ぺんてるのシャープペンシル

ぺんてる・グラフ1000CSの6つの特徴や基本情報を紹介!

グラフ1000CSは、文具メーカーのぺんてるから販売されている製図用シャープペンシルです。

【あわせて読みたい記事】ぺんてるとはどんな文具メーカー?シャープペンシル4シリーズ・21本の一覧もご紹介

 

グラフ1000CSが誕生したのは2012年で、「カジュアルなデザインの製図用シャープペンシル」をコンセプトに製造されました。

グラフ1000CSのCSは、カラーシリーズの略です。

今回は大人気のカジュアルな製図用シャープペンシル「グラフ1000CS」についてご紹介します!

 

この記事の目次

【ぺんてる(Pentel)グラフ1000CSの基本情報】

まずはぺんてる(Pentel)グラフ1000CSの基本情報から。

ぺんてる(Pentel)グラフ1000CSのスペック・性能などをざっくりと知りたい方はこちらを参考にどうぞ!

(他のシャーペン記事にも同じように基本情報をまとめてあるので、比較しやすいかと思います)

ブランド名 ぺんてる(Pentel)
製品名 グラフ1000CS
種類 シャープペンシル
税込み価格 1,100円
芯径 0.3mm
0.5mm
カラーバリエーション
【全2色(0.3mm)】
ブラック(PG1003CS-A)
レッド(PG1003CS-B)

【全3色(0.5mm)】
ブラック(PG1005CS-A)
レッド(PG1005CS-B)
メタリックブルー(PG1005CS-C)

長さ(全長) 145mm
太さ(最大径) 10mm
重さ(重量) 11g
ボディの素材 樹脂(プラスチック)
グリップ(持ち手部分)の素材 金属
グリップ(持ち手部分)の柔らかさ 硬め
クリップの素材 金属
ノックボタンの素材 金属
消しゴムの有無
替えゴムの有無
(品番)

(Z2-1N)
芯出しの方式 ノック式
付属品 なし

 

オススメの年齢層 学生・社会人向け
キャッチフレーズ プロが認めたシャープペンシルの完成形。
(グラフ1000CS公式サイトより)
特筆すべきスペック・機能
  • 製図用シャーペンでも好きなカラーで楽しもう。全3種類のカラーバリエーションから選択可能
  • 手元を見て書くから、綺麗に書ける。長めの口金とステップヘッド状のペン先を採用
  • 手の小さい女性でも安心。幅広い方に対応した、操作性の高い細軸ボディ
  • 芯の長さを調節するのは、時代遅れ。常に一定の芯が出るノック部機構を搭載
  • 重心って、気にしてる?書き心地の良い低重心設計
  • 見た目良し、機能良し。金属×ラバーのハイブリット「ラバー付き金属グリップ」を採用
知名度
使いやすさ
疲れにくさ
価格・コスパの良さ
機能の多さ
総合評価

 

ぺんてる(Pentel)グラフ1000CSの6つの特徴

ぺんてる(Pentel)グラフ1000CSの6つの特徴を詳しく見ていきましょう。

 

ぺんてる(Pentel)グラフ1000CS特徴その1:
製図用シャーペンでも好きなカラーで楽しもう。全3種類のカラーバリエーションから選択可能

製図用シャープペンシルとは、建築図面や機械図面などを描くために作られたシャープペンシルのこと。

細かい筆記や、綺麗な文字が書きやすいよう設計された、プロ仕様の特別なシャープペンシルです。

筆記に特化した使い勝手の良さから普段使いとして利用する方も多く、幅広い層に人気のジャンルですが 、1つデメリットがあります。

それは、デザインがシンプルなものが多く、好みの見た目のものを選べないこと。

カラーバリエーションも1色のみのものが多く、良くも悪くも性能重視のシャープペンシルなのです。

製図用シャープペンシルでもカジュアルに使える、デザインにも考慮されたものがあったら嬉しいですよね。

 

グラフ1000CSは、比較的カジュアルな製図用シャープペンシル。

製図用シャープペンシルにはブラックやシルバーなどのシンプルなカラーが採用されがちですが、グラフ1000CSにはレッドやブルーなどのカラフルなものが採用されています、

グラフ1000CSのカラーバリエーションはブラック、レッド、メタリックブルーの全3色展開です。

個人的には艶感のあるメタリックブルーの色味がとっても好みです。

ちなみに芯径は0.3mm、0.5mmの2色展開となっており、芯径によってカラーバリエーションが若干異なります。

下記の表に芯径とカラーバリエーションについてまとめたので、参考にしてみて下さい!

グラフ1000CSの芯径とカラーバリエーションの一覧

芯の太さ カラーバリエーション
0.3mm(2種類) ブラック(PG1003CS-A)
レッド(PG1003CS-B)
0.5mm(3種類) ブラック(PG1005CS-A)
レッド(PG1005CS-B)
メタリックブルー(PG1005CS-C)

 

「性能も大事だけど、見た目も大事にしたい...!」

そんな方は、グラフ1000CSを試してみてはいかがでしょうか。

特にレッドやメタリックブルーなんてカラフルなカラーが楽しめるのは、製図用シャープペンシルではグラフ1000CSだけです。

もちろん、グラフ1000CSの中身はしっかりと高性能なものなので、気になる方は下記もご覧ください!

