トンボ鉛筆のシャープペンシル

トンボ鉛筆・モノグラフゼロの6つの特徴や基本情報を紹介!

皆さんMONOの消しゴムをみたことがありますか?

見たことことがある方、実際に使っていた方、使っている方も多いのではないでしょうか。

今回ご紹介するシャープペンシルは、トンボ鉛筆から販売されている、MONO消しゴムが付属した「モノグラフゼロ」という製図用シャープペンシルです!

【あわせて読みたい記事】トンボ鉛筆とはどんな文具メーカー?シャープペンシル2シリーズ・7本の一覧もご紹介

 

モノグラフゼロは「書く」と「消す」ことの両方にフォーカスしたシャープペンシルです。

高品質・高精度な「書く」と「消す」を実現したトンボ鉛筆の「モノグラフゼロ」についてご紹介します!

 

この記事の目次

【トンボ鉛筆(Tombow)モノグラフゼロの基本情報】

まずはトンボ鉛筆(Tombow)モノグラフゼロの基本情報から。

トンボ鉛筆(Tombow)モノグラフゼロのスペック・性能などをざっくりと知りたい方はこちらを参考にどうぞ!

(他のシャーペン記事にも同じように基本情報をまとめてあるので、比較しやすいかと思います)

ブランド名 トンボ鉛筆(Tombow)
製品名 モノグラフゼロ
種類 シャープペンシル
税込み価格 495円
芯径 0.3mm
0.5mm
カラーバリエーション
【全1色(0.3mm)】
モノカラー(DPA−161A)

【全5色(0.5mm)】
モノカラー(DPA-162A)
シルバー(DPA-162B)
ライトブルー(DPA-162C)
ライム(DPA-162D)
ピンク(DPA-162E)

長さ(全長) 147mm
太さ(最大径) 9.3mm
重さ(重量) 17g
ボディの素材 樹脂(プラスチック)
グリップ(持ち手部分)の素材 金属
グリップ(持ち手部分)の柔らかさ 硬め
クリップの素材 金属
ノックボタンの素材 金属
消しゴムの有無
替えゴムの有無
(品番)

(ER-MGU)
芯出しの方式 ノック式
付属品 なし

 

 

特におすすめの人 学生(中学生、高校生、大学生)
キャッチフレーズ 精密極細モノ消しゴム搭載
プロ仕様本格派シャープ
(モノグラフゼロ公式サイトより)
特筆すべきスペック・機能
  • 手元が見やすいから、綺麗に書ける。高精度の「書く」を実現した長めのペン先
  • 消したいところだけ、綺麗に消せる。直径2.3mmの極細消しゴムを搭載
  • しっかり握り込めるから、筆記が安定する。手が小さい方でも安心の細軸ボディ
  • 最低限の力でペン先を操作可能。良質な書き心地を実現する低重心設計
  • 手に吸い付くような握り心地。手が痛めにくい、きめ細かいローレット加工
  • 女子学生に人気の0.3mmも採用。全2種類から好みの芯径が選択可能
知名度
使いやすさ
疲れにくさ
価格・コスパの良さ
機能の多さ
総合評価

 

トンボ鉛筆(Tombow)モノグラフゼロの6つの特徴

トンボ鉛筆(Tombow)モノグラフゼロの6つの特徴を詳しく見ていきましょう。

 

トンボ鉛筆(Tombow)モノグラフゼロ特徴その1:
手元が見やすいから、綺麗に書ける。高精度の「書く」を実現した長めのペン先

皆さんは綺麗な文字を書くことって、たくさんのメリットがあることを知っていますか?

