タフは、文具メーカーのぺんてるが販売しているシャープペンシルです。
【あわせて読みたい記事】ぺんてるとはどんな文具メーカー?シャープペンシル4シリーズ・21本の一覧もご紹介
このシャープペンシルは、名前の通り「タフ」なシャープペンシルです。
タフは、ガシガシ書いたり、しっかり消せるシャープペンシルをコンセプトに設計されました。
今回は話題の「タフ」についてご紹介します!
この記事の目次
【ぺんてる(Pentel)タフの基本情報】
まずはぺんてる(Pentel)タフの基本情報から。
ぺんてる(Pentel)タフのスペック・性能などをざっくりと知りたい方はこちらを参考にどうぞ!
(他のシャーペン記事にも同じように基本情報をまとめてあるので、比較しやすいかと思います)
ブランド名 | ぺんてる(Pentel) |
製品名 | タフ |
種類 | シャープペンシル |
税込み価格 | 385円 |
芯径 | 0.5mm 0.7mm 0.9mm |
カラーバリエーション | |
【全2色(0.5mm)】 ブラック(XQE5-A) ネイビー(XQE5-C) 【全1色(0.7mm)】 【全1色(0.9mm)】 |
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長さ(全長) | 135mm |
太さ(最大径) | 11.5mm |
重さ(重量) | 16g |
ボディの素材 | 樹脂(プラスチック) |
グリップ(持ち手部分)の素材 | ラバーグリップ |
グリップ(持ち手部分)の柔らかさ | 普通 |
クリップの素材 | 金属 |
ノックボタンの素材 | 樹脂(プラスチック) |
消しゴムの有無 | 有 |
替えゴムの有無 (品番) |
無 |
芯出しの方式 | ノック式 |
付属品 | なし |
特におすすめの人 | 学生(中学生、高校生、大学生) |
キャッチフレーズ | 回転式大型消しゴム付き (タフ公式サイトより) |
特筆すべきスペック・機能 |
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知名度 | |
使いやすさ | |
疲れにくさ | |
価格・コスパの良さ | |
機能の多さ | |
総合評価 |
ぺんてる(Pentel)タフの6つの特徴
ぺんてる(Pentel)タフの6つの特徴を詳しく見ていきましょう。
ぺんてる(Pentel)タフ特徴その1:
発売から20年。どこかレトロな雰囲気を感じるロングセラーシャープペンシル
「最新のシャープペンシルって、見た目にもちゃんとこだわられているなぁ」
新しいものが出るたび、僕は見た目のクオリティの高さに驚かされます。
最近のものは素材も高級感のある金属や木軸が使用されているものなど、デザインにも凝ったものが多い印象です。
また、形も流線型の洗礼されたものが多く、ゴツゴツした無骨な印象を受けるものはあまり見かけない。
最近のものは、確かにかっこいい。
でも無駄が一切なくて、なんだか「無機質」「冷たい」といった印象を受けたことはありませんか?
一方、タフのデザインは、現在販売されているシャープペンシルにはない、レトロなデザインが特徴です
タフは、2001年に発売された、超ロングセラーのシャープペンシル。
20年以上前の時代を感じるクラシックなデザインのものが今も変わらず購入できるのって、すごいですよね。
発売当初のままのタフの姿は、現在のシャープペンシルと比べると、正直無駄が多い。
でも、その不完全さが、タフの醸し出す存在感や佇まいとなり、他にない独自の魅力となっています。
他のもので例えるなら、フィルムカメラやレコードプレイヤーのような感じといったところ。
ハイテクな現代と、無垢な過去が混ざり合う異質な存在です。
このようなレトロなシャープペンシルに魅力を感じる人は、きっと僕以外にもたくさんいるはず。
タフのようなレトロなデザインは、それを知らない世代の方にとっても、新しくもどこか親近感が湧く商品だと思います。
その親近感は愛着となり、最初は正直微妙と思っていた方も、見れば見るほど味を感じるシャープペンシルになると思います。
味のあるシャープペンシルを使ってみたい。
タフは、そんな方に特におすすめのシャープペンシルです。
ぺんてる(Pentel)タフ特徴その2:
疲れを気にせず、好きなだけ頑張れる。疲れた手元を癒してくれるシリコングリップ
「もう疲れた...今日はおしまいにしよう...」
このように「あと一歩頑張れなかった」そんな経験はありませんか?
