ぺんてるのシャープペンシル

ぺんてる・オレンズネロの6つの特徴や基本情報を紹介!

オレンズネロは、文具メーカーのぺんてるから販売されているシャープペンシルです。

【あわせて読みたい記事】ぺんてるとはどんな文具メーカー?シャープペンシル4シリーズ・21本の一覧もご紹介

 

オレンズシリーズは「芯が折れないシャープペンシル」として2014年から販売され、現在までに累計販売本数が1,000万本を突破している大人気のシャープペンシルです。

 

皆さんも一度は「オレンズ」という名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。

今回ご紹介する「オレンズネロ」の価格は3,000円(税抜き)と、一般的なシャープペンシルの相場よりも高めの設定となっています。

オレンズネロはどうして3,000円(税抜き)もするのか、その理由とその他のシャープペンとの圧倒的な違いをご紹介します!

 

この記事の目次

【ぺんてる(Pentel)オレンズネロの基本情報】

まずはぺんてる(Pentel)オレンズネロの基本情報から。

ぺんてる(Pentel)オレンズネロのスペック・性能などをざっくりと知りたい方はこちらを参考にどうぞ!

(他のシャーペン記事にも同じように基本情報をまとめてあるので、比較しやすいかと思います)

ブランド名 ぺんてる(Pentel)
製品名 オレンズネロ
種類 シャープペンシル
税込み価格 3,300円
芯径 0.2mm
0.3mm
0.5mm
カラーバリエーション
0.2mm
ブラック(PP3002-A)

0.3mm

ブラック(PP3003-A)

0.5mm
ブラック(PP3005-A)

長さ(全長) 143mm
太さ(最大径) 10mm
重さ(重量) 16.3g
ボディの素材 金属
グリップ(持ち手部分)の素材 金属
グリップ(持ち手部分)の柔らかさ 硬め
クリップの素材 金属
ノックボタンの素材 金属
消しゴムの有無
替えゴムの有無
(品番)


(Z2-1N)
芯出しの方式 ノック式
付属品 なし

 

特におすすめの人 学生(中学生、高校生、大学生)
キャッチフレーズ ユーザーではない。オーナーになるのだ。
(オレンズネロ公式サイトより)
特筆すべきスペック・機能
  • 筆圧が強くても、芯が折れない。芯を出さずに書く「オレンズシステム」を搭載
  • 芯が1本なくなるまで、ずっと書き続けられる。ノック不要の「自動芯出し機構」を採用
  • 高級感ではなく、高性能。ぺんてる(Pentel)のDNAを感じるマットブラックのデザイン
  • 指にフィットしやすく、手元が滑らない。こだわりの「12角形の一体軸」
  • 低重心だけど、重すぎない。樹脂+金属粉で作られた低重心グリップ
  • 極細の芯径0.2mmを体験出来る。計3種類の幅広い芯径に対応
知名度
使いやすさ
疲れにくさ
価格・コスパの良さ
機能の多さ
総合評価

 

ぺんてる(Pentel)オレンズネロの6つの特徴

ぺんてる(Pentel)オレンズネロの6つの特徴を詳しく見ていきましょう。

 

ぺんてる(Pentel)オレンズネロ特徴その1:
筆圧が強くても、芯が折れない。芯を出さずに書く「オレンズシステム」を搭載

シャープペンシルはとっても便利な筆記具ですが、唯一のデメリットは「芯が折れること」。

作業中、芯がバキッと折れてしまった時のあの感覚は、結構ストレスになりますよね。

特に重い腰を上げて作業をスタートした時や、気分良く頑張れている時に芯が折れると、正直イライラしてしまいます。

また、芯が折れると一旦集中力が途切れるし、再度書き出すまでに何度もノックしたり持ち替えたりと、手間や時間もかかります。

これでは、作業のモチベーションを維持するもの難しいですよね。

 

芯が折れてしまう原因は、芯は細く、簡単に折れやすいという特徴があるから。

さらに僕の場合は筆圧が強めで、一般的な方よりも高頻度で芯をバキバキ折ってしまいます。

僕のような筆圧の強い方でも芯が折れず、より快適に使えるシャープペンシルがあったらとっても便利ですよね。

 

