オレンズは、文具メーカーのぺんてるから販売されているシャープペンシルです。
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オレンズは「芯が折れないシャープペンシル」として2014年から販売され、現在までに累計販売本数が1,000万本を突破している大人気のシャープペンシルです。
皆さんも一度は「オレンズ」という名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。
今回は大人気のオレンズシリーズの定番「オレンズ」について詳しくご紹介します!
この記事の目次
【ぺんてる(Pentel)オレンズの基本情報】
まずはぺんてる(Pentel) オレンズの基本情報から。
ぺんてる(Pentel)オレンズのスペック・性能などをざっくりと知りたい方はこちらを参考にどうぞ!
(他のシャーペン記事にも同じように基本情報をまとめてあるので、比較しやすいかと思います)
ブランド名 | ぺんてる(Pentel) |
製品名 | オレンズ |
種類 | シャープペンシル |
税込み価格 | 495円 |
芯径 | 0.2mm 0.3mm 0.5mm |
カラーバリエーション | |
【5種類(0.2mm)】 ブラック(XPP502-A) ネイビー(XPP502-C2) カーキ(XPP502-D2) グレー(XPP502-N) ピンク(XPP502-P)
【6種類(0.3mm)】 【7種類(0.5mm )】 |
|
長さ(全長) | 145mm |
太さ(最大径) | 9.0mm |
重さ(重量) | 10g |
ボディの素材 | 樹脂(プラスチック) |
グリップ(持ち手部分)の素材 | 樹脂(プラスチック) |
グリップ(持ち手部分)の柔らかさ | 硬め |
クリップの素材 | 金属 |
ノックボタンの素材 | 金属 |
消しゴムの有無 | 有 |
替えゴムの有無 (品番) |
有 (Z2-1N) |
芯出しの方式 | ノック式 |
付属品 | なし |
特におすすめの人 | 学生(中学生、高校生、大学生) |
キャッチフレーズ | 芯を守れば〇〇が変わる (オレンズ公式サイトより) |
特筆すべきスペック・機能 |
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知名度 | |
使いやすさ | |
疲れにくさ | |
価格・コスパの良さ | |
機能の多さ | |
総合評価 |
ぺんてる(Pentel)オレンズの5つの特徴
ぺんてる(Pentel)オレンズの5つの特徴を詳しく見ていきましょう。
ぺんてる(Pentel)オレンズ特徴その1:
もう折れない。芯を出さずに書く、不思議なシャープペンシル
「シャープペンシルの芯が折れて、気分が下がってしまった...」
これは誰しも一度は感じたことのある、シャープペンシル特有の不満点ではないでしょうか。
特に重い腰を上げて作業をスタートした時や、気分良く頑張れている時に芯が折れると、正直イライラしちゃいますよね。
芯が折れると途端に集中力が途切れるし、再度書き出すまでに何度も持ち替えたりと、結構手間や時間もかかります。
これでは、作業のモチベーションを維持するもの難しいですよね。
芯が折れてしまう原因は、芯は細く、簡単に折れやすいという特徴があるから。
さらに僕の場合は筆圧が強めで、一般的な方よりも高頻度で芯をバキバキ折ってしまいます。
僕のような筆圧の強い方でも芯が折れず、より快適に使えるシャープペンシルがあったらとっても便利ですよね。
オレンズは、なんと「芯が折れない」シャープペンシル。
独自の「オレンズシステム」を搭載することで、芯を出さずに筆記が可能となっています。
オレンズシステムとは、芯が減るのに合わせて、先端パイプがスライドする機能のこと。
そのため、芯を出さないで書くという、今までにないシャープペンシルの使い方を実現しています。
芯が減りに合わせて先端パイプがスライドしていく仕様のため、芯が常にパイプで守られている状態となり、不思議なほど芯が折れません。
また、先端のパイプのエッジを減らすことで、紙面との摩擦を極限まで減らし、とっても滑らかな書き心地を実現しています。
実際使ってみると、パイプから芯が出ていないのに違和感なく筆記でき、不思議な感覚でした。
そんなオレンズですが、しっかりと機能を発揮させるためにちょっとしたコツが必要です。
ですが、そこまで難しいことはなく、2〜3日使えば、あっという間に使いこなせるでしょう。
下記にオレンズの使い方をまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください!
