S5(エスファイブ)は文具メーカーのパイロットが販売するシャープペンシルです。
【あわせて読みたい記事】パイロットとはどんな文具メーカー?シャープペンシル9シリーズ・46本の一覧もご紹介
S5(エスファイブ)は一般普及品なので、比較的多くの文房具店で販売されており、入手しやすいシャープペンシルだと思います。
既に持っている方や、どこかで見覚えがある方が多いのではないでしょうか。
今回はS5(エスファイブ)について詳しくご紹介します!
この記事の目次
【パイロット(PILOT)S5(エスファイブ)の基本情報】
まずはパイロット(PILOT)S5(エスファイブ)の基本情報から。
パイロット(PILOT)S5(エスファイブ)のスペック・性能などをざっくりと知りたい方はこちらを参考にどうぞ!
(他のシャーペン記事にも同じように基本情報をまとめてあるので、比較しやすいかと思います)
ブランド名 | パイロット(PILOT) |
製品名 (品番) |
S5(エスファイブ) (HPS-50R) |
種類 | シャープペンシル |
税込み価格 | 550円 |
芯径 | 0.3mm 0.4mm 0.5mm 0.7mm 0.9mm |
カラーバリエーション | |
【全5色】 透明ブラック(HPS-50R-TB3/TB5) 透明レッド(HPS-50R-TR4/TR5) 透明ブルー(HPS-50R-TL3/TL5/TL7) 透明グリーン(HPS-50R-TG5/TG9) 透明イエロー(HPS-50R-TY3/TY5) |
|
長さ(全長) | 145mm |
太さ(最大径) | 10.2mm |
重さ(重量) | 11.3g |
ボディの素材 | 樹脂(プラスチック) |
グリップ(持ち手部分)の素材 | ラバーグリップ |
グリップ(持ち手部分)の柔らかさ | 普通 |
クリップの素材 | 金属 |
ノックボタンの素材 | 樹脂(プラスチック) |
消しゴムの有無 | 有 |
替えゴムの有無 (品番) |
有 (HERF-10) |
芯出しの方式 | ノック式 |
付属品 | なし |
特におすすめの人 | 学生(中学生、高校生、大学生) |
キャッチフレーズ | 使いやすい低重心設計。 シャープ「S5」 (S5(エスファイブ)公式サイトより) |
特筆すべきスペック・機能 |
|
知名度 | |
使いやすさ | |
疲れにくさ | |
価格・コスパの良さ | |
機能の多さ | |
総合評価 |
S5(エスファイブ)の5つの特徴
パイロット(PILOT)S5(エスファイブ)の5つの特徴を詳しく見ていきましょう。
パイロット(PILOT)S5(エスファイブ)特徴その1:
製図用としても使える。汎用性の高いシャープペンシル
皆さんはシャープペンシルをいくつ持っていますか?
シャーペンオタクの僕は、日頃ペンケースに10本近くのシャープペンシルを入れています。笑
シーンや気分に合わせて、シャープペンシルを使い分けたいからです。
ですが、特にこだわりが無ければ、汎用性の高いものを1本持っていれば十分なのかなと思います。
本来であれば、使い分けると良いですが、持ち運びが大変ですし、いちいち使い分けるのも面倒です。
そんな方向けに、今回は汎用性の高いS5(エスファイブ)をご紹介いたします。
S5(エスファイブ)は、幅広いシーンで活躍するシャープペンシル。
勉強、一般事務、製図などの様々なシーンに対応できる機能が「3つ」搭載されています。
それぞれの機能について、詳しくご紹介致します。
1つ目は、口金部分にあるロングパイプガイドです。
S5(エスファイブ)は作業中、手元を見やすくするために、先端のパイプが4mmほど長めに作られています。
手元がかなり見やすく、ペン先を見ながら書けるので、文字が綺麗に書きやすいです。
また、定規を使用する時も、ペン先を確認しながら線を引けるので非常に便利です。
2つ目は、落下時にも安心出来る、転がり防止加工です。
S5(エスファイブ)のボディの中心部分には、小さい円形の突起があります。
この突起がストッパーの役割を果たし、落下した際や机が傾いていても本体が転がってしまうことはありません。
3つ目は、シーンに合わせて着脱可能なクリップです。
クリップは便利そうな反面、筆記時に手が当たってしまい邪魔だという方も多いアイテム。
好みやシーンに合わせて着脱可能なのはとっても便利です。
S5(エスファイブ)は、どんなシーンにも役立つ機能を詰め込んだシャープペンシル。
どんな作業でも快適にしてくれる、間違いなしの高性能シャープペンシルです。
パイロット(PILOT)S5(エスファイブ)特徴その2:
様々な持ち方に対応。手が疲れにくい長めのラバーグリップ
「もっと持ちやすいシャープペンシルが欲しいな...」
そう思ったことはありませんか?
