クルトガは文具メーカーの三菱鉛筆(uni)から販売されているシャープペンシルです。
クルトガシリーズは2008年3月の発売以来、販売累計9000万本を超える大ヒット商品で、書くたびに芯が少しずつ回転して尖り続ける機能はシャープペンシル界に革命を起こしました。
皆さんも一度は見たことがあるのではないでしょうか。
シャープペンシルといえば「クルトガ」という人も多いと思います。
【あわせて読みたい記事】三菱鉛筆(uni)とはどんな文具メーカー?シャープペンシル3シリーズ・20本の一覧もご紹介
今回は大人気のクルトガシリーズの中でも、高級感のある大人のクルトガ「クルトガアドバンス(アップグレードモデル)」についてご紹介します!
クルトガアドバンス(アップグレードモデル)の価格は1,000円(税抜)と一般的なシャープペンシルよりやや高めです。
なぜやや高めの値段設定なのか、詳しくご紹介します!
この記事の目次
【三菱鉛筆(uni)クルトガアドバンス(アップグレードモデル)の基本情報】
まずは三菱鉛筆(uni)クルトガアドバンス(アップグレードモデル)の基本情報から。
三菱鉛筆(uni)クルトガアドバンス(アップグレードモデル)のスペック・性能などをざっくりと知りたい方はこちらを参考にどうぞ!
(他のシャーペン記事にも同じように基本情報をまとめてあるので、比較しやすいかと思います)
ブランド名 | 三菱鉛筆(uni) |
製品名 (品番) |
クルトガアドバンス(アップグレードモデル) (M5-1030 1P) |
種類 | シャープペンシル |
税込み価格 | 1,100円 |
芯径 | 0.5mm |
カラーバリエーション | |
【全8色】 ホワイト(M5-1030 1P) ネイビー(M5-1030 1P) レッド(M5-1030 1P) ガンメタリック(M5-1030 1P) マットピンク(M5-1030 1P) マットイエロー(M5-1030 1P) マットグリーン(M5-1030 1P) マットブルー(M5-1030 1P) |
|
長さ(全長) | 141mm |
太さ(最大径) | 10.7mm |
重さ(重量) | 15.9g |
ボディの素材 | 樹脂(プラスチック) 金属 |
グリップ(持ち手部分)の素材 | 金属 |
グリップ(持ち手部分)の柔らかさ | 硬め |
クリップの素材 | 金属 |
ノックボタンの素材 | 金属 |
消しゴムの有無 | 有 |
替えゴムの有無 (品番) |
有 (SKS) |
芯出しの方式 | ノック式 |
付属品 | なし |
特におすすめの人 | 学生(中学生、高校生、大学生) |
キャッチフレーズ |
キレイな文字が書けるシャープ |
特筆すべきスペック・機能 |
|
知名度 | |
使いやすさ | |
疲れにくさ | |
価格・コスパの良さ | |
機能の多さ | |
総合評価 |
三菱鉛筆(uni)クルトガアドバンス(アップグレードモデル)の7つの特徴
三菱鉛筆(uni)クルトガアドバンス(アップグレードモデル)の7つの特徴を詳しく見ていきましょう。
三菱鉛筆(uni)クルトガアドバンス(アップグレードモデル)特徴その1:
細軸でもずっしりとした重みのあるボディ。金属を使用した高級感のあるデザイン
「普通のものとは違う、ワンランク上のシャープペンシルが欲しいな...」
シャープペンシルは毎日のように使い込むものだからこそ、良質なものを選びたいですよね。
ちなみにシャープペンシルは、世界で220種類以上もあります。(2022年12月現在)
そして、大きく分けると、プラスチックのもの、木製のもの、金属のものの全3種類に分けられます。
もしあなたがスタイリッシュでかっこいいものが良いと思うなら、金属製シャープペンシルがおすすめです。
今回は、ワンランク上の金属製シャーペン「クルトガアドバンス(アップグレードモデル)」をご紹介します。
クルトガアドバンス(アップグレードモデル)は、ボディの大部分に金属が使用されています。
金属特有の光沢と、角のない流線型のボディの相性は抜群です。
まるで、iPhoneなどで有名なApple製品のような、とっても洗礼された印象を受けます。
また、金属が使用されたクルトガアドバンス(アップグレードモデル)の重さは15.9gと、そこそこ重めです。
ちなみに、同シリーズの最も低価格なシャープペンシル「クルトガ・スタンダードモデル」の重量は9.7g。
約1.5倍もの重みが、スタイリッシュながらも、しっかりとした存在感を与えてくれます。
「シンプルで大人びたシャープペンシルが欲しい...」
そんな方には、是非一度クルトガアドバンス(アップグレードモデル)を試してみてはいかがでしょうか。
もちろんワンランク上なのはデザインだけではありません。
下記には機能についてもわかりやすくご紹介しているので、ぜひチェックしてみて下さい!