まずは、書くことが楽しくなり、作業のモチベーションがぐーんと上がります。

また、自分が見返しやすいノートを作れるようになり、効率よく復習することも可能です。

さらに他者から真面目な印象を持ってもらえたり、人前でも自信を持って文字を書くことが出来、自己肯定感も上がります。

「あの人って、こんなに字が綺麗なんだ!かっこいい!」なんてこと、よくありますよね。笑

 

でも綺麗な文字を書くのって、正直なかなか難しい。

今あなたの書く文字は、長年の習慣によって作られたクセのようなもの。

残念ながら、そう簡単には変えられません。

でも実は、手軽かつすぐに今よりも綺麗な字が書けるようになる方法があります。

それは「製図用シャープペンシル」を使うことです。

 

モノグラフゼロは、トンボ鉛筆(Tombow)が販売する製図用シャープペンシル。

モノグラフゼロの最大の特徴は、一般的なものよりも先端のパイプが長めに作られているところです。

たった4mm程度の長さですが、この4mmが筆記を大きく変えるのです。

一般的なシャープペンシルだと、ペン先が手元と重なって見づらいですが、モノグラフゼロなら視界良好。

ペン先をしっかりと確認しながら筆記出来るので、綺麗な文字が書きやすいです。

実際にモノグラフゼロを使ってみると、手元を見ながら書く文字と、手元が見づらい中書いた文字との差に驚くはず。

トンボ鉛筆 公式サイト

モノグラフゼロを使えば、手軽に綺麗な文字が書けるようになり、きっと書くことが好きになるでしょう。

書くことが楽しくなれば、作業内容に関係なく、作業時間を楽しむことが出来ます。

ただ頑張るのではなく、楽しく頑張る。

モノグラフゼロは、文字を書く楽しさを感じさせてくれるシャープペンシルです。

 

トンボ鉛筆(Tombow)モノグラフゼロ特徴その2:
消したいところだけ、綺麗に消せる。直径2.3mmの極細消しゴムを搭載

シャープペンシルについている消しゴムって、消えにくそうなイメージがありませんか?

実はシャープペンシルに付属した消しゴムの本来の役割は、本体に内蔵した芯が飛び出さないよう蓋をするためのもの。

一昔前のものは品質が非常に悪く、ただの蓋としての役割しかありませんでした。

 

でも、シャープペンシルの消しゴムって、ピンポイントに消すのにとっても向いているんです。

サイズが大きめの消しゴムを使うと、消したくないところまで消してしまい、二度手間になってしまうことも。

ですが、サイズが小さいシャープペンシルの消しゴムであれば、高精度で消すことが出来るんです。

この特徴を活かしつつ、もっと品質が高い「高精度×高品質」な消しゴムになったら最高ですよね。

 

モノグラフゼロは、MONO消しゴムで有名なトンボ鉛筆(Tombow)が開発したシャープペンシル。

モノグラフゼロには、なんと直径2.3mmの極細消しゴムが搭載されています。

一般的なものは直径5mm程度なので、モノグラフゼロは通常の約半分の細さです。

そのため、ピンポイントに消す精度が高く、より扱いやすくなっています。

 

また、モノグラフゼロの消しゴムの長さは、たっぷりと全長25mmもあります。

ちなみに、一般的なものは全長5mm程度のものが多く、モノグラフゼロは通常の約5倍もの大きさがあります。

この大きさの理由は、「回転くり出し式」を採用しているから。

回転くり出し式とは、本体上部のキャップをくるくると回すと、消しゴムの出し入れが出来るというもの。

消しゴムが大きいモノグラフゼロであれば、ガシガシ使ってすり減ってしまうなんて心配もいりません。

また、消しゴムはお馴染みのMONO消しゴムと同じものが使用されているので、品質の高さは説明不要でしょう。

トンボ鉛筆 公式サイト

モノグラフゼロの消しゴムは、細かい筆記が得意なモノグラフゼロにピッタリのもの。

シャープペンシル1本で、高精度な「書く」と高精度かつ高品質な「消す」を実現した完成度が高いシャープペンシル。

ちなみに、もし消しゴムを使い切ってしまっても、別途で替えゴムの販売があるのでご安心ください!

