三菱鉛筆(uni)のシャープペンシル

三菱鉛筆(uni)クルトガ・ローレットモデルの5つの特徴や基本情報を紹介!

クルトガは文具メーカーの三菱鉛筆(uni)から販売されているシャープペンシルです。

【あわせて読みたい記事】三菱鉛筆(uni)とはどんな文具メーカー?シャープペンシル3シリーズ・20本の一覧もご紹介

クルトガシリーズは2008年3月の発売以来、販売累計9000万本を超える大ヒット商品で、書くたびに芯が少しずつ回転して尖り続ける機能はシャープペンシル界に革命を起こしました。

皆さんも一度は見たことがあるのではないでしょうか。

シャープペンシルといえば「クルトガ」という人も多いと思います。

今回は大人気のクルトガ(ローレットモデル)についてご紹介します!

 

この記事の目次

三菱鉛筆(uni)クルトガ(ローレットモデル)の基本情報

まずは三菱鉛筆(uni)クルトガ(ローレットモデル)の基本情報から。

三菱鉛筆(uni)クルトガ(ローレットモデル)のスペック・性能などをざっくりと知りたい方はこちらを参考にどうぞ!

(他のシャーペン記事にも同じように基本情報をまとめてあるので、比較しやすいかと思います)

ブランド名 三菱鉛筆(uni)
製品名
(品番)
クルトガ(ローレットモデル)
(M5-1017 1P)
種類 シャープペンシル
税込み価格 1,100円
芯径 0.5mm
カラーバリエーション
【全2色】
シルバー(M5-1017 1P)
ガンメタリック(M5-1017 1P)
長さ(全長) 146mm
太さ(最大径) 9.9mm
重さ(重量) 15.1g
ボディの素材 金属
グリップ(持ち手部分)の素材 金属
グリップ(持ち手部分)の柔らかさ 普通
クリップの素材 金属
ノックボタンの素材 金属
消しゴムの有無
替えゴムの有無
(品番)


(SKA)
芯出しの方式 ノック式
付属品 なし

 

特におすすめの人 学生(中学生、高校生、大学生)
キャッチフレーズ 重量感のあるメタルボディ!
ローレット加工されたグリップで書きやすさ抜群!
特筆すべきスペック・機能
  • 書きやすさ第一。まるでマシンのような重厚感のあるデザイン
  • ペン先がすらすら動かせる。細かい筆記もしやすい低重心設計
  • 手元が滑りにくい。長時間でも筆記の安定感を保つ「ローレット加工」
  • 常に芯がトガって書きやすい。自動芯回転機構「クルトガエンジン」搭載
  • クルトガをもっと楽しもう。クルトガ専用の「クルトガ替芯」
知名度
使いやすさ
疲れにくさ
価格・コスパの良さ
機能の多さ
総合評価

 

三菱鉛筆(uni)クルトガ(ローレットモデル)の5つの特徴

三菱鉛筆(uni)クルトガ(ローレットモデル)の5つの特徴を詳しく見ていきましょう。

 

三菱鉛筆(uni)クルトガ(ローレットモデル)特徴その1:
書きやすさ第一。まるでマシンのような重厚感のあるデザイン

「もっと書きやすいシャープペンシルを教えて欲しいな...」

きっと誰しもこのようなことを思ったことがあるのではないでしょうか。

僕はシャープペンシルを選ぶ上で「書きやすさ」を最も重視します。

シャープペンシルは、どんなに良いものでも、使ってなんぼのアイテム。

極論ですが、書くことだけを意識すると、デザイン性はそこまで必要ないのかなとも思います。

そして、実際シャープペンシルを使っている時、目線はシャーペンではなく、目の前の作業に向かっているはず。

快適な作用時間を求めると、やはり最も大切なのは「書きやすさ」です。

 

クルトガ(ローレットモデル)のデザインは、無機質ながらも、書きやすさ重視でとっても実用的です。

まず、クルトガ(ローレットモデル)は太さが9.9mmと、かなり細め。

(ちなみに、有名シャープペンであるPILOT(パイロット)「ドクターグリップGスペック」の太さは14.2mmです。)

そのため、手の小さい方でも、しっかり握り込んで筆記することが出来ます。

そのため、力が込めやすく、細かい筆記や綺麗な文字を書きやすいです。

 

また、クルトガ(ローレットモデル)の素材には、重厚感のある金属が多く使用されています。

実際にクルトガ(ハイグレードモデル)の重さは15.1gと、細軸ながらもそこそこ重めです。

ちなみに、同シリーズの「クルトガ・スタンダードモデル」の重量は9.7gであり、約1.5倍もの重みがあります。

そのため、細軸ながらも、重いシャーペンならではの安定感と、軽い力での筆記が可能となっています。

クルトガ(ローレットモデル)のデザインは、何か特徴的なパーツはなく、無機質なもの。

クルトガ(ローレットモデル)は「書きやすさ」に特化したデザインだと言えます。

 