三菱鉛筆(uni)クルトガアドバンス(アップグレードモデル)特徴その2:
指を置く位置のガイドにもなる。デザイン性の高い「パンチンググリップ」
シャープペンシルを選ぶ上で「グリップ」はとっても大切な要素の1つ。
世界にはたくさんの種類のグリップがありますが、近年注目を集めているのが「ラバーグリップ」
ラバーグリップは、特有の弾力性から、指や手に負担を軽減してくれるというもの。
僕もあのプニプニとした感触が大好きなのですが、見た目はどうでしょう。
正直、僕はカッコいいなと思ったことは少ないです。
デザイン性、実用性の両方に考慮されたグリップのものがあれば、知りたいですよね。
クルトガアドバンス(アップグレードモデル)には、パンチンググリップが採用されています。
パンチンググリップとは、その名の通り、グリップ部分にパンチ孔が開いているというもの。
中身が少し透けて見えるという、とってもおしゃれなデザインが特徴です。
肝心の握り心地は、各部品の継ぎ目に引っかかりはないため、指当たりが良く、とっても滑らかな握り心地です。
また、クルトガアドバンス(アップグレードモデル)のパンチ孔には、指を置く位置を知らせるガイドの役割も果たします。
これまでなんとなくで握っていた方も、筆記に最適な握り方がわかるので、自然な握りで作業することが可能です。
クルトガアドバンス(アップグレードモデル)のパンチンググリップは、デザイン性、実用性の両方を兼ね備えた機能です。
見た目良し、中身良しなグリップには、「アップグレード」の名にふさわしいと感じました。
グリップにもこだわられたクルトガアドバンス(アップグレードモデル)なら、きっと作業時間をもっと楽しませてくれるはず。
一般的なものとは一味違う「パンチンググリップ」で、作業のモチベーションを上げちゃいましょう!
三菱鉛筆(uni)クルトガアドバンス(アップグレードモデル)特徴その3:
手の負担が軽減される。細かい筆記もしやすく便利な「低重心設計」
クルトガアドバンス(アップグレードモデル)のような金属シャープペンシルは、重量が重めです。
重めのシャーペンには、軸が安定しやすく、本体の重みでさっと文字が書けるメリットがあります。
ですが、長時間の筆記になると、手が疲れてしまいやすいデメリットも。
しかし、「重心」にこだわったものなら、むしろ操作性が増して、手の負担が減るメリットになるんです。
「重心って分かっているようで、あまりよく分かっていないかも...」
そんな方に、まず重心について簡単にご説明します。
重心を一言で説明すると、物体の質量の中心のこと。
1本の指でシャープペンシルを支えた時、左右のバランスがちょうど取れる位置が重心です。
シャープペンシルは、サイズ・太さ・素材などの違いから、それぞれ重心の位置が異なります。
そして、一般的にシャープペンシルは、低重心の方が良いとされています。
なぜなら、安定しやすく、余計な力がかからないから。
例えば、スピードをつけた車がカーブを曲がる場面を想像してみてください。
トラックよりも、車高が低いスポーツカーの方が安定して曲がれそうですよね。
力士が取組をするときも、直立せず、腰をおとしてぶつかりますよね。
シャープペンシルも同様で、低重心の方が安定しやすく、手への負担が少ないのです。
書きやすさにこだわるなら、確実に低重心のシャープペンシルを選びたいですよね。
クルトガアドバンス(アップグレードモデル)は、低重心設計されたシャープペンシル。
グリップ部分のみが太くデザインされているので、ペン先側が重くなっています。
低重心のクルトガアドバンス(アップグレードモデル)は、筆記が安定しやすく、軽い力でペン先を動かすことが可能です。
そのため、繊細なデザインや小さい文字でも、軽い力で思い通りに筆記することが出来ます。
実際に使ってみると、「低重心のものってこんなにも書きやすいんだ!」と感じるはず。
目には見えない部分ですが、とっても魅力的なポイントです。
低重心設計されたクルトガアドバンス(アップグレードモデル)であれば、きっと書くことがもっと好きになるはず。
書くことが気持ちよくて、気づいたらいつもよりも頑張れていたなんてことも。
せっかく作業するなら、クルトガアドバンス(アップグレードモデル)を使って、快適な時間を過ごしてみませんか?
