グラフギア1000は、文具メーカーのぺんてるから販売されている製図用シャープペンシルです。
【あわせて読みたい記事】ぺんてるとはどんな文具メーカー?シャープペンシル4シリーズ・21本の一覧もご紹介
皆さんも一度は見たことがあるのではないでしょうか。
私が初めて使った製図用シャープペンシルがこの「グラフギア1000」でした。
持ちやすく、書き心地が最高で、グラフギア1000を使って以降、製図用シャープペンシルにどハマりしました。
今回は大人気の製図用シャープペンシル「グラフギア1000」についてご紹介します!
この記事の目次
【ぺんてる(Pentel)グラフギア1000の基本情報】
まずはぺんてる(Pentel)グラフギア1000の基本情報から。
ぺんてる(Pentel)グラフギア1000のスペック・性能などをざっくりと知りたい方はこちらを参考にどうぞ!
(他のシャーペン記事にも同じように基本情報をまとめてあるので、比較しやすいかと思います)
ブランド名 | ぺんてる(Pentel) |
製品名 | グラフギア1000 |
種類 | シャープペンシル |
税込み価格 | 1,100円 |
芯径 | 0.3mm 0.4mm 0.5mm 0.7mm 0.9mm |
カラーバリエーション | |
0.3mm ブラウン(PG1013) 0.4mm 0.5mm 0.7mm 0.9mm |
|
長さ(全長) | 150mm |
太さ(最大径) | 10mm |
重さ(重量) | 20g |
ボディの素材 | 金属 |
グリップ(持ち手部分)の素材 | 金属 |
グリップ(持ち手部分)の柔らかさ | 硬め |
クリップの素材 | 金属 |
ノックボタンの素材 | 金属 |
消しゴムの有無 | 有 |
替えゴムの有無 (品番) |
有 (Z2-1N) |
芯出しの方式 | ノック式 |
付属品 | なし |
特におすすめの人 | 学生(中学生、高校生、大学生) |
キャッチフレーズ | 先端部分を収納できる安心設計 (グラフギア1000公式サイトより) |
特筆すべきスペック・機能 |
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知名度 | |
使いやすさ | |
疲れにくさ | |
価格・コスパの良さ | |
機能の多さ | |
総合評価 |
ぺんてる(Pentel)グラフギア1000の5つの特徴
ぺんてる(Pentel)グラフギア1000の5つの特徴を詳しく見ていきましょう。
ぺんてる(Pentel)グラフギア1000特徴その1:
スタイリッシュな高級感。手元で輝くフルメタルボディ
「普通のものとは一味違う、ワンランク上のかっこいいシャープペンシルが欲しいな...」
シャープペンシルはたくさん使うものだからこそ、良質なものを選びたいですよね。
特に学生の場合は、シャープペンシルを使わない日の方が少ないくらいでは無いでしょうか。
現在シャープペンシルは、世界で220種類以上もあります。(2023年2月現在)
そして、大きくジャンルを分けると、プラスチックのもの、木軸のもの、金属のものの全3種類に分けられます。
「スタイリッシュでかっこいいものが欲しい!」「キラキラとしたメタリックなものに魅力を感じる!」
そんな方には、金属製のシャープペンシルがオススメです。
今回は、個人的におすすめの金属製シャーペン「グラフギア1000」をご紹介します。
グラフギア1000は、高級感のあるフルメタルボディです。
ボディがシルバーで統一されており、とってもスタイリッシュで洗礼された印象を受けます。
グリップ部分には、ローレット加工とラバーを組み合わせた独自のグリップを採用しており、一際目を引くデザインとなっています。
グラフギア1000のシンプルながらも、個性を感じさせるデザインがたまりません。
また、グラフギア1000の重量は20gと、比較的重めです。
ちなみに、同シリーズの「グラフ1000(フォープロ)」の重さは11gと、約2倍の差があります。
一般的なものにはないずっしりとした重みが、ワンランク上の存在感を感じさせてくれるでしょう。
良質なシャープペンシルは、何気ない作業時間に変化をもたらしてくれます。
ペンケースから取り出す時、実際に筆記している時など、ふとした時に見えるシャープペンシルがかっこいいものだったら、作業のモチベーションも上がりそうですよね。
辛い作業時間を支えてくれるのは、他の誰でもないシャープペンシル。
グラフギア1000が少しでも気になったら、是非一度実際に試してみてはいかがでしょうか。
ぺんてる(Pentel)グラフギア1000特徴その2:
手元が見えるから、綺麗に書ける。長めの先端パイプとステップヘッド状のペン先
「もっと綺麗な文字が書けるようになりたいな...」
ノートに書いた自分の文字を見返すたびに、うんざりしていませんか?