クルトガ(ローレットモデル)のデザインは、他のものと比べると、なんだか物足りないと感じるかもしれません。

ですが、一度手に取れば、他のものとはレベルの違う使い心地を体感させてくれます。

また、使っているうちに、クルトガ(ローレットモデル)の洗礼されたデザインがだんだんクセになってくるはず。

クルトガ(ローレットモデル)は、使い込むことの素晴らしさを教えてくれる、魅力的なシャープペンシルです。

 

三菱鉛筆(uni)クルトガ(ローレットモデル)特徴その2:
ペン先がすらすら動かせる。細かい筆記もしやすい低重心設計

重めのシャープペンシルの中で書きやすいものは、必ず「重心」にこだわられています。

「重心って聞いたことあるけど、よくわからないな...」

そんな方に、まず重心について簡単にご説明します。

重心をとってもシンプルに説明すると、物体の質量の中心のことです。

1本の指でシャープペンシルを支えた時、左右がちょうどバランスが取れる位置が重心です。

シャープペンシルは、サイズ・太さ・素材などの違いから、それぞれ重心の位置が異なります。

 

シャープペンシルは、低重心の方が良いとされています。

なぜなら、安定しやすく、余計な力がかからないから。

その理由について、わかりやすくご紹介します。

例えば、スピードをつけた車がカーブを曲がる場面を想像してみてください。

トラックよりも、車高が低いスポーツカーの方が安定して曲がれそうですよね。

力士が取組をするときも、直立せず、腰をおとしてぶつかりますよね。

シャープペンシルも同様で、低重心の方が安定しやすく、手が疲れにくいです。

書きやすさにこだわるなら、確実に低重心のシャープペンシルを選びたいものです。

 

クルトガ(ローレットモデル)は、低重心設計されたシャープペンシル。

グリップ部分が軸部分に比べて太めに作られており、ペン先側が重くなっています。

低重心のクルトガ(ローレットモデル)は、筆記が安定しやすく、軽い力でペン先を動かすことが可能です。

そのため、繊細なデザインや小さい文字でも、思い通りに筆記することが出来ます。

実際に使ってみると、「とってもスラスラ書けて気持ちいい!」と感じるはず。

使うまでなかなか分かりづらい部分ですが、とっても魅力的なポイントです。

 

低重心設計されたクルトガ(ローレットモデル)であれば、書くことがもっと好きになるはず。

そして、ちょっとでも作業時間が好きになれたら、それはあなたの今後にとっても大きな変化を生みます。

せっかく作業するなら、書きやすいクルトガ(ローレットモデル)を使って、充実した作業時間を過ごしてみませんか?

 

三菱鉛筆(uni)クルトガ(ローレットモデル)特徴その3:
手元が滑りにくい。長時間でも筆記の安定感を保つ「ローレット加工」

金属製シャープペンシルのグリップは、本体と同様に金属で作られている場合が多いです。

金属グリップのメリットは、他の素材のグリップよりも重いため、本体が低重心になること。

そのため、金属グリップは、書くことに特化した製図用シャープペンシルによく採用されています。

ですが、金属のグリップにはツルツルと滑りやすく、手汗も溜まりやすいデメリットも。

「金属グリップだったらなんでも良い!」というわけでもないのです。

 

クルトガ(ローレットモデル)の金属グリップは、他のものとは一味違います。

クルトガ(ローレットモデル)の金属グリップには、ローレット加工が施されています。

ローレットという言葉は、フランス語で小さい輪や車輪などを意味する「ルレット(roulette)」が由来です。

ローレット加工とは、車輪のように、グリップに十字の切れ込みが入った加工のこと。

この切れ込みが指の引っ掛かりとなり、手に吸い付くような快適な持ちやすさが実現できます。

また、グリップと指にわずかな隙間ができるため、手汗で蒸れることも防げます。

ローレット加工は、まさに金属グリップのデメリットを克服した画期的な加工なのです。

 

ローレット加工が施されたクルトガ(ローレットモデル)は、まさに弱点のない金属製シャープペンシル。

シャープペンシルにおいて、最も大切な部分である「グリップ」にもしっかりとこだわられています。

クルトガ(ローレットモデル)を使って、変わらない安定感のある筆記を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

