ぺんてるのシャープペンシル

ぺんてる・グラフ1000(フォープロ)の6つの特徴や基本情報を紹介!

グラフ1000(フォープロ)は、文具メーカーのぺんてるから販売されている製図用シャープペンシルです。

【あわせて読みたい記事】ぺんてるとはどんな文具メーカー?シャープペンシル4シリーズ・21本の一覧もご紹介

 

グラフ1000(フォープロ)が誕生したのは1986年で、30年以上経った現在でも愛され続けられている「ロングセラー」のシャープペンシルです。

グラフ1000(フォープロ)は、ガンガン使える製図用シャープペンシルとして製造されました。

今回は大人気の製図用シャープペンシル「グラフ1000(フォープロ)」についてご紹介します!

 

この記事の目次

ぺんてる(Pentel)グラフ1000(フォープロ)の基本情報

まずはぺんてる(Pentel)グラフ1000(フォープロ)の基本情報から。

ぺんてる(Pentel)グラフ1000(フォープロ)のスペック・性能などをざっくりと知りたい方はこちらを参考にどうぞ!

(他のシャーペン記事にも同じように基本情報をまとめてあるので、比較しやすいかと思います)

ブランド名 ぺんてる(Pentel)
製品名 グラフ1000(フォープロ)
種類 シャープペンシル
税込み価格 1,100円
芯径 0.3mm
0.4mm
0.5mm
0.7mm
0.9mm
カラーバリエーション
0.3mm
ブラック(PG1003)
0.4mm
ブラック(PG1004)
0.5mm
ブラック(PG1005)
0.7mm
ブラック(PG1007)
0.9mm
ブラック(PG1009)
長さ(全長) 145mm
太さ(最大径) 10mm
重さ(重量) 11g
ボディの素材 金属
グリップ(持ち手部分)の素材 金属
グリップ(持ち手部分)の柔らかさ 硬め
クリップの素材 金属
ノックボタンの素材 金属
消しゴムの有無
替えゴムの有無
(品番)

(Z2-1N)
芯出しの方式 ノック式
付属品 なし

 

特におすすめの人 学生(中学生、高校生、大学生)
キャッチフレーズ 世界中のプロに愛される製図用シャープペンの完成形
(グラフ1000(フォープロ)公式サイトより)
特筆すべきスペック・機能
  • 思わず使いたくなる書きやすさ。長めの口金とステップヘッド状のペン先を採用
  • 芯のコントロールはお手のもの。常に一定の芯を送り出すノック部機構を採用
  • 手が小さい女性でも安心。しっかり握り込めるから、操作しやすい細軸ボディ
  • 自分の手の一部になった感覚。気持ち良いほどスラスラ書ける低重心設計
  • 金属とラバーのハイブリット。画期的なラバー付き金属グリップを搭載
  • 好みやシーンで使い分けよう。全5種類の芯径に対応した万能シャープペンシル
知名度
使いやすさ
疲れにくさ
価格・コスパの良さ
機能の多さ
総合評価

 

ぺんてる(Pentel)グラフ1000(フォープロ)の6つの特徴

ぺんてる(Pentel)グラフ1000(フォープロ)の6つの特徴を詳しく見ていきましょう。

 

ぺんてる(Pentel)グラフ1000(フォープロ)特徴その1:
思わず使いたくなる書きやすさ。長めの口金とステップヘッド状のペン先を採用

せっかく作業するなら、誰しも綺麗な文字を書いてみたいですよね。

綺麗な文字を書くことって、皆さんの想像よりもたくさんのメリットがあるんです!

まずは、綺麗な文字が書けると、書くことが楽しくなり、作業のモチベーションがぐーんと上がります。

また、自分が見返しやすいノートを作れるようになり、効率よく復習することも可能です。

さらに他者から、真面目な印象を持ってもらえたり、自信を持って人に見せられるなんてことも。

「あの人って、こんなに字が綺麗なんだ!かっこいい!」なんてこと、よくありますよね。笑

 

でも綺麗な文字を書くのって、正直なかなか難しいですよね。

今あなたの書く文字は、長年の習慣によって作られたクセのようなもの。

残念ながら、そう簡単には変えられません。

でも実は、すぐに、そしてとっても手軽に今よりも綺麗な字が書けるようになる方法があります。

それは「製図用シャープペンシル」を使うことです。

 