オレンズネロは、なんと「芯が折れない」シャープペンシル。

独自の「オレンズシステム」を搭載することで、芯を出さずに筆記が可能となっています。

オレンズシステムとは、芯が減るのに合わせて、先端パイプがスライドする機能のこと。

そのため、芯を出さないで書くという、今までにないシャープペンシルの使い方を実現しています。

芯が減りに合わせて先端パイプがスライドしていく仕様のため、常に芯がパイプで守られている状態となり、不思議なほど芯が折れません。

また、先端のパイプのエッジを減らすことで、紙面との摩擦を極限まで減らし、とっても滑らかな書き心地を実現しています。

実際使ってみると、パイプから芯が出ていないのに違和感なく筆記でき、不思議な感覚でした。

ぺんてる(pentel) 公式サイト

 

そんなオレンズネロですが、しっかりと機能を発揮させるためにちょっとしたコツが必要です。

ですが、そこまで難しいことはなく、2〜3日使えば、あっという間に使いこなせるでしょう。

下記にオレンズネロの使い方をまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください!

<オレンズネロの使い方>

  1. はじめて使用する際は、芯が出てくるまでノックする
  2. 1回ノックするとパイプが出てくる。パイプから芯は出ていないが、そのまま書ける
  3. 携帯、保管時はパイプを収納する
  4. また1回ノックすれば、使用できる

ぺんてる(pentel) 公式サイト

 

オレンズシステムが搭載されたオレンズネロであれば、芯が折れるストレスから解放されます。

また、芯が折れるたびに途切れ途切れになっていた集中が続き、きっと作業時間の密度もぐんと変わるでしょう。

ただし、オレンズシステムは芯が出ていない状態から、2回以上ノックして書くと機能しないことがあるので注意が必要です。

正しい使い方をすれば問題なく使用出来ると思うので、ご安心を!

 

ぺんてる(Pentel)オレンズネロ特徴その2:
芯が1本なくなるまで、ずっと書き続けられる。ノック不要の「自動芯出し機構」を採用

芯を出す時のノックって、実は結構無駄の多い動きなんです。

なぜなら、ノックするたびにシャープペンシル本体を持ち直す必要があり、一時的に手が止まってしまうから。

ノックするたびにシャープペンシルを持ち直して、また芯が減ったらノックしてって、面倒な動きだと思いませんか?

特にスピードの速い授業や、大事なテストを受けている時のような場面では、時間がないので、効率よく書くことが求められます。

そんな時に、数回のノックならまだしも、何十回、何百回もするとなると、チリツモでその分何文字も追加で書けそうですよね。

 

「でもノックが要らないシャープペンシルなんてないじゃん...」

シャープペンシルは、他の筆記具と違って芯が自動で出ないので、もう諦めていた方も多いはず。

ですが、ぺんてる(Pentel)の最高傑作のオレンズネロには、ノック不要でずっと書き続けられる機能が搭載されています。

その名も「自動芯出し機構」

 

自動芯出し機構とは、ペン先が紙面から離れるたびに芯が出てくる機能のこと。

オレンズシリーズは本来、独自のオレンズシステムによって、芯の減りに合わせて先端パイプが短くなっていく仕様です。

ですが、自動芯出し機構を搭載したオレンズネロは、どれだけ書いても、その先端パイプがずっと長い状態のままの状態。

つまり、オレンズネロは、パイプを出す最初のノック1回のみで、芯が1本丸々なくなるまで書き続けることが可能です。

芯が折れない、そしてノック不要で書き続けられるオレンズネロは、まさに理想のシャープペンシル。

実際オレンズネロを使ってみると、とっても便利すぎて、かれこれ7年ほど虜になっています。笑

 

ノック不要のオレンズネロを使えば、これまでノックに要していた時間を目の前の作業に使うことが出来ます。

1回書き出したらずっと集中力が続くオレンズネロは、最高レベルのシャープペンシル。

授業やテストで書き損じてしまうことも、きっと少なくなるでしょう。

そして何より、邪魔されることなく、好きなだけ集中出来るのって、とっても気持ち良いですよ。

もっと効率よく作業したい方、目の前の作業に思う存分集中したい方は、是非一度オレンズネロを試してみてはいかがでしょうか。

 

