ぺんてるのシャープペンシル

ぺんてる・グラフレットの6つの特徴や基本情報を紹介!

グラフレットは、文具メーカーのぺんてるから販売されている製図用シャープペンシルです。

【あわせて読みたい記事】ぺんてるとはどんな文具メーカー?シャープペンシル4シリーズ・21本の一覧もご紹介

 

皆さんも一度は見たことがあるのではないでしょうか。

個人的には、コスパ最強の製図用シャープペンシルだと思います。

今回は大人気の製図用シャープペンシル「グラフレット」についてご紹介します!

 

この記事の目次

【ぺんてる(Pentel)グラフレットの基本情報】

まずはぺんてる(Pentel)グラフレットの基本情報から。

ぺんてる(Pentel)グラフレットのスペック・性能などをざっくりと知りたい方はこちらを参考にどうぞ!

(他のシャーペン記事にも同じように基本情報をまとめてあるので、比較しやすいかと思います)

ブランド名 ぺんてる(Pentel)
製品名 グラフレット
種類 シャープペンシル
税込み価格 550円
芯径 0.3mm
0.4mm
0.5mm
0.7mm
0.9mm
カラーバリエーション

0.3mm
ブラウン(PG503-ED)

0.4mm
グリーン(PG504-DD)

0.5mm
ブラック(PG505-AD)

0.7mm
ブルー(PG507-CD)

0.9mm
イエロー(PG509-GD)

長さ(全長) 145mm
太さ(最大径) 9mm
重さ(重量) 10.3g
ボディの素材 樹脂(プラスチック)
グリップ(持ち手部分)の素材 金属
グリップ(持ち手部分)の柔らかさ 硬め
クリップの素材 金属
ノックボタンの素材 樹脂(プラスチック)
消しゴムの有無
替えゴムの有無
(品番)

(Z2-1N)
芯出しの方式 ノック式
付属品 なし

 

特におすすめの人 学生(中学生、高校生、大学生)
キャッチフレーズ 軽量と低重心の安定感を両立
(グラフレット公式サイトより)
特筆すべきスペック・機能
  • 綺麗に書けると、楽しくなる。手元が見やすい長めの口金とステップヘッド状のペン先を採用
  • しっかり握れる太さだから、筆記がブレない。誰でも操作しやすい細軸ボディ
  • 低重心だけど、重くない。書きやすく、疲れにくい製図用シャープペンシル
  • 長時間の作業でも、手元が安定する。滑り止めの役割を果たす「ローレット加工」を採用
  • 500円(税抜)で買える時代。初心者におすすめのコスパ最強の製図用シャープペンシル
  • 最適な芯径で、気持ちよく書こう。全5種類の芯径に対応した、万能シャープペンシル
知名度
使いやすさ
疲れにくさ
価格・コスパの良さ
機能の多さ
総合評価

 

ぺんてる(Pentel)グラフレットの6つの特徴

ぺんてる(Pentel)グラフレットの6つの特徴を詳しく見ていきましょう。

 

ぺんてる(Pentel)グラフレット特徴その1:
綺麗に書けると、楽しくなる。手元が見やすい長めの口金とステップヘッド状のペン先を採用

「どうして綺麗な文字が書けないんだろう...」

ノートに書いた自分の文字を見返した時、文字が汚くて気分が下がった経験はありませんか?

文字が汚いと、様々な場面で自己肯定感が下がってしまい、書くこと自体が億劫になってしまいます。

これでは、作業のモチベーションも上がるわけないです。

 

この原因の1つは、文字を書く時にペン先が手元で隠れてしまい、ペン先を見ながら書くことが出来ないから。

手元を見ずに、なんとなく頭でイメージして書いているからこそ、想像以上に文字が汚くなってしまうのです。

書くことが楽しくなるような、綺麗な文字が書きやすいシャープペンシルがあったら欲しいですよね。

 