 

トンボ鉛筆(Tombow)モノグラフゼロ特徴その3:
しっかり握り込めるから、筆記が安定する。手が小さい方でも安心の細軸ボディ

シャープペンシルを選ぶ上で、「太さ」は最も重要な要素の1つ。

作業中は常に触れるものなので、例えるなら指輪の大きさや靴のサイズくらい大事な要素なんです。

でも、シャープペンシルの太さって、意外と気にせず購入してしまう方も多いのではないでしょうか。

最適な太さは、手の大きさや好みの握り方によってもそれぞれ変わってきます。

そのため、シャープペンシルは太さにも注目して、慎重に選んで頂きたいです。

 

「自分に合った太さのものがわからないよ...」という方に、シャーペンオタクの僕が最も意識してもらいたいポイント。

それは「しっかり握り込める太さ」かどうかです。

なぜなら、しっかり握り込めると軸が安定し、ブレのない思い通りの筆記を続けることが出来るから。

特に手の小さい女性は、必ず意識していただきたいポイントです。

 

モノグラフゼロの太さは9.3mmと、かなりの細軸ボディ。

ちなみに、皆さんお馴染みの超有名細軸シャーペンである三菱鉛筆(uni)「クルトガ・スタンダードモデル」の太さは10.7mm。

モノグラフゼロの太さは、なんとあのクルトガよりもっと細く作られているんです。

細軸のモノグラフゼロであれば、手の小さい女性でもしっかりと握り込め、長時間の作業でも安定感のある筆記を楽しめます。

また、グッと手に力を入れやすいためペン先をコントロールしやすく、細かい筆記がしやすいです。

自分の思い通りに手元を動かせるのは、モノグラフゼロのような細軸ボディの特権です!

さらにはポケットやペンケースの中に入れやすく、中身がかさばらないのもグッドです。

 

筆記の安定感や操作のしやすさを求めるなら、モノグラフゼロで間違いないでしょう。

シャープペンシルは常に握るものだからこそ、太さにもしっかりとこだわられたものを使用して頂きたい。

細軸ボディが気になったら、是非一度モノグラフゼロを試してみてはいかがでしょうか。

 

トンボ鉛筆(Tombow)モノグラフゼロ特徴その4:
最低限の力でペン先を操作可能。良質な書き心地を実現する低重心設計

書き心地の良いシャープペンシルは、必ずと言って良いほど重心にこだわりがあります。

「重心って何?気にしたこともないよ...」という方に一言で説明すると、重心は物体の質量の中心のこと。

1本の指でシャープペンシルを支えた時、左右のバランスがちょうど取れる位置が重心です。

シャープペンシルは、サイズ・太さ・素材などの違いから、それぞれ重心の位置が異なります。

 

一般的にシャープペンシルは、低重心の方が良いとされています。

なぜなら、安定しやすく、余計な力がかからないから。

例えば、スピードをつけた車がカーブを曲がる場面を想像してみてください。

トラックよりも、車高が低いスポーツカーの方が安定して曲がれそうですよね。

シャープペンシルも同様で、低重心の方が安定しやすく、手への負担が少ないのです。

書きやすさにこだわるなら、確実に低重心のシャープペンシルを選びたいですよね。

 

モノグラフゼロは、低重心設計されたシャープペンシル。

モノグラフゼロはグリップの素材が金属かつ、本体の大部分には軽量なプラスチックが使用されているので、ペン先側が重くなっています。

低重心のモノグラフゼロは筆記が安定しやすく、まるでシャープペンシルに羽が生えたような感覚でペン先を動かすことが可能です。

そのため、繊細なデザインや小さい文字でも、思い通りに筆記することが出来ます。

モノグラフゼロの操作性の高い細軸ボディや、手元が見やすい長めのペン先と相まって、書き心地抜群です!

重心は目には見えにくい部分ですが、実際に使うと便利さがわかる、とっても魅力的なポイント。

あまり重心を気にしたことがない方、疲れにくく操作しやすいシャープペンシルが欲しい方は、モノグラフゼロをおすすめします!