自分の思っていたより頑張れなくて、せっかく時間をかけたのに作業の進みが悪く、なんだか達成感が出ない。
これではメリハリがつきづらく、そんな日が続いてしまうと自己肯定感も下がってしまいます。
この原因は、シャープペンシルを使う中で蓄積された「疲労感」によるもの。
シャープペンシルをずっと握っていると、最初は中指の第一関節が痛くなりますよね。
その後、この疲労は指全体、手首、腕、肩、首と徐々に広がっていきます。
確かにシャープペンシルを使うと疲れてしまう。
でも、毎回の作業で気持ちの良い達成感を味わえるくらい頑張れる、そんなシャープペンシルがあったら嬉しいですよね。
タフのグリップには、弾力のあるシリコングリップが搭載されています。
シリコン特有のモチモチとした弾力が、作業中の疲労を軽減してくれます。
タフを使えば、長時間の作業でも手が疲れにくいため、疲れを気にせず、思う存分作業がしやすいです。
さらに、タフのラバーグリップは柔らかすぎないので、握った時の安定感を維持しつつ、疲労を軽減してくれます。
ただ疲れを軽減してくれるだけでなく、使用感にもこだわられたバランスの良いグリップです。
これまで不完全燃焼で作業を終えていた方も、タフを疲れば、自分の好きなだけ作業することが出来るでしょう。
そんな作業時間が続けば、達成感も相まって、作業自体も徐々に好きになってくるはず。
苦痛だと感じて作業するのと、ちょっとでも楽しさを見出して作業するのでは確実に大きな差が生まれます。
タフを使って、充実した作業時間を過ごしてみませんか?
ぺんてる(Pentel)タフ特徴その3:
シャープペンシルの消しゴムは使う時代。全長30mmの回転式大型消しゴム付き
シャープペンシルの消しゴムって、消えにくそうですよね。
そもそも、この消しゴムの本来の役割は、本体に内蔵した芯が飛び出さないよう、蓋をするためのもの。
一昔前のものは品質が悪く、ただの蓋としての役割しかありませんでした。
ですが、最近のものは品質が高いものが多く、とっても消しやすくなっています。
ただ、品質は良くなったものの小さめのサイズは変わらず、消しゴムとしては使うには不十分。
サイズが大きく、普段使いも出来るサイズの消しゴムだったら、もっと使いやすそうですよね。
タフには、なんと全長30mmの大きな消しゴムが内蔵されています。
こんなにも大きな消しゴムを内蔵できるのは、珍しい回転式を採用しているからです。
回転式とは、本体上部のキャップをくるくると回すと、消しゴムの出し入れが出来るというもの。
消しゴムの大きさに余裕のあるタフであれば、ガシガシ使ってすり減ってしまう、なんて心配もいりません。
また、ちょっとした出先であれば、消しゴムいらずで持ち運びもラクチンです。
さらに、万が一消しゴムを忘れてしまった場合の保険としてもなり得る、とっても便利な機能です。
シャープペンシルの消しゴムは使う時代。
一度タフを使えば、これまでの消しゴムの考え方がガラリと変わるはず。
シャープペンシル+消しゴムの両方の役割を果たせるタフは、とっても汎用性の高いシャープペンシルです。
ぺんてる(Pentel)タフ特徴その4:
手元が見やすく、綺麗に書ける。まるで製図用のような長めのペン先
ノートに書いた文字を見返した時「汚っ!」と感じて、気分が下がってしまった経験はありませんか?
自分の文字が想像以上に汚いと、ノートを見返すたびにうんざりしますよね。
これでは自己肯定感も下がり、作業のモチベーションも全然上がるわけないです。笑
この原因は、文字を書く時にペン先が手元で隠れてしまい、ペン先を見ながら書くことが出来ないから。
手元を見ずに、なんとなく頭でイメージして書いているからこそ、想像以上に文字が汚くなってしまうのです。
書くことが楽しくなるような、綺麗な文字が書きやすいシャープペンシルがあったら欲しいですよね。
タフの最大の特徴は、一般的なものよりも先端のパイプが長めに作られているところ。
たった3mm程度ですが、この3mmが筆記を大きく変えるのです。
ちなみに、製図用シャープペンシルの先端パイプは4mm程度なので、タフは製図用シャープペンシルに近い使用感が味わえます。
一般的なシャープペンシルだと、筆記時にペン先が手元と重なって見づらいですが、タフなら視界良好。
ペン先をしっかりと確認しながら筆記出来るので、綺麗な文字が書きやすいです。
手元を見ながら書く文字と、手元が見づらい中書いた文字との差は歴然。
定規を使って線を引く時にも、とっても便利な機能ですよ。
タフは、手軽に綺麗な文字を書いてみたい!という方にとってもおすすめです。
前よりも綺麗な文字が書けるようになると、自分の書く字に自信が湧くし、書くことが好きになる。
書く楽しさを味わえるタフを使って、気持ちの良い作業時間を過ごしてみませんか?