グラフレットは、ぺんてる(Pentel)が販売する製図用シャープペンシル。

グラフレットの最大の特徴は、一般的なものよりも先端のパイプが長めに作られているところ。

たった4mm程度ですが、この4mmが筆記を大きく変えるのです。

一般的なシャープペンシルだと、ペン先が手元と重なって見づらいですが、グラフレットなら視界良好。

ペン先をしっかりと確認しながら筆記出来るので、綺麗な文字が書きやすいです。

手元を見ながら書く文字と、手元が見づらい中書いた文字との差は歴然。

定規を使って線を引く時にも、とっても便利な機能ですよ。

ぺんてる(Pentel)公式サイト

また、グラフレットのペン先は、段階ごとに細くなっていく「ステップヘッド状」を採用しています。

一般的な円錐型のものよりも、無駄の少ないステップヘッド状のペン先は格段に見やすく、さらに視界が広がって書きやすくなっています。

グラフレットのペン先に対するこだわりは、他のシャープペンシルのそれとは正直レベルが違います。

これまで、書くことなんて特に何も感じなかった方も、きっと綺麗な文字が書ける楽しみを味わえると思います。

グラフレットを使って、作業内容に左右されず、「書くことが楽しい!」と思える有意義な時間を過ごしてみませんか?

 

ぺんてる(Pentel)グラフレット特徴その2:
しっかり握れる太さだから、筆記がブレない。誰でも操作しやすい細軸ボディ

シャープペンシルの太さは、快適な作業を過ごせるかどうかを決める重要なポイント。

突然ですが、皆さんが今使っているシャープペンシルは、本当に自分に合った太さでしょうか?

その人に最適な太さは、手の大きさや好みの握り方によってもそれぞれ変わってきます。

そのため、自分に最適な太さのシャープペンシルを選ぶのは、実は結構難しいことなんです。

 

「自分に合う、最適な太さの簡単な見つけ方を教えてよ!」

そんな方に、シャーペンオタクの僕が最も意識して欲しいと思うのは「しっかり握り込める太さ」かどうかです。

なぜなら、しっかり握り込めると軸が安定し、ブレのない思い通りの筆記を続けることが出来るから。

特に手の小さい女性は、必ず意識していただきたいポイントです。

 

グラフレットの太さは9mmと、かなり細めのボディとなっています。

ちなみに、有名細軸シャープペンシルである三菱鉛筆(uni)「クルトガ・スタンダードモデル」の太さは10.7mm。

なんと、あのクルトガよりも一回り細いという、かなり細めなシャープペンシルなんです。

細軸のグラフレットであれば、手の小さい女性を含む、幅広い方がしっかりと握り込め、長時間の作業でも安定した筆記を続けられます。

また、手に力を入れやすいため、ペン先をコントロールしやすく、細かい筆記に向いている特徴もあります。

思い通りに筆記できる快感は、グラフレットのような細軸ボディならではの魅力です。

さらにはポケットに入れやすかったり、ペンケースの中がかさばらないのも、使い勝手の良いポイントです!

 

「しっかり握り込めて、自分の思い通りに筆記しやすいシャープペンシルが欲しいな...」

「今使っているシャープペンシルの太さって、よくよく考えると微妙だったかも...」

そんな方は、細軸のグラフレットを是非一度お試ししてみてはいかがでしょうか。

 

ぺんてる(Pentel)グラフレット特徴その3:
低重心だけど、重くない。書きやすく、疲れにくい製図用シャープペンシル

皆さんは、シャープペンシルを選ぶ時に「重心」って気にしたことがありますか?

好みにもよりますが、シャープペンシルは一般的に低重心の方が良いとされています。

なぜなら、安定しやすく、余計な力がかからないから。

例えば、スピードをつけた車がカーブを曲がる場面を想像してみてください。

トラックよりも、車高が低いスポーツカーの方が安定して曲がれそうですよね。

シャープペンシルも同様で、低重心の方が軸が安定しやすく、思い通りに操作しやすいものが多いです。

 