シャープペンシルの持ちやすさは、作業の効率や指への負担を大きく変える大切な要素の1つ。
ですが、全ての人にとって持ちやすいシャープペンシルを作るのはとっても難しいです。
なぜなら、人それぞれ手の大きさや形が異なるから。
シャープペンシルの持つ時、基本的な指の形は皆さん同じはずです。
ですが、人それぞれ手の大きさや形が異なるため、その分、持ちやすい位置が大きく異なります。
また、好みによっても、持つ場所は異なります。
長めに持ってすらすらと書きたい方もいれば、短めに持ってしっかり書きたい方もいるからです。
より多くの方の手に合う、持ちやすいシャープペンシルがあったら欲しいですよね。
S5(エスファイブ)は、長めのラバーグリップが特徴のシャープペンシル。
長めに作られている分、様々な方の持ち方に対応出来る、優れものなんです。
このラバーグリップが、幅広い方の作業の負担を軽減してくれます。
また、ラバーグリップには細かい凹凸が施されて、滑り止めの役割を果たしています。
そのため、手汗が気になる方でもしっかり握り込むことができ、作業に集中しやすくなります。
S5(エスファイブ)は、より多くの方に対応出来る、バランスの良いシャープペンシルなのです。
「今使っているシャープペンシルはちょっと持ちづらいな...」
そんな方は、S5(エスファイブ)を試してみる価値アリだと思います。
長めのラバーグリップってこんなにも便利なのかと感じるはずです。
パイロット(PILOT)S5(エスファイブ)特徴その3:
軽い力でさっと書ける。ペン先をコントロールしやすい低重心設計
皆さんはシャープペンシルの重心って気にしたことありますか?
重心を簡単に説明すると、物体の質量の中心のことです。
1本の指でシャープペンシルを支えた時、左右がちょうどバランスが取れる位置が重心です。
シャープペンシルは、サイズ・太さ・素材などの違いから、それぞれ重心の位置が異なります。
シャープペンシルは、低重心の方が良いとされています。
なぜなら、安定しやすく、余計な力がかからないから。
その理由について、わかりやすくご紹介します。
例えば、スピードをつけた車がカーブを曲がる場面を想像してみてください。
トラックよりも、車高が低いスポーツカーの方が安定して曲がれそうですよね。
力士が取組をするときも、直立せず、腰をおとしてぶつかりますよね。
シャープペンシルも同様で、低重心の方が安定しやすく、手が疲れにくいです。
書きやすさにこだわるなら、確実に低重心のシャープペンシルを選びたいものです。
S5(エスファイブ)は、低重心設計されたシャープペンシル。
長めのラバーグリップによって、ペン先側が重くなっているためです。
低重心のS5(エスファイブ)は、筆記が安定しやすく、軽い力でペン先を動かすことが可能です。
そのため、繊細なデザインや小さい文字でも、問題なく筆記出来ます。
目には見えない部分ですが、使ってみると扱いやすさを実感出来ます。
特にたくさん文字を書く学生には、低重心設計されたS5(エスファイブ)はとってもオススメのシャープペンシルです。
すらすらとした筆記で、いつもよりも快適な作業時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
パイロット(PILOT)S5(エスファイブ)特徴その4:
自分に合う芯径がきっとある。5種類の芯径から選択可能
普段特に意識せず、芯径0.5mmのシャープペンシルを使っていませんか?