三菱鉛筆(uni)クルトガ(ローレットモデル)特徴その4:
常に芯がトガって書きやすい。自動芯回転機構「クルトガエンジン」搭載

どんなに書きやすいシャープペンシルでも、長時間書くと徐々に文字が汚くなってきます。

この原因は、シャープペンシル特有の「偏減り」という問題が関係しているのです。

シャープペンシルをある程度使っていると、徐々に芯先がナナメになってきますよね。

このように、書き続けるうちに、芯先が偏って摩耗することを「偏減り」と呼びます。

偏減りした芯で書くと、ノートとの設置面積が増えるため、通常よりも文字が太くなります。

また、接地面積が増えることで、芯にかかる力が分散され、薄くぼやけた文字になってしまうのです。

 

偏減りの原因は、シャープペンシルを持ち変えず、常に一定の角度で使用し続けるから。

「そんなの仕方ないじゃん!じゃあ、定期的にわざわざ持ち替えなきゃいけないの...?」

そう思った方もたくさんいるはず。

でも、快適な作業時間を過ごすためにも、手間なく、綺麗な文字を書き続けたいですよね。

そんな悩みを持った方には、クルトガ(ローレットモデル)をおすすめします。

クルトガ(ローレットモデル)には、なんとこの「偏減り」を解消できる機能が搭載されているんです。

その名も、自動芯回転機構「クルトガエンジン」

 

自動芯回転機構「クルトガエンジン」はペン先に内蔵されており、上ギア、中ギア、下ギアの計3つのギアで構成されています。

各ギアの間にはわずかな隙間があり、芯を紙に押し付けて離すと、真ん中の中ギアが上下に運動し、芯を回転させます。

この機能によって、書くたびに芯先が少しずつ回転し、円すい形に摩耗していきます。

そのため、クルトガ(ローレットモデル)では、常にトガった芯で書くことが出来るのです。

これまでの常識を覆した自動芯回転機構「クルトガエンジン」は、なんと約5,000本もの試作品を経て開発されました。

実際の書き心地は、まるで「常に消しゴムの角だけで消す」感覚と似ており、なんだかリッチな気持ちにさせてくれます。笑

三菱鉛筆(uni) 公式サイト

 

自動芯回転機構「クルトガエンジン」を搭載した、クルトガ(ローレットモデル)であれば、常に同じ文字を書くことが可能です。

長時間の作業でも、思い通りの文字が書けると、とっても気持ちいい。

いつもより綺麗な文字で埋まったノートは見返しやすく、きっと作業の効率も上がるでしょう。

クルトガ(ローレットモデル)は、毎日たくさん書いて頑張る方にこそ、使って頂きたいシャープペンシルです。

 

三菱鉛筆(uni)クルトガ(ローレットモデル)特徴その5:
クルトガをもっと楽しもう。クルトガ専用の「クルトガ替芯」

クルトガ(ローレットモデル)の最大の魅力は、やはり「自動芯回転機構(クルトガエンジン)」

常に芯が尖り続ける機能は、常識を壊したまさに革命的なものです。

ただ、一般的に販売されているシャープ芯には、常に中心が尖り続けるよう作られておりません。

そのため、クルトガの良さを最大限に活かすには、シャープ芯にもこだわる必要があるのです。

 

クルトガ(ローレットモデル)には、自動芯回転機構「クルトガエンジン」に対応した、独自のシャープ芯が開発されています。

その名も「クルトガ替芯」

 

一般的なシャープ芯は、外側部分が硬く、中心部分が柔らかくなっています。

それに対し、クルトガ替芯は、外側部分が柔らかく、中心部分が硬いです。

クルトガ替芯は、一般的なシャープ芯と真逆の構造になっているのです。

これにより、芯が円すい形に尖り続けても、芯が折れにくくなっています。

芯の常識まで変えてしまうクルトガシリーズは、まさに革命的です!

クルトガ専用の「クルトガ替芯」について、もっと詳しく知りたい方は、下記のリンクからご覧ください!

【三菱鉛筆(uni)・クルトガ替芯の特徴】おすすめ人気シャープ芯をご紹介!

三菱鉛筆(uni) 公式サイト

 

【まとめ】自分にぴったりのシャープペンシルを見つけよう!

今回はクルトガ(ローレットモデル)の特徴についてご紹介しました!

クルトガ(ローレットモデル)は、機能性が高い上にデザイン性も非常に良いので、まだ使ったことがない人は是非一度試してもらいたいです!

いつも使っている文房具をこのクルトガ(ローレットモデル)に代えて、書くことをより楽しくしてみませんか?

 

他のクルトガシリーズについて詳しく知りたい方はこちら!

三菱鉛筆(uni)・クルトガシリーズは全部で10種類!一覧とそれぞれの違いまとめ【比較表あり】

 

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