文字が汚いと、ノートを見返す気にもなりませんし、人に見せるのも恥ずかしいなと思ってしまいます。
これでは自己肯定感も下がり、作業のモチベーションも全然上がりません。笑
この原因は、文字を書く時にペン先が手元で隠れてしまい、ペン先を見ながら書くことが出来ないから。
手元を見ずに、なんとなく頭でイメージして書いているからこそ、文字が汚くなってしまうのです。
書くことが楽しくなるような、綺麗な文字が書きやすいシャープペンシルがあったら欲しいですよね。
グラフギア1000は、ぺんてる(Pentel)が販売する製図用シャープペンシル。
グラフギア1000の最大の特徴は、一般的なものよりも先端のパイプが長めに作られているところ。
たった4mm程度ですが、この4mmが筆記を大きく変えるのです。
一般的なシャープペンシルだと、ペン先が手元と重なって見づらいですが、グラフギア1000なら視界良好。
ペン先をしっかりと確認しながら筆記出来るので、綺麗な文字が書きやすいです。
手元を見ながら書く文字と、手元が見づらい中書いた文字との差は歴然。
定規を使って線を引く時にも、とっても便利な機能ですよ。
また、グラフギア1000のペン先は、段階ごとに細くなっていく「ステップヘッド状」を採用しています。
一般的な円錐型のものよりも、無駄の少ないステップヘッド状のペン先は格段に見やすく、さらに視界が広がって書きやすくなっています。
グラフギア1000のペン先からは、計算された筆記へのこだわりが感じられ、まさに「書くための道具」といったところ。
グラフギア1000を使えば、きっと書くことが楽しくなり、憂鬱な作業でも取り掛かりやすくなると思います。
せっかくの作業時間、グラフギア1000を使ってもっと自分が楽しいと思える時間にしてみませんか?
ぺんてる(Pentel)グラフギア1000特徴その3:
安心して持ち運べる。壊れやすいペン先が収納出来るから、長持ちしやすい
グラフギア1000を含む、製図用シャープペンシルの特徴は、長めのペン先にあります。
手元が見やすく、綺麗な文字が書きやすい便利な機能ですが、実はペン先が長い分、折れてしまいやすいデメリットがあるんです。
ペン先は、シャープペンシルを使わない時でも常に出続けてしまいます。
そのため、特に持ち運びの際には、強い衝撃が加わるとペン先が折れてしまったり、他のものを傷つけてしまいかねません。
さらに、ペン先はとっても繊細なパーツなので、少しでも歪んでしまうと芯を出すことができず、泣く泣く買い換えなければならないことも。
製図用シャープペンシルでも気兼ねなく使用しつつ、長く使っていきたいですよね。
グラフギア1000は、ペン先を本体に収納することが可能です。
ノックして出たペン先を、本体上部に付属したクリップを開くことで、簡単に収納することが出来ます。
ペン先を収納出来るグラフギア1000であれば、大切なペンケースや服などを傷付けることなく、気軽に持ち運ぶことが可能です。
また、シャープペンシル自体も長持ちしやすく、じっくりと使用感を楽しむことも出来ます。
グラフギア1000は、身の回りのものだけでなく、そのもの自体も大切に出来るシャープペンシル。
ペン先が出続けるものと比べて、ノックが1回分増えたり、クリップを開いたりと多少の手間はかかりますが、そこまで負担はないと思います。
少しの手間で安心して使えると思うと、グラフギア1000のペン先収納機能は絶対にあった方が良いと言い切れる機能です。
グラフギア1000は、気兼ねなく幅広いシーンで使用できる万能なシャープペンシル。
製図用シャープペンシルの唯一のデメリットを克服した、ワンランク上の製図用シャープペンシルだと思います。
大切なもの、そして普段自分を支えてくれるシャープペンシルも大事にできるグラフギア1000を使って、素敵な作業時間を過ごしましょう!
ぺんてる(Pentel)グラフギア1000特徴その4:
金属グリップの最高峰。ローレット加工×ラバーを組み込んだハイブリットグリップ
皆さんはローレット加工が施されたグリップを使った事がありますか?