ぺんてる(Pentel)タフ特徴その5:
これでたったの350円(税抜)。ガシガシ使いやすい低価格なシャープペンシル
シャープペンシルを選ぶ上で、価格はとっても大切な要素です。
どんなに性能が良いシャープペンシルでも、価格が高いとなかなか買おうと思いづらいもの。
正直1,000円以上のものだと、購入を躊躇する方も多いのではないでしょうか。
その上、価格が高いシャープペンシルだと、壊れてしまった時に買い直しが出来なくて、ガシガシ使えないですよね。
「価格を気にせず、思う存分使えるシャープペンシルが欲しいな...」
そんな方には、コスパの良いタフがオススメです。
タフの価格は、たったの350円(税抜)。
シリコングリップ、大きな消しゴムなどの高い機能面を考慮するとかなりコスパが良いと思います。
タフは、どうしてこのような低価格が実現出来ているのか。
それは、ボディの大部分が加工しやすく、安価なプラスチックだから。
加工が容易のため、製造コストが削減でき、350円(税抜)という価格を実現しています。
タフは、あまり余裕のない学生にも優しいシャープペンシルです。
コスパの良いタフであれば、万が一壊れてしまったも買い直しが容易です。
耐久力だけでなく、コストにも配慮したタフは、まさにその名がピッタリのシャープペンシルだと思います。
タフはきっと、頑張るあなたを支えてくれる存在になってくれるでしょう。
ぺんてる(Pentel)タフ特徴その6:
シーンや好みに合わせて、芯径を使い分けよう。全3種類の神経から選択可能
皆さんは普段どんな芯径のシャープペンシルを使用していますか?
大体の方が芯径0.5mmのものを使用しているのではないでしょうか。
実際日本では、芯径0.5mmが主流とされています。
日本語はひらがな・カタカナ・漢字と細かさの異なる文字を使い分けるため、筆記の太さが調整しやすいものが良いためです。
しかし、世界では芯径0.7mmが主流とされています。
アルファベットやアラビア語などの海外の言語は、太い芯でも書きやすいからです。
世界的には、芯径0.5mmが当たり前というわけではないのです。
芯径はシャープペンシルを使うシーンに加え、個人の好みによっても適した太さは変わります。
例えば、細かい筆記をしたいときや大きく書き出したい時などでも、出来ることならその都度芯径は変えるべきなのです。
でも、芯径が変わるごとにシャープペンシルの種類が変わってしまうのは、正直違和感があるもの。
芯径が違っても、慣れ親しんだシャープペンシルを使い続けられたら、とっても嬉しいですよね。
タフは、全3種類の芯径から選ぶ事ができます。
芯径の種類は、0.5mm、0.7mm、0.9mmの3種類展開です。
それぞれの芯径について、特徴やオススメの使用シーンをまとめたので、参考にしてみてください!
シャープペンシルの芯径の選び方
- 0.5mmは、受験勉強や事務作業などの一般的なシーンで使いたい方にオススメ
- 0.7mmは、0.5mmでは芯が折れやすく、芯が折れることを防ぎたい方にオススメ
- 0.9mmは、鉛筆のように濃淡のある文字を書きたい方にオススメ
タフは価格が安いので、複数の芯径で揃えやすく、タフをきっかけに未経験の芯径にチャレンジしてみても良いかもしれません。
ちなみにタフは、芯径によってカラーバリエーションが若干異なります。
下記の表に芯径とカラーバリエーションについてまとめたので、是非参考にしてみてください!
タフの芯径とカラーバリエーションの一覧
芯の太さ | カラー |
0.5mm | ブラック(XQE5-A) ネイビー(XQE5-C) |
0.7mm | ブラック(XQE7-A) |
0.9mm | ブラック(XQE9-A) |
【まとめ】自分にぴったりのシャープペンシルを見つけよう!
今回はタフの特徴についてご紹介しました!
タフは機能性が高い上に、価格は低めに設定されているので、まだ使ったことない方はぜひ試していただきたいです。
いつも使っている文房具にこの「タフ」に代えて、書くことをより楽しくしてみませんか?
ぺんてるについて詳しく知りたい方はこちら!
【あわせて読みたい記事】ぺんてるとはどんな文具メーカー?シャープペンシル4シリーズ・21本の一覧もご紹介