トンボ鉛筆 公式サイト

 

トンボ鉛筆(Tombow)モノグラフゼロ特徴その5:
手に吸い付くような握り心地。手を痛めにくい、きめ細かいローレット加工

先ほどご紹介したように、モノグラフゼロは金属グリップを採用しています。

金属グリップのメリットは、他の素材のグリップよりも重いため、本体が低重心になること。

スラスラと書ける心地よさは低重心特有のもので、金属グリップは筆記に特化した製図用シャープペンシルによく採用されています。

ですが、金属のグリップは表面が滑らかな分、手元がツルツルと滑ってしまうデメリットもあるんです。

そのため、金属グリップだったらなんでもおすすめ!というわけではないんです。

 

モノグラフゼロの金属グリップには、ローレット加工が施されています。

ローレットという言葉は、フランス語で小さい輪や車輪などを意味する「ルレット(roulette)」が由来です。

ローレット加工とは、表面に車輪のような十字の切れ込みが入った加工のこと。

この切れ込みが指の引っ掛かりとなり、手に吸い付くような快適な持ちやすさが実現できます。

また、モノグラフゼロはローレット加工がきめ細かいので、手を痛めてしまうこともありません。

モノグラフゼロのローレット加工は、まさに金属グリップのデメリットを克服した画期的な加工なのです。

トンボ鉛筆 公式サイト

ローレット加工が施されたモノグラフゼロは、とっても握り心地の良いシャープペンシル

シャープペンシルにおいて最も大切な部分である「グリップ」にもしっかりとこだわりが感じられます。

時間が経つほど自分を支えてくれることに気づく、とっても優しい機能です。

 

トンボ鉛筆(Tombow)モノグラフゼロ特徴その6:
女子学生に人気の0.3mmも採用。全2種類から好みの芯径が選択可能

皆さんはシャープペンシルの芯径ってこだわりがありますか?

ちなみに日本では、芯径0.5mmが主流とされています。

日本語はひらがな・カタカナ・漢字と細かさの異なる文字を使い分けるため、筆記の太さが調整しやすい必要があるからです。

しかし、世界では芯径0.7mmが主流とされています。

アルファベットやアラビア語などの海外の言語は、太い芯でも書きやすいからです。

世界的には、芯径0.5mmが当たり前というわけではないのです。

 

このようにシャープペンシルを使うシーンや個人の好みによって、適した芯径は変わります。

例えば、細かい筆記をしたいときや大きく書き出したい時などでも、芯径は変えるべきなのです。

でも、芯径が変わるごとにシャープペンシルの種類が変わってしまうのは、正直違和感があるもの。

芯径が違っても、慣れ親しんだシャープペンシルを使い続けられたら、とっても嬉しいですよね。

 

モノグラフゼロは、全2種類の芯径から選ぶ事ができます。

芯径の種類は、0.3mm、0.5mmです。

一般的な芯径0.5mmに加え、綺麗な文字を書きたい女性に人気の芯径0.3mmにも対応しています。

それぞれの芯径について、特徴やオススメのシーンをまとめたので、参考にしてみてください!

シャープペンシルの芯径の選び方

  • 0.3mmは、イラストやデザインなどの繊細なタッチをする方にオススメ
  • 0.5mmは、受験勉強や事務作業などの一般的なシーンで使いたい方にオススメ

 

また、モノグラフゼロは芯径によってカラーバリエーションが異なります。

定番のMONO消しゴムのデザインをイメージしたモノカラーに加え、芯径0.5mmではカラフルなカラーも取り扱っています。

下記の表に芯径ごとのカラーバリエーションについてまとめたので、ぜひ参考にしてみてください!

モノグラフゼロの芯径とカラーバリエーション一覧

芯の太さ カラーバリエーション
0.3mm(1種類) モノカラー
0.5mm(5種類) モノカラー
シルバー
ライトブルー
ライム
ピンク

 

【まとめ】自分にぴったりのシャープペンシルを見つけよう!

今回はモノグラフゼロの特徴についてご紹介しました!

モノグラフゼロは機能性が高い上に価格は低めに設定されているので、まだ使ったことない方はぜひ試していただきたいです。

また、カラーバリエーションが豊富なので、複数所持することもおすすめです!

いつも使っている文房具にこの「モノグラフゼロ」に代えて、書くことをより楽しくしてみませんか?

 

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