三菱鉛筆(uni)クルトガアドバンス(アップグレードモデル)特徴その4:
従来のクルトガエンジンが進化。さらに芯がトガった「Wスピードエンジン」
せっかく書くなら、出来るだけ「綺麗な文字」を書きたいですよね。
綺麗な文字が書けると、書くことが楽しくなり、作業のモチベーションが上がります。
また、見やすいノート作りが可能で、復習もしやすくなります。
さらに他者から、真面目な印象を持ってもらえたり、文章をスムーズに読んでもらいやすくなります。
綺麗な文字を書くことって、想像以上にたくさんのメリットがあるんです。
クルトガは「より綺麗な文字を書くこと」を目的に開発されたシャープペンシル。
2008年3月、初代「クルトガ(スタンダードモデル)」の発売以降、12年連続で売上1位という超人気シリーズです。
現在までの累計販売本数は、日本の人口にも並ぶ「1億本」を突破しています。
人気の理由は、常に芯がトガり続ける、自動芯回転機構「クルトガエンジン」の搭載。
2022年12月現在、クルトガ最新モデルのクルトガアドバンス(アップグレードモデル)には、更に進化した機能が搭載されています。
その名も「Wスピードエンジン」
Wスピードエンジンは、従来のクルトガシリーズに搭載された、自動芯回転機構「クルトガエンジン」の進化版。
Wスピードエンジンは、従来のものと同様にペン先に内蔵されており、上ギア、中ギア、下ギアの計3つのギアで構成されています。
各ギアの間にはわずかな隙間があり、芯を紙に押し付けて離すと、ギアが回転し、芯がトガり続ける仕組みです。
Wスピードエンジンが従来のものと変わったのは、ギアの回転数です。
従来のものは40画で1回転(1画で9度回転)に対し、Wスピードエンジンは2倍の20画で1回転(1画で18度回転)します。
そのため、より早く、そして更に細くキレイにトガりやすくなっています。
Wスピードエンジンを搭載した、クルトガアドバンス(アップグレードモデル)なら、もっと綺麗な文字が書き続けられるということです。
進化した「クルトガアドバンス(アップグレードモデル)」の使い心地は、まさに驚愕。
これまでクルトガを使ったことがある方も、更に使いやすくなったと驚くはず。
もっと綺麗な文字を求める方に、クルトガアドバンス(アップグレードモデル)はとってもピッタリのシャープペンシルです。
三菱鉛筆(uni)クルトガアドバンス(アップグレードモデル)特徴その5:
芯が折れにくい上に、ノックの回数も減る。とっても実用的な「芯折れ防止機構」
「なんで今に限って芯が折れちゃうの...」
シャープペンシルの芯って、嫌な時に限って折れるイメージありませんか?
例えば「作業に集中している時」や「気合を入れて作業を始めようとした時」
このようなモチベーションや集中力が高まっている時に芯が折れると、かなりストレスが溜まりますよね。笑
シャープペンシルを使う以上、仕方のないことですが、正直なんとかしたい問題点の1つ。
クルトガアドバンス(アップグレードモデル)の最大の魅力は、常に芯がトガり続けるところ。
しかし、芯がトガっている分、芯先に力が集中して、角度によっては折れやすいデメリットもあります。
更に筆圧が強い方だと、普段よりも芯をバキバキと折ってしまうことも。
これでは、せっかくの魅力がむしろ逆効果になってしまいます。
芯がトガるデメリットを気にせず、クルトガアドバンス(アップグレードモデル)の魅力を楽しみたいですよね。
クルトガアドバンス(アップグレードモデル)には、パイプスライド機構が搭載されています。
この機能は、芯が減ると同時に先端のパイプもスライドし、芯を守りながら筆記出来るというもの。
芯が折れてしまう心配なく、常に芯がトガった筆記を楽しめます。
さらに、クルトガアドバンス(アップグレードモデル)は、パイプがスライドする関係で、ノック1回でより長く書き続けられます。
通常のシャープペンシルは、1ノックあたり約200文字書けると言われています。
それに対し、クルトガアドバンス(アップグレードモデル)は、約2倍の1ノックあたり約400文字書くことが出来るのです。
芯が折れにくいだけでなく、面倒なノックの回数も減らせる、とっても魅力的な機能です!