そんな方は、本当は別の芯径の方がピッタリという可能性があります。
ちなみに、日本で最も使用されているのは、芯径0.5mmです。
なぜなら、日本語はひらがな・カタカナ・漢字と細かな文字を使い分けるため、太い芯では読みやすい文字が書きづらいから。
しかし、世界で最も使用されているのは、芯径0.7mmです。
アルファベットやアラビア語などの海外の言語は、太い芯でも書きやすいからです。
世界的には、芯径0.5mmが当たり前というわけではないのです。
シャープペンシルを使う好みやシーンによって、適した芯径は変わります。
例えば、細かい筆記をしたいときや、大きく書き出したい時など。
でも、芯径が変わるごとにシャープペンシルの種類が変わってしまうのは、どうしても違和感があると思います。
芯径が違っても、慣れ親しんだシャープペンシルを使い続けられたら、とっても嬉しいですよね。
S5(エスファイブ)は、なんと5種類の芯径から選ぶ事ができます。
芯径の種類は、0.3mm、0.4mm、0.5mm、0.7mm、0.9mmです。
それぞれの芯径について、特徴やオススメのシーンをまとめたので、参考にしてみてください!
シャープペンシルの芯径の選び方
- 0.3mmは、イラストやデザインなどの繊細なタッチをする方にオススメ
- 0.4mmは、0.5mmではやや太く、0.3mmでは芯が折れやすいなと感じる方にオススメ
- 0.5mmは、受験勉強や事務作業などの一般的なシーンで使いたい方にオススメ
- 0.7mmは、筆圧が高く、0.5mmではすぐに芯を折ってしまう方にオススメ
- 0.9mmは、すらすらと書き出す事ができるので、アイデア出しやメモ書きをしたい方にオススメ
また、S5(エスファイブ)には芯径が一目でわかる「芯硬度表示窓」が搭載されています。
S5(エスファイブ)を複数所持しても、実際に使わず芯径がわかるので、とっても便利です。
まだ使ったことがない芯径があれば、ぜひ試してみてください。
パイロット(PILOT)S5(エスファイブ)特徴その5:
シーンを選ばず、カジュアルに使える。爽やかな5色のスケルトンカラー
シャープペンシルにおいて、デザインはとっても大切な要素の1つ。
特に最近のシャープペンシルは、見た目にこだわったものが非常に多いですよね。
素材も高級感のある金属や木軸が使用されているもの、艶感のあるカラーなど、デザインに凝ったものが多い印象です。
でも、そのようなデザインのものは、シーンによっては違和感になることも。
どんなシーンでもカジュアルに使えるシャープペンシルがあったら欲しいですよね。
S5(エスファイブ)のカラーは、全5色展開です。
S5(エスファイブ)は、プラスチックが多く使用しているので、全てスケルトンカラーとなっています。
爽やかで、どこか懐かしさを感じるスケルトンカラーはとっても魅力的で、シーンを選ばず使用出来ると思います。
ちなみに、ラバーグリップは、メインカラーよりも濃い色で、低重心であることを視覚的に表現しています。
S5(エスファイブ)は、芯径によってカラー展開が若干異なるので、下記の表を参考にしてみてください!
芯の太さとカラーバリエーションの一覧
芯の太さ |
【0.3mm】 透明ブラック、透明ブルー、透明イエロー |
【0.4mm】 透明レッド |
【0.5mm】 透明ブラック、透明レッド、透明ブルー、透明グリーン、透明イエロー |
【0.7mm】 透明ブルー |
【0.9mm】 透明グリーン |
S5(エスファイブ)は、シーンを選ばず、カジュアルに使用できるシャープペンシル。
芯径によって、カラーを変えて複数所持してみても良いかもしれません。
お気に入りのデザインのS5(エスファイブ)で、ワクワクしながら作業しましょう!
【まとめ】自分にぴったりのシャープペンシルを見つけよう!
今回はS5(エスファイブ)の特徴について紹介しました!
S5(エスファイブ)は価格が安い上に高性能なので、用途に合わせて使い分けたり、いつも使っているメインのシャープペンシルが壊れてしまった時用の、サブのシャープペンシルとして持っておくと良いと思います!
いつも使っている文房具にこのS5(エスファイブ)に加えて、書くことをより楽しくしてみませんか?
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