しかし、低重心を意識するあまり重量がそこそこ重めになってしまい、シャープペンシルを支える手が疲れやすいデメリットがあります。

これでは、書きやすくはあっても、長時間この書き心地を維持するのは難しいでしょう。

特に長時間作業する学生さんは、注意した方が良いポイントです。

書きやすさだけでなく、疲れにくさにも考慮された低重心のシャープペンシルがあったら知りたいですよね。

 

グラフレットは、低重心設計されたシャープペンシル。

グラフレットはグリップの素材が金属かつ、本体上部の軸には軽量なプラスチックが使用されているので、ペン先側が若干重くなっています。

低重心のグラフレットは筆記が安定しやすく、まるで羽が生えたような軽い力でペン先を動かすことが可能です。

そのため、繊細なデザインや小さい文字でも、思い通りに筆記することが出来ます。

また、グラフレットは細軸であり、本体上部には軽量はプラスチックが使用されているので、重量が10.3gとかなり軽めとなっています。

低重心でありながらも、重量を抑えたグラフレットは、長時間の作業にも対応した製図用シャープペンシルと言えるでしょう。

 

低重心かつ軽量なグラフレットであれば、ペンを走らせ続けることが可能です。

モチベーションが上がらない作業でも、グラフレットを使えば、きっと気持ちよく作業し続けられるでしょう。

書き心地、疲れにくさの両方を兼ね備えた、万能なグラフレットを使って、いつもの作業を少しでも快適な時間にしてみませんか?

 

ぺんてる(Pentel)グラフレット特徴その4:
長時間の作業でも、手元が安定する。滑り止めの役割を果たす「ローレット加工」を採用

グラフレットは、金属グリップを採用しています。

金属グリップのメリットは、他の素材のグリップよりも重いため、本体が低重心になること。

スラスラと書ける気持ちよさは、低重心のもの特有の魅力です。

そのため、グラフレットは、書くことに特化した製図用シャープペンシルによく採用されています。

ですが、グラフレットにはツルツルと滑りやすく、力が入りやすいので手汗も溜まりやすいデメリットも。

金属グリップを採用したシャープペンシルは、必ず握り心地にも注意すべきなのです。

 

グラフレットの金属グリップには、一部ローレット加工が施されています。

ローレットという言葉は、フランス語で小さい輪や車輪などを意味する「ルレット(roulette)」が由来です。

ローレット加工とは、車輪のように、グリップに十字の切れ込みが入った加工のこと。

この切れ込みが指の引っ掛かりとなり、手に吸い付くような快適な持ちやすさが実現できます。

また、トゲトゲして手が痛くなりやすいローレット加工のデメリットを補うため、グリップ上部では負担の少ない縦方向の溝加工を施しています。

2種類の加工を使い分けて、快適な握り心地を実現したグラフレットの金属グリップは、まさにこだわりの一品です。

ぺんてる(Pentel)公式サイト

グラフレットは、グリップの握り心地にもしっかりとこだわられたシャープペンシル。

握り心地の良いグラフレットであれば、長時間の作業でも快適に過ごすことが出来るでしょう!

 

ぺんてる(Pentel)グラフレット特徴その5:
500円(税抜)で買える時代。初心者におすすめのコスパ最強の製図用シャープペンシル

シャープペンシルを選ぶ上で、価格は機能と同じ、もしくはそれ以上に大切な要素です。

どんなに性能が良いシャープペンシルでも、価格が高いとなかなか買おうと思いづらいもの。

正直1,000円を超えると、購入を躊躇する方も多いのではないでしょうか。

その上、今回ご紹介しているグラフレットのような製図用シャープペンシルは、性能が良い分、結構お値段も高めのものが多いです。

「製図用シャープペンシルが気になっているけど、ちょっと手が出せないな...」

そんな方でも試したくなる、コスパの良い製図用シャープペンシルがあったら嬉しいですよね。

 

グラフレットの価格は、なんとたったの500円(税抜)。

製図用シャープペンシルであるところ、その他の高い機能面を考慮するとかなりコスパが良いと思います。

では、どうしてグラフレットは、低価格が実現出来ているのか。

それは、軸の上部に、安価なプラスチックを使用しているから。

また、装飾のないシンプルな形状にすることで、デザインにかかる費用を抑えられています。

グラフレットであれば、お金に余裕のない学生でも試しやすいのではないでしょうか。

 