ローレット加工とは、手元が滑らないように、グリップに十字の切れ込みを入れる加工のこと。
ちなみにローレットという言葉は、フランス語で小さい輪や車輪などを意味する「ルレット(roulette)」が由来と言われています。
ツルツルと滑りやすい金属グリップに採用されがちなローレット加工ですが、実際握ってみると、結構トゲトゲしてて手が痛いなと感じる方も。
確かに手元はガシッと安定しますが、長時間の作業になると、トゲトゲした切れ込み部分が跡になってしまうことあります。
これでは、安定感があっても手が疲れやすく、結局作業も長続きしません。
グラフギア1000の金属グリップは、ローレット加工とラバーを組み込んだハイブリットグリップです。
従来のギザギザとしたローレット加工に加えて、モチモチとしたラバーも組み込んでいます。
計24個の弾力のあるラバーが加わることで、滑り止めの役割を果たしつつも、手を痛めにくいグリップとなっています。
グラフギア1000の金属グリップは、まさに金属グリップの最高峰と言えるでしょう。
実際握ってみると、ぼこぼこしたラバーが気持ちよく、快適かつ安定した書き心地でした。
ローレット加工とラバーグリップを組み合わせているのは、世界でグラフギア1000ただ1つ。
他のものにはない、安定感と気持ちよさのある握り心地を、是非一度味わって頂きたいです。
ぺんてる(Pentel)グラフギア1000特徴その5:
複数所持して使い分けよう。全5種類の豊富な芯径を展開
皆さんは普段どんな芯径のシャープペンシルを使用していますか?
大体の方が芯径0.5mmのものを使用しているのではないでしょうか。
実際日本では、芯径0.5mmが主流とされています。
日本語はひらがな・カタカナ・漢字と細かさの異なる文字を使い分けるため、筆記の太さが調整しやすいものが良いためです。
しかし、世界では芯径0.7mmが主流とされています。
アルファベットやアラビア語などの海外の言語は、太い芯でも書きやすいからです。
世界的には、芯径0.5mmが当たり前というわけではないのです。
このようにシャープペンシルを使うシーンや個人の好みによっても、適した芯径は変わります。
例えば、細かい筆記をしたいときや、大きく書き出したい時などでも、出来ることならその都度芯径は変えるべきなのです。
でも、芯径が変わるごとにシャープペンシルの種類が変わってしまうのは、正直違和感があるもの。
芯径が違っても、慣れ親しんだシャープペンシルを使い続けられたら、とっても嬉しいですよね。
グラフギア1000は、全5種類の芯径から選ぶ事ができます。
芯径の種類は、0.3mm、0.4mm、0.5mm、0.7mm、0.9mmの5種類展開です。
一般的な芯径0.5mmに加え、近年女性に人気の芯径0.3mmや、太めの芯径0.9mmなど幅広い方の好みやシーンに対応しています。
それぞれの芯径について、特徴やオススメの使用シーンをまとめたので、参考にしてみてください!
シャープペンシルの芯径の選び方
- 0.3mmは、イラストやデザインなどの繊細なタッチをする方にオススメ
- 0.4mmは、0.5mmではやや太く、0.3mmでは芯が折れやすいなと感じる方にオススメ
- 0.5mmは、受験勉強や事務作業などの一般的なシーンで使いたい方にオススメ
- 0.7mmは、筆圧が高く、0.5mmではすぐに芯を折ってしまう方にオススメ
- 0.9mmは、すらすらと書き出す事ができるので、アイデア出しやメモ書きをしたい方にオススメ
ちなみにグラフギア1000は、芯径によってグリップのラバーや刻印などの細部のカラーが若干異なります。
下記の表に芯径とカラーバリエーションについてまとめたので、是非参考にしてみてください!
グラフギア1000の芯径とカラーバリエーションの一覧
芯の太さ | カラー |
0.3mm | ブラウン |
0.4mm | グリーン |
0.5mm | ブラック |
0.7mm | ブルー |
0.9mm | イエロー |
さらに、グラフギア1000には、本体中央に芯の濃さが一眼でわかる「芯硬度表示窓」が搭載されています。
そのため、芯径が同じものでも使い分けやすく、よりシーンに合ったシャープペンシルで筆記することが可能です。
グラフギア1000は、複数の芯径や芯の濃さを使い分ける前提のプロ仕様のシャープペンシルです!
【まとめ】自分にぴったりのシャープペンシルを見つけよう!
今回はグラフギア1000の特徴についてご紹介しました!
グラフギア1000は機能性が高い上に、価格は低めに設定されているので、まだ使ったことない方はぜひ試していただきたいです。
また、芯径を使い分けて複数所持することもおすすめです!
いつも使っている文房具にこの「グラフギア1000」に代えて、書くことをより楽しくしてみませんか?
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