<オレンズの使い方>
- はじめて使用する際は、芯が出てくるまでノックする
- 1回ノックするとパイプが出てくる。パイプから芯は出ていないが、そのまま書ける
- 芯が短くなると、筆記中にパイプが引っ込むようになる
- 携帯、保管時はパイプを収納する
- また1回ノックすれば、使用できる
オレンズシステムが搭載されたオレンズであれば、芯が折れるストレスから解放されます。
また、芯が折れるたびに途切れ途切れになっていた集中が続き、きっと作業時間の密度もぐんと変わるでしょう。
ただし、オレンズシステムは芯が出ていない状態から、2回以上ノックして書くと機能しないため注意が必要です。
正しい使い方をすれば問題なく使用出来ると思うので、ご安心を!
ぺんてる(Pentel)オレンズ特徴その2:
1回のノックで3倍書ける。ノックの回数が減るから、集中力が続きやすい
シャープペンシルの芯を出す時のノックの回数は、出来るだけ減らしたいものです。
なぜなら、ノックするたびにシャープペンシル本体を持ち替える必要があり、一時的に手が止まってしまうから。
ノックするたびにシャープペンシルを持ち替えて、また持ち直してって、面倒な動きだと思いませんか?
特にスピードの速い授業や、大事なテストを受けている時のような場面では、1分1秒を争います。
数回ならまだしも、何十回、何百回もするとなると、チリツモでその分何文字も追加で書けるかもしれません。
オレンズは、1回のノックで通常の3倍筆記できるシャープペンシル。
この理由は、先ほどご紹介した「オレンズシステム」にあります。
芯が減りに合わせて先端パイプがスライドする仕様のため、1回のノックで先端パイプの分(通常の約3倍)長く筆記する事が出来るというもの。
その分、ノックの回数も1/3になり、ノックする手間が少なくて済むので、普段よりも効率よく作業することが可能です。
実際使ってみると、ノックの回数が減ることで、手元の作業に意識が集中し、普段よりも充実した作業時間を過ごせた感覚になりました。
僕は初めて使った時にその便利さに気づいて以降、何年もオレンズを使い続けています。笑
ノックの回数が少なく済むオレンズを使えば、きっと効率よく作業することが可能です。
ノックの回数が減る分、手を動かす時間が増えて、さらに集中力も維持しやすいなんて、最高のシャープペンシルだと思います。
オレンズを使って、より密度の高い作業時間を体験してみてはいかがでしょうか。
ぺんてる(Pentel)オレンズ特徴その3:
手が小さい方でもしっかり握り込める。細かい筆記に最適な細軸ボディ
シャープペンシルを選ぶ上で、「太さ」は最も重要な要素の1つ。
その人に最適な太さは、手の大きさや好みの握り方によってもそれぞれ変わってきます。
そのため、自分に最適な太さを選ぶのは、実は結構難しいこと。
「自分に合った太さのものがわからないよ...」という方に、シャーペンオタクの僕が最も意識して欲しいポイントが1つあります。
それは「しっかり握り込める太さ」かどうかです。
しっかり握り込めると軸が安定し、ブレのない思い通りの筆記を続けることが出来るから。
特に手の小さい女性は、必ず意識していただきたいポイントです。
オレンズの太さは9.0mmと、かなり細めのボディとなっています。
ちなみに、有名細軸シャープペンシルである三菱鉛筆(uni)「クルトガ・スタンダードモデル」の太さは10.7mm。
なんと、あのクルトガよりも2回りくらい細いんです!笑
細軸のオレンズであれば、手の小さい女性でもしっかりと握り込め、長時間の作業でも、安定した筆記を続けられます。
また、手に力を入れやすいため、ペン先をコントロールしやすく、細かい筆記に向いている特徴もあります。
思い通りに筆記できる快感は、オレンズのような細軸ボディの特権です。
さらにはポケットに入れやすかったり、ペンケースの中がかさばらないのも地味に嬉しいポイントです!
「今使っているシャープペンシルって、よくよく考えるとしっかり握り込めてられないな...」
「軸が安定しやすく、細かい文字やイラストでも思い通りに書けるようになりたい!」
こんな方は、是非一度オレンズを試してみてはいかがでしょうか。
一度細軸のオレンズにハマったら、もう二度と太軸のシャープペンシルなんて使わなくなると思います!笑
ぺんてる(Pentel)オレンズ特徴その4:
世界が変わる細さ。業界初の芯径0.2mmを含む、計3種類の芯径に対応
皆さんはシャープペンシルの芯径ってどれくらいの太さのものを使っていますか?