クルトガアドバンス(アップグレードモデル)であれば、大事な時に芯が折れることもありません。
作業が波に乗った時、誰にも邪魔されず、そのまま続けられるのはとっても気持ちいい。
芯が折れるストレスから解放されたい方に、クルトガアドバンス(アップグレードモデル)はとってもおすすめです。
三菱鉛筆(uni)クルトガアドバンス(アップグレードモデル)特徴その6:
自分なりのこだわりを見つけよう。全8種類の豊富なカラーバリエーション
「形も機能もいいけれど、色味があまり好きじゃないんだよな...」
このように、色味が原因で購入しなかった経験はありませんか?
例えば服や靴などを購入する時、色さえ良ければ買ったのに!って経験ありますよね。
そして、自分が持っているものをふと見返すと、特定の色味のものしか持っていなかったり。
そう、自分が愛着を感じるものには、必ず自分の好きな色味が含まれているのです。
これは日用品のシャープペンシルにも同じことが言えます。
同じシャープペンシルを長く愛用していくためにも、自分の好きなカラーを選ぶ必要があるのです。
クルトガアドバンス(アップグレードモデル)は、計8色展開とカラーバリエーションがとっても豊富です。
そのため、きっと好みのカラーが見つかると思います。
ちなみに僕は、芯径0.5mmのガンメタリック(M5-1030 1P)を使用していました。
芯の太さとカラーバリエーションの一覧(※太字のカラーは数量限定です)
芯の太さ | カラーバリエーション |
0.5mm(8種類) | ホワイト(M5-1030 1P) ネイビー(M5-1030 1P) レッド(M5-1030 1P) ガンメタリック(M5-1030 1P) マットピンク(M5-1030 1P) マットイエロー(M5-1030 1P) マットグリーン(M5-1030 1P) マットブルー(M5-1030 1P) |
お気に入りのカラーのシャープペンシルを使えば、きっと作業のモチベーションが上がるはず。
毎日のようにシャープペンシルを使う方こそ、ぜひカラーにもこだわって、大好きなものを使ってもらいたい。
クルトガアドバンス(アップグレードモデル)を使って、作業時間を少しでも楽しい時間にしてみませんか?
三菱鉛筆(uni)クルトガアドバンス(アップグレードモデル)特徴その7:
Wスペードエンジンを最大限楽しもう。クルトガ専用の「クルトガ替芯」
クルトガアドバンス(アップグレードモデル)の最大の魅力は、やはり「Wスピードエンジン」
従来のクルトガよりも、更に芯が尖り続ける機能は、まさに革命的なものです。
ただ、一般的に販売されているシャープ芯には、常に中心が尖り続けるよう作られておりません。
そのため、クルトガアドバンス(アップグレードモデル)の良さを最大限に活かすには、シャープ芯にもこだわる必要があるのです。
クルトガアドバンス(アップグレードモデル)には、Wスピードエンジンに対応した、独自のシャープ芯が開発されています。
その名も「クルトガ替芯」
一般的なシャープ芯は、外側部分が硬く、中心部分が柔らかくなっています。
それに対し、クルトガ替芯は、外側部分が柔らかく、中心部分が硬いです。
クルトガ替芯は、一般的なシャープ芯と真逆の構造になっているのです。
これにより、芯が円すい形に尖り続けても、芯が折れにくくなっています。
芯の常識まで変えてしまうクルトガシリーズは、まさに革命的です!
クルトガ専用の「クルトガ替芯」について、もっと詳しく知りたい方は、下記のリンクからご覧ください!
【三菱鉛筆(uni)・クルトガ替芯の特徴】おすすめ人気シャープ芯をご紹介!
【まとめ】自分にぴったりのシャープペンシルを見つけよう!
今回はクルトガアドバンス(アップグレードモデル)の特徴についてご紹介しました!
クルトガアドバンス(アップグレードモデル)は機能性が高い上にデザイン性も良いので、まだ使ったことない方はぜひ試していただきたいです。
また、カラーバリエーションが豊富なので、複数所持することもおすすめです!
いつも使っている文房具にこのクルトガアドバンス(アップグレードモデル)に代えて、書くことをより楽しくしてみませんか?
他のクルトガシリーズについて詳しく知りたい方はこちら!
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