ぺんてる(Pentel)オレンズネロ特徴その3:
高級感ではなく、高性能。ぺんてる(Pentel)のDNAを感じるマットブラックのデザイン

当たり前ですが、シャープペンシルは書くための道具です。

極論ですが、書くことだけを意識すると、デザイン性はあまり意味のないものだと思います。

確かにラグジュアリーなシャープペンシルは、持つだけでとってもカッコよくて、すごく憧れちゃいます。

ですが、実際シャープペンシルを使っている時、自分の目線は手元のシャープペンシルではなく、目の前の作業にいっているはず。

言い過ぎかもしれませんが、書くことに特化したシャープペンシルを求めるのなら、おしゃれなデザインは不要なのです。

 

オレンズネロは、無駄のない洗礼されたシャープペンシルです。

まず、オレンズネロのカラーリングはマットブラック1色のみの展開と、非常にシンプル。

ちなみにオレンズネロの「ネロ」という言葉は、イタリア語で黒を意味する「ネロ(nero)」が由来と言われています。

また、書くことに特化したマシンのようなデザインも特徴的です。

同じぺんてる(Pentel)を代表する、高性能シャープペンシルのグラフ1000スマッシュなどのDNAが感じれます。

筆記にこだわり続けてきたぺんてる(Pentel)だからこそ、高級感ではなく、高性能を意識したデザインにしたのでしょう。

 

オレンズネロのデザインは、装飾が豊富な他のものと比べると、なんだか物足りないと感じるかもしれません。

ですが、一度手に取れば、他のものとはレベルの違う使い心地を体感させてくれます。

また、使っているうちに、無駄の削ぎ落とされた洗礼されたデザインがだんだんクセになってくるはず。

気づけば、オレンズネロの無機質な見た目の良さを感じ、虜になっていると思いますよ。笑

 

ぺんてる(Pentel)オレンズネロ特徴その4:
指にフィットしやすく、手元が滑らない。こだわりの「12角形の一体軸」

「もう手が疲れて、シャープペンシルをしっかり握れない...」

長時間作業していると、徐々に手に力が入らなくなってきますよね。

最初はシャープペンシルを支える中指の第一関節に疲労が溜まり、その後手、腕、肩、首と徐々に疲労が広がっていきます。

その上手汗も溜まってしまい、手元がツルツルと滑ってしまってシャープペンシルがしっかり握れない。

これでは目の前の作業に集中しづらくなってしまいます。

そのため、長時間の作業でも集中が続くような、持ちやすい形状のシャープペンシルを選びたいところです。

 

オレンズネロのボディは、12角形となっています。

これは、子供の頃から馴染み深い「鉛筆」と近いデザインです。

12角形にデザインされたボディは、人の指の形に自然とフィットしやすく、安定感のある自然な握り方が可能です。

また、オレンズネロはつなぎ目のない一体軸となっています。

一般的なシャープペンシルは中心につなぎ目があり、作業していく中で徐々につなぎ目が緩んで軸がガタついてしまうのですが、オレンズネロにはそのような心配は要りません。

さらに、グリップには細かい溝が刻まれており、手元が滑りにくい特徴もあります。

この溝が指に引っかかることで、手汗の書きやすい方でもガシッと握り込むことが出来るのです。

 

オレンズネロは、手元が滑りにくく、安定感も抜群のシャープペンシル。

まさに最高レベルのグリップで、シャーペンオタクの僕からしても、文句の付け所がありません。笑

オレンズネロを使って、他のものとのレベルの違いを手に取って感じてみて頂きたいです。

 

ぺんてる(Pentel)オレンズネロ特徴その5:
低重心だけど、重すぎない。樹脂+金属粉で作られた低重心グリップ

書きやすさに特化したシャープペンシルというのは、必ず「重心」にこだわられています。

「重心ってなんだろう...」という方のために、とってもシンプルに説明すると、重心は「物体の質量の中心」のことです。

1本の指でシャープペンシルを支えた時、左右がちょうどバランスが取れる位置が重心です。

シャープペンシルは、サイズ・太さ・素材などの違いから、それぞれ重心の位置が異なります。

 

シャープペンシルは、一般的に低重心の方が良いとされています。

なぜなら、手元が安定しやすく、余計な力がかからないから。

例えば、スピードをつけた車がカーブを曲がる場面を想像してみてください。

トラックよりも、車高が低いスポーツカーの方が安定して曲がれそうですよね。

シャープペンシルも同様で、低重心の方が軸が安定しやすく、手が疲れにくくなるのです。

書きやすさにこだわるなら、確実に低重心のシャープペンシルを選びたいところです。

 