グラフ1000(フォープロ)は、ぺんてる(Pentel)が販売する製図用シャープペンシル。

グラフ1000(フォープロ)の最大の特徴は、一般的なものよりも先端のパイプが長めに作られているところ。

たった4mm程度ですが、この4mmが筆記を大きく変えるのです。

一般的なシャープペンシルだと、ペン先が手元と重なって見づらいですが、グラフ1000(フォープロ)なら視界良好。

ペン先をしっかりと確認しながら筆記出来るので、綺麗な文字が書きやすいです。

手元を見ながら書く文字と、手元が見づらい中書いた文字との差は歴然。

さらには、下記の画像にもあるように、定規を使って線を引く時にもとっても便利な機能です。

ぺんてる(Pentel)公式サイト

 

また、グラフ1000(フォープロ)のペン先は、段階ごとに細くなっていく「ステップヘッド状」を採用しています。

一般的な円錐型のものよりも格段に見やすく、さらに視界が広がって書きやすくなっています。

さらには、通常シルバーが多いペン先をマットブラックに塗装することで、不意に光が反射して手元が見づらくならないように工夫されています。

グラフ1000(フォープロ)のペン先からは、計算された筆記へのこだわりが感じられ、まさに「書くための道具」といった印象を受けます。

ぺんてる(Pentel)公式サイト

 

グラフ1000(フォープロ)は、名前にもあるようにプロ仕様の製図用シャープペンシル。

書くことに対するこだわり方が、一般的なシャープペンシルとは圧倒的に違います。

綺麗な文字が書きやすいグラフ1000(フォープロ)を使って、気持ちの良い作業時間を過ごしましょう!

 

ぺんてる(Pentel)グラフ1000(フォープロ)特徴その2:
芯のコントロールはお手のもの。常に一定の芯を送り出すノック部機構を採用

シャープペンシルをノックする時、芯がちょうど良い長さにならず、何度も調整したことはありませんか?

僕は、芯の長さがイマイチな時はノックの力加減を変えたり、出し過ぎた芯を指で押さえて調節したことがたくさんあります。

「芯を出しては戻して、またノックして...」の繰り返しになると、手間も時間もかかっちゃいますよね。

 

この原因は、ノックする力加減やペン先などの緩みによって、出てくる芯の長さが異なってしまうから。

シャープペンシルの本体内部には、芯を掴む役割の「チャック」と呼ばれる部分があります。

一般的なシャープペンシルは、このチャックの作りが甘く、ノックするごとに微妙なズレが生じてしまうのです。

目の前の作業に時間を割くためにも、毎回決まったノック数でちょうど良い長さの芯が出たら、気持ちよく作業がスタート出来そうですよね。

 

グラフ1000(フォープロ)には、常に一定の芯を送り出せるノック部機構が搭載されています。

仮にペン先が緩んでしまったり、外れてたとしても、必ず一定の長さの芯を出せるとのこと。

グラフ1000(フォープロ)は、丁寧な作りや質の高い日本製の良さを感じるシャープペンシルです。

そして、グラフ1000(フォープロ)は、1回のノックで必ず「0.5mm」分の長さが出る仕組みになっています。

ちなみに、芯の見やすさや折れにくいさから、ヒトにとって最も良い芯の長さは1mmだと科学的に証明されています。

そのため、グラフ1000(フォープロ)は「2回」ノックして書き始めるのがオススメです。

ぺんてる(Pentel)公式サイト

 

グラフ1000(フォープロ)は、世界で初めて芯径0.5mmのノック式シャープペンを作ったぺんてる(Pentel)だからこそ作れる、こだわりのシャープペンシル。

2回のノックで最適な筆記感を楽しめる、最高品質のシャープペンシルです。

グラフ1000(フォープロ)を使って、常に手間なく、最適な芯の長さで書く楽しみを味わってください。

 

ぺんてる(Pentel)グラフ1000(フォープロ)特徴その3:
手が小さい女性でも安心。しっかり握り込めるから、操作しやすい細軸ボディ

シャープペンシルを選ぶ上で、「太さ」は最も重要な要素の1つ。

ですが、その人に最適な太さは、手の大きさや好みの握り方によってもそれぞれ変わってきます。

そのため、自分に最適な太さのシャープペンシルを選ぶのは、実は結構難しいことなんです。

 

「自分に合った太さのものがわからないよ...」

そんな方に、シャーペンオタクの僕が最も意識して欲しいのは「しっかり握り込める太さ」かどうかです。

なぜなら、しっかり握り込めると軸が安定し、ブレのない思い通りの筆記を続けることが出来るから。

特に手の小さい女性は、必ず意識していただきたいポイントです。

 