コストを抑えるために無駄を削ったグラフレットのデザインは、店頭では目につかないシンプルなもの。

ですが、実際手に取ってみると、洗礼されたボディが徐々にカッコ良く思えてくるでしょう。

製図用シャープペンシルに興味がある方は、是非一度グラフレットを試してみてはいかがでしょうか。

 

ぺんてる(Pentel)グラフレット特徴その6:
最適な芯径で、気持ちよく書こう。全5種類の芯径に対応した、万能シャープペンシル

皆さんは普段どんな芯径のシャープペンシルを使用していますか?

大体の方が芯径0.5mmのものを使用しているのではないでしょうか。

実際日本では、芯径0.5mmが主流とされています。

日本語はひらがな・カタカナ・漢字と細かさの異なる文字を使い分けるため、筆記の太さが調整しやすいものが良いためです。

しかし、世界では芯径0.7mmが主流とされています。

アルファベットやアラビア語などの海外の言語は、太い芯でも書きやすいからです。

世界的には、芯径0.5mmが当たり前というわけではないのです。

 

このようにシャープペンシルを使うシーンや個人の好みによっても、適した芯径は変わります。

例えば、細かい筆記をしたいときや、大きく書き出したい時などでも、出来ることならその都度芯径は変えるべきなのです。

でも、芯径が変わるごとにシャープペンシルの種類が変わってしまうのは、正直違和感があるもの。

芯径が違っても、慣れ親しんだシャープペンシルを使い続けられたら、とっても嬉しいですよね。

 

グラフレットは、全5種類の芯径から選ぶ事ができます。

芯径の種類は、0.3mm、0.4mm、0.5mm、0.7mm、0.9mmの5種類展開です。

一般的な芯径0.5mmに加え、近年女性に人気の芯径0.3mmや、太めの芯径0.9mmなど幅広い方の好みやシーンに対応しています。

それぞれの芯径について、特徴やオススメの使用シーンをまとめたので、参考にしてみてください!

シャープペンシルの芯径の選び方

  • 0.3mmは、イラストやデザインなどの繊細なタッチをする方にオススメ
  • 0.4mmは、0.5mmではやや太く、0.3mmでは芯が折れやすいなと感じる方にオススメ
  • 0.5mmは、受験勉強や事務作業などの一般的なシーンで使いたい方にオススメ
  • 0.7mmは、筆圧が高く、0.5mmではすぐに芯を折ってしまう方にオススメ
  • 0.9mmは、すらすらと書き出す事ができるので、アイデア出しやメモ書きをしたい方にオススメ

ちなみにグラフレットは、芯径によって本体の刻印などの細部のカラーが若干異なります。

下記の表に芯径とカラーバリエーションについてまとめたので、是非参考にしてみてください!

グラフレットの芯径とカラーバリエーションの一覧

芯の太さ カラー
0.3mm ブラウン
0.4mm グリーン
0.5mm ブラック
0.7mm ブルー
0.9mm イエロー

 

さらに、グラフレットには、グリップ上部に芯の濃さが一眼でわかる「芯硬度表示窓」が搭載されています。

そのため、芯径が同じものでも使い分けやすく、よりシーンに合ったシャープペンシルで筆記することが可能です。

グラフレットは、複数の芯径や芯の濃さを使い分けるためのプロ仕様のシャープペンシルです!

低価格なので、これを機に未経験の芯径にチャレンジしてみても良いかもしれませんね。

 

【まとめ】自分にぴったりのシャープペンシルを見つけよう!

今回はグラフレットの特徴についてご紹介しました!

グラフレットは機能性が高い上に、価格は低めに設定されているので、まだ使ったことない方はぜひ試していただきたいです。

また、芯径を使い分けて複数所持することもおすすめです!

いつも使っている文房具にこの「グラフレット」に代えて、書くことをより楽しくしてみませんか?

 

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