめたので、参考にしてみてください。
シャープペンシルの芯径の選び方
- 0.3mmは、イラストやデザインなどの繊細なタッチをする方にオススメ
- 0.5mmは、受験勉強や事務作業などの一般的なシーンで使いたい方にオススメ
- 0.7mmは、筆圧が高く、0.5mmではすぐに芯を折ってしまう方にオススメ
- 0.9mmは、すらすらと書き出す事ができるので、アイデア出しやメモ書きをしたい方にオススメ
また、925-75には芯径が一目でわかるよう、ノックボタンに芯径の値が記載されています。
そのため、複数の芯径を使い分ける方でも、誤った芯径のものを選んでしまうことは少ないでしょう。
925-75は価格が安いので、これを機に未経験の芯径にチャレンジしてみても良いかもしれません。
下記の表に、芯径とそのカラーについてまとめたので、ぜひご覧ください！
925-75の芯径とカラーバリエーションの一覧
| 芯の太さ | カラー |
| 0.3mm | イエロー |
| 0.5mm | ブラウン |
| 0.7mm | ブルー |
| 0.9mm | レッド |
更に、ノックボタンには子供の誤飲を防ぐベンチレーション（通気口）加工が施されています。
使用者だけでなく、その周りの方にも配慮された925-75は、まさにプロフェショナルなシャープペンシルです。
925-75を含む、ステッドラー（STAEDTLER）のシャープペンシルって、本当に超一流のものばかりですよ。
ステッドラー公式サイト
【まとめ】自分にぴったりのシャープペンシルを見つけよう！
今回は925-75の特徴についてご紹介しました！
925-75は機能性が高い上に、価格は低めに設定されているので、まだ使ったことない方はぜひ試していただきたいです。
また、芯径を使い分けて複数所持することもおすすめです！
いつも使っている文房具にこの「925-75」に代えて、書くことをより楽しくしてみませんか？
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