ちなみに日本では、芯径0.5mmが主流とされています。
日本語はひらがな・カタカナ・漢字と様々な文字を使い分けるため、バランス良く書ける芯径0.5mmが最適だからです。
しかし、世界では芯径0.7mmが主流とされています。
アルファベットやアラビア語などの海外の言語は、太い芯でも書きやすいからです。
このように世界的には、芯径0.5mmが当たり前というわけではないのです。
自分にぴったりの芯径は、シャープペンシルを使うシーンや好みによって変わります。
例えば、細かい筆記をしたいときや、大きく書き出したい時などでも、その都度変えた方が思い通りの筆記が出来ると思います。
でも、芯径が変わるごとにシャープペンシルの種類が変わってしまうのは、正直違和感があるもの。
芯径が違っても、慣れ親しんだシャープペンシルを使い続けられたら、とっても嬉しいですよね。
オレンズは、全3種類の芯径から選ぶ事ができます。
芯径の種類は、0.2mm、0.3mm、0.5mmです。
それぞれの芯径について、特徴やオススメのシーンをまとめたので、参考にしてみてください!
シャープペンシルの芯径の選び方
- 0.2mmは、超精密なイラストを書く方などにオススメ
- 0.3mmは、細かい文字もつぶれさせず、ノートをスッキリさせたい方にオススメ
- 0.5mmは、授業やテストなど、幅広い文字をバランス良く書きたい方にオススメ
ちなみに芯径0.2mmは、業界で最も細く、世界でもオレンズシリーズのみでの展開となっています。
下記の画像は、芯径0.2mmのオレンズだからこそ書けた、超精密な作品です。
繊細な筆記が可能で、他のものにはない圧倒的な精度の高さを、是非一度体験して頂きたいです。
そして、全ての芯径に芯が折れない「オレンズシステム」が搭載されています。
そのため、芯径0.2mm、0.3mmのような細めのものでも、芯が折れる心配は要りません。
「本当は細めのものを使ってみたいけど、芯が折れやすそうで使わなかった...」なんて方は、とっても嬉しいのではないでしょうか。
気兼ねなく好きな芯径を選べるオレンズは、きっとあなたの作業をより良いものに変えてくれるでしょう。
ぺんてる(Pentel)オレンズ特徴その5:
好みのデザインが、やる気につながる。全18種類の豊富なカラーバリエーション
シャープペンシルを選ぶ時、意外と見た目で選ぶ方って多いのではないでしょうか。
僕も「これかっこいい!」と思ったら機能は気にせず、すぐに買ってしまうので、気持ちはよくわかります。笑
でも、シャープペンシルのデザインって機能と同じ、もしくはそれ以上に大事だと思っています。
良いデザインのものというのは、次の行動を促進してくれるもの。
例えば、見た目が良い服を持っていると、なんだかお出かけしたくなりそうじゃないですか?
シャープペンシルも同じで、自分のお気に入りのデザインのもの持っていると、必ず作業のモチベが上がります。
直接的な効果ではないものの、デザインも重要なポイントなのです。
オレンズは計18色展開と、カラーバリエーションがとっても豊富です。
そのため、きっと好みのデザインが見つかると思います。
好みのオレンズを選べば、憂鬱な作業でもやる気が上がり、充実した作業時間を過ごせるはず。
ただし、オレンズは芯径によってカラー展開が若干異なるので、下記の表を参考にしてみてください!
ちなみに僕は、芯径0.2mmのカーキ(XPP502-D2)を使用していました。
個人的にはカーキの色味が大人っぽいし、意外とレアなカラーだと思うので、とってもおすすめですよ!
芯の太さとカラーバリエーションの一覧
芯の太さ | カラーバリエーション |
0.2mm(5種類) | ブラック(XPP502-A) ネイビー(XPP502-C2) カーキ(XPP502-D2) グレー(XPP502-N) ピンク(XPP502-P) |
0.3mm(6種類) | ブラック(XPP503-A) ディープレッド(XPP503-B2) ミントグリーン(XPP503-GD) パステルピンク(XPP503-P2) セレニティブルー(XPP503-S2) ホワイト(XPP503-W) |
0.5mm (7種類) | ネイビー(XPP505-C2) チェリーレッド(XPP505-GB) ミントグリーン(XPP505-GD) ピーチピンク(XPP505-GP) ソーダブルー(XPP505-GS) ベリーパープル(XPP505-GV) ホワイト(XPP505-W) |
【まとめ】自分にぴったりのシャープペンシルを見つけよう!
今回はオレンズの特徴についてご紹介しました!
オレンズは機能性が高い上に価格は低めに設定されているので、まだ使ったことない方はぜひ試していただきたいです。
また、芯径やカラーバリエーションが豊富なので、複数所持することもおすすめです!
いつも使っている文房具にこのオレンズに代えて、書くことをより楽しくしてみませんか?
他のオレンズシリーズについて詳しく知りたい方はこちら!
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