グラフ1000(フォープロ)の太さは10mmと、かなり細めのボディとなっています。

ちなみに、有名細軸シャープペンシルである三菱鉛筆(uni)「クルトガ・スタンダードモデル」の太さは10.7mm。

なんと、あのクルトガよりも若干細いという、かなり細めなシャープペンシルなんです。

細軸のグラフ1000(フォープロ)であれば、手の小さい女性でもしっかりと握り込め、長時間の作業でも安定した筆記を続けられます。

また、手に力を入れやすいため、ペン先をコントロールしやすく、細かい筆記に向いている特徴もあります。

思い通りに筆記できる快感は、グラフ1000(フォープロ)のような細軸ボディならではの魅力です。

さらにはポケットに入れやすかったり、ペンケースの中がかさばらないのも、使い勝手の良いポイントです!

 

「今使っているシャープペンシルって、よくよく考えるとしっかり握り込めてられないな...」

「軸が安定しやすく、細かい文字やイラストでも思い通りに書けるようになりたい!」

こんな方は、是非一度グラフ1000(フォープロ)を試してみてはいかがでしょうか。

グラフ1000(フォープロ)を使えば、きっとあなたも細軸シャープペンシルの魅力に取り憑かれてしまうでしょう。笑

 

ぺんてる(Pentel)グラフ1000(フォープロ)特徴その4:
自分の手の一部になった感覚。気持ち良いほどスラスラ書ける低重心設計

「このシャープペンシル、なんだか使いづらくてしっくりこないな...」

このようなシャープペンシルには、重心がイマイチのものが多いです。

「重心ってなんだろう...」という方に一言で説明すると、重心は物体の質量の中心のこと。

1本の指でシャープペンシルを支えた時、左右のバランスがちょうど取れる位置が重心です。

シャープペンシルは、サイズ・太さ・素材などの違いから、それぞれ重心の位置が異なります。

 

一般的にシャープペンシルは、低重心の方が良いとされています。

なぜなら、安定しやすく、余計な力がかからないから。

例えば、スピードをつけた車がカーブを曲がる場面を想像してみてください。

トラックよりも、車高が低いスポーツカーの方が安定して曲がれそうですよね。

シャープペンシルも同様で、低重心の方が安定しやすく、手への負担が少ないのです。

書きやすさにこだわるなら、確実に低重心のシャープペンシルを選びたいですよね。

 

グラフ1000(フォープロ)は、低重心設計されたシャープペンシル。

グラフ1000(フォープロ)はグリップの素材が金属かつ、本体上部の軸には軽量なプラスチックが使用されているので、ペン先側が若干重くなっています。

低重心のグラフ1000(フォープロ)は、筆記が安定しやすく、まるで羽が生えたような軽い力でペン先を動かすことが可能です。

そのため、繊細なデザインや小さい文字でも、思い通りに筆記することが出来ます。

手元が見やすい長めのペン先との相性は抜群です。

目には見えない部分ですが、実際に使うと便利さがわかる、とっても魅力的なポイントです。

ぺんてる(Pentel)公式サイト

 

低重心設計されたグラフ1000(フォープロ)であれば、ペンを走らせることがもっと好きになるはず。

モチベーションが上がらない作業でも、グラフ1000(フォープロ)であれば、書くことを楽しみに頑張れるかもしれません。

最高レベルの書き心地を味わえるグラフ1000(フォープロ)を使って、充実した作業時間を過ごしてみませんか?

 

ぺんてる(Pentel)グラフ1000(フォープロ)特徴その5:
金属とラバーのハイブリット。画期的なラバー付き金属グリップを搭載

先ほどご紹介したように、グラフ1000(フォープロ)のグリップは、金属を使用した「金属グリップ」です。

金属グリップのメリットは、ペン先側が重くなるので、本体が低重心になりやすいこと。

思い通りにペン先が動かせる快感は、低重心のもの特有の魅力です。

ですが、金属グリップは重量が重い分、本体を支える手が疲れやすいデメリットがあります。

長時間の作業の場合、手に力が入りづらくなってくると手元がツルツルと滑ってしまうことも。

そのため、握り心地にもしっかりと配慮されたものを選んだ方が良いのです。

 

グラフ1000(フォープロ)は、ラバー付き金属グリップを採用しています。

ラバー付き金属グリップとは、金属グリップに小さな長方形のラバーを搭載したもの。

加工がしづらい金属グリップにモチモチとしたラバーを組み込んだ、バイブリットなグリップです。

等間隔に搭載された計18個のラバーが滑り止めの役割を果たし、長時間の作業でも安定した筆記を可能にしています。

また、硬くて手を痛めやすい金属グリップに、柔らかいラバーを組み込むことで、疲れが溜まりにくくなっています。

グラフ1000(フォープロ)は金属グリップのデメリットを解消し、さらに新しい金属グリップのあり方を生み出した画期的なシャープペンシルです。

ぺんてる(Pentel)公式サイト

ラバー付き金属グリップを搭載したグラフ1000(フォープロ)であれば、長時間の作業でも快適に過ごすことが出来ます。

ぼこぼこした柔らかいラバーの触り心地がとっても良く、ついつい握りたくなる絶妙な感触です。

グラフ1000(フォープロ)は筆記する上でほとんど弱点のない、高品質なシャープペンシルです!