オレンズネロは、低重心設計されたシャープペンシル。

本体下部のグリップには、樹脂と金属を混ぜた特殊材質を使用しており、ペン先側が若干重くなっています。

そのため、筆記が安定しやすく、繊細なデザインや小さい文字でも思い通りに筆記することが出来ます。

また、オレンズネロの重量は16.3gと、低重心でありながらも重すぎないところも魅力の1つです。

(ちなみに、同じ低重心シャープペンシルの「パイロット(PILOT)のS10(エステン)」の重量は18.7gです。)

実際に使ってみると、低重心特有の高い操作性を感じつつ、そこまで重みもないため、手が疲れにくい印象でした。

手に取ってみるまではなかなか分かりづらい部分ですが、とっても魅力的なポイントです。

 

低重心設計されたオレンズネロであれば、書くことがもっと好きになるはず。

書く事が好きになると、憂鬱な作業でも、なんだかいつもよりちょっぴり楽しくなると思います。

作業時間に少しでも楽しみが見出せたのなら、きっとあなたの今後の作業時間に大きな変化を生むでしょう。

せっかく作業するなら、最高レベルの書き心地であるオレンズネロを使って、気持ちよく楽しみながら作業してみませんか?

 

ぺんてる(Pentel)オレンズネロ特徴その6:
極細の芯径0.2mmを体験出来る。計3種類の幅広い芯径に対応

皆さんはシャープペンシルの芯径ってどれくらいの太さのものを使っていますか?

ちなみに日本では、芯径0.5mmが主流とされています。

日本語はひらがな・カタカナ・漢字と様々な文字を使い分けるため、バランス良く書ける芯径0.5mmが最適だからです。

しかし、世界では芯径0.7mmが主流とされています。

アルファベットやアラビア語などの海外の言語は、太い芯でも書きやすいからです。

このように世界的には、芯径0.5mmが当たり前というわけではないのです。

 

自分にぴったりの芯径は、シャープペンシルを使うシーンや好みによって変わります。

例えば、細かい筆記をしたいときや、大きく書き出したい時などでも、適した芯径は変わります。

でも、芯径が変わるごとにシャープペンシルの種類が変わってしまうのは、正直違和感があるもの。

芯径が違っても、慣れ親しんだシャープペンシルを使い続けられたら、とっても嬉しいですよね。

 

オレンズネロは、全3種類の芯径から選ぶ事ができます。

芯径の種類は、0.2mm、0.3mm、0.5mmです。

それぞれの芯径について、特徴やオススメのシーンをまとめたので、参考にしてみてください!

シャープペンシルの芯径の選び方

  • 0.2mmは、超精密なイラストを書く方などにオススメ
  • 0.3mmは、細かい文字もつぶれさせず、ノートをスッキリさせたい方にオススメ
  • 0.5mmは、授業やテストなど、幅広い文字をバランス良く書きたい方にオススメ

ちなみに芯径0.2mmは、業界で最も細く、世界でもオレンズシリーズのみでの展開となっています。

下記の画像は、芯径0.2mmのオレンズネロだからこそ書けた、超精密な作品です。

繊細な筆記が可能で、他のものにはない圧倒的な精度の高さを、是非一度体験して頂きたいです。

ぺんてる(Pentel)公式サイト

 

そして、全ての芯径に芯が折れない「オレンズシステム」が搭載されています。

そのため、芯径0.2mm、0.3mmのような細めのものでも、芯が折れる心配は要りません。

「本当は細めのものを使ってみたいけど、芯が折れやすそうで使わなかった...」なんて方は、とっても嬉しいのではないでしょうか。

気兼ねなく好きな芯径を選べるオレンズネロは、きっとあなたの作業をより良いものに変えてくれるでしょう。

 

【まとめ】自分にぴったりのシャープペンシルを見つけよう!

今回はオレンズネロの特徴についてご紹介しました!

オレンズネロは、シャープペンシルの弱点を完璧に克服した革新的な一品です。

僕はこの商品を勉強に勤しむ学生にぜひ使っていただきたいです!

勉強が嫌いな人には勉強することが好きになるきっかけになるかもしれません。

「学生の必需品」そして「たくさんの苦労を共にするパートナー」にこのオレンズネロを選んでみませんか?

 

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