 

ぺんてる(Pentel)グラフ1000(フォープロ)特徴その6:
好みやシーンで使い分けよう。全5種類の芯径に対応した万能シャープペンシル

皆さんは普段どんな芯径を使用していますか?

大体の方が芯径0.5mmのものを使用しているのではないでしょうか。

確かに日本では、芯径0.5mmが主流とされています。

日本語はひらがな・カタカナ・漢字と細かさの異なる文字を使い分けるため、筆記の太さが調整しやすい必要があるからです。

しかし、世界では芯径0.7mmが主流とされています。

アルファベットやアラビア語などの海外の言語は、太い芯でも書きやすいからです。

世界的には、芯径0.5mmが当たり前というわけではないのです。

 

このようにシャープペンシルを使うシーンや個人の好みによって、適した芯径は変わります。

例えば、細かい筆記をしたいときや、大きく書き出したい時などでも、芯径は変えるべきなのです。

でも、芯径が変わるごとにシャープペンシルの種類が変わってしまうのは、正直違和感があるもの。

芯径が違っても、慣れ親しんだシャープペンシルを使い続けられたら、とっても嬉しいですよね。

 

グラフ1000(フォープロ)は、全5種類の芯径から選ぶ事ができます。

芯径の種類は、0.3mm、0.4mm、0.5mm、0.7mm、0.9mmの5種類展開です。

一般的な芯径0.5mmに加え、近年女性に人気の芯径0.3mmや、太めの芯径0.9mmなど幅広い方の好みやシーンに対応しています。

それぞれの芯径について、特徴やオススメの使用シーンをまとめたので、参考にしてみてください!

シャープペンシルの芯径の選び方

  • 0.3mmは、イラストやデザインなどの繊細なタッチをする方にオススメ
  • 0.4mmは、0.5mmではやや太く、0.3mmでは芯が折れやすいなと感じる方にオススメ
  • 0.5mmは、受験勉強や事務作業などの一般的なシーンで使いたい方にオススメ
  • 0.7mmは、筆圧が高く、0.5mmではすぐに芯を折ってしまう方にオススメ
  • 0.9mmは、すらすらと書き出す事ができるので、アイデア出しやメモ書きをしたい方にオススメ

 

また、グラフ1000(フォープロ)には芯の濃さが一眼でわかる「芯硬度表示窓」が搭載されています。

そのため、芯径が同じものでも使い分けやすく、よりシーンに合ったシャープペンシルで筆記することが可能です。

グラフ1000(フォープロ)は、複数の芯径や芯の濃さを使い分ける前提のプロ仕様のシャープペンシルです!

ぺんてる(Pentel)公式サイト

 

【まとめ】自分にぴったりのシャープペンシルを見つけよう!

今回はグラフ1000(フォープロ)の特徴についてご紹介しました!

グラフ1000(フォープロ)は機能性が高い上に、価格は低めに設定されているので、まだ使ったことない方はぜひ試していただきたいです。

また、芯径を使い分けて複数所持することもおすすめです!

いつも使っている文房具にこの「グラフ1000(フォープロ)」に代えて、書くことをより楽しくしてみませんか?

 

他のグラフシリーズについて詳しく知りたい方はこちら!

ぺんてる・グラフシリーズは全部で6種類!一覧とそれぞれの違いまとめ【比較表あり】

 

ぺんてる・グラフペンシルの5つの特徴や基本情報を紹介!

ぺんてる・グラフレットの6つの特徴や基本情報を紹介!

ぺんてる・グラフギア500の7つの特徴や基本情報を紹介!

ぺんてる・グラフギア1000の5つの特徴や基本情報を紹介!

ぺんてる・グラフ1000CSの6つの特徴や基本情報を紹介!

 

ぺんてるについて詳しく知りたい方はこちら!

【あわせて読みたい記事】ぺんてるとはどんな文具メーカー?シャープペンシル4シリーズ・21本の一覧もご紹介

-ぺんてるのシャープペンシル