 

ぺんてる(Pentel)グラフ1000CS特徴その2:
手元を見て書くから、綺麗に書ける。長めの口金とステップヘッド状のペン先を採用

ノートに書いた文字を見返した時「汚っ!」と感じて、気分が下がってしまった経験はありませんか?

自分の文字が想像以上に汚いと、ノートを見返すたびにうんざりしますよね。

これでは自己肯定感も下がり、作業のモチベーションも全然上がるわけないです。笑

 

この原因は、文字を書く時にペン先が手元で隠れてしまい、ペン先を見ながら書くことが出来ないから。

手元を見ずに、なんとなく頭でイメージして書いているからこそ、想像以上に文字が汚くなってしまうのです。

書くことが楽しくなるような、綺麗な文字が書きやすいシャープペンシルがあったら欲しいですよね。

 

グラフ1000CSは、ぺんてる(Pentel)が販売する、筆記に特化した製図用シャープペンシル。

グラフ1000CSの最大の特徴は、一般的なものよりも先端のパイプが長めに作られているところです。

たった4mm程度の長さですが、この4mmが筆記を大きく変えるのです。

一般的なシャープペンシルだと、ペン先が手元と重なって見えづらいですが、グラフ1000CSなら視界良好。

ペン先をしっかりと確認しながら筆記出来るので、綺麗な文字が書きやすいです。

手元を見ながら書く文字と、手元が見づらい中書いた文字との差は言うまでもないでしょう。

さらには、下記の画像にもあるように、定規を使って線を引く時にもとっても便利な機能です。

ぺんてる(Pentel)公式サイト

 

また、グラフ1000CSのペン先は、階段のように段階ごとに細くなる「ステップヘッド状」を採用しています。

一般的な円錐型のものよりも無駄な部分をカットしているので、手元がさらに見やすく、視界が広がって書きやすくなっています。

グラフ1000CSの筆記に対する圧倒的なこだわりからは、「書くことをもっと楽しんでほしい」というメッセージが感じられます。

ぺんてる(Pentel)公式サイト

 

グラフ1000CSは、デザインだけでなく、しっかりと性能にも注力したプロのシャープペンシル。

一度グラフ1000CSを使えば、他の全てのシャープペンシルのペン先も同じものにすれば良いじゃん!と思うはず。笑

綺麗な文字が書きやすいグラフ1000CSを使って、いつもよりも楽しい作業時間を過ごしませんか?

 

ぺんてる(Pentel)グラフ1000CS特徴その3:
手の小さい女性でも安心。幅広い方に対応した、操作性の高い細軸ボディ

皆さんが普段使っているシャープペンシルは、自分に合った太さでしょうか?

その人に最適な太さは、手の大きさや好みの握り方によってもそれぞれ変わってきます。

そのため、自分に最適な太さのシャープペンシルを選ぶのは、実は結構難しいことなんです。

 

「自分に合ったちょうど良い太さのものがわからないよ...」

そんな方に、シャーペンオタクの僕が最も意識して欲しいのは「しっかり握り込める太さ」かどうかです。

なぜなら、しっかり握り込めると軸が安定し、ブレのない思い通りの筆記を続けることが出来るから。

特に手の小さい女性は、必ず意識していただきたいポイントです。

 

グラフ1000CSの太さは10mmと、かなり細めのボディとなっています。

ちなみに、有名細軸シャープペンシルである三菱鉛筆(uni)「クルトガ・スタンダードモデル」の太さは10.7mm。

なんと、あのクルトガよりも若干細いという、かなり細めなシャープペンシルなんです。

細軸のグラフ1000CSであれば、手の小さい女性を含む、幅広い方がしっかりと握り込め、長時間の作業でも安定した筆記を続けられます。

また、手に力を入れやすいため、ペン先をコントロールしやすく、細かい筆記に向いている特徴もあります。

思い通りに筆記できる快感は、グラフ1000CSのような細軸ボディならではの魅力です。

さらにはポケットに入れやすかったり、ペンケースの中がかさばらないのも、使い勝手の良いポイントです!

 

「今使っているシャープペンシルって、よくよく考えるとしっかり握り込めてられないな...」

「軸が安定しやすく、細かい文字やイラストでも思い通りに書けるようになりたい!」

こんな方は、是非一度グラフ1000CSを試してみてはいかがでしょうか。

 

ぺんてる(Pentel)グラフ1000CS特徴その4:
芯の長さを調節するのは、時代遅れ。常に一定の芯が出るノック部機構を搭載

「芯の長さが、なかなかちょうど良い長さに調節出来ないな...」

このように芯がちょうど良い長さにならず、何度も芯の長さを調整したことはありませんか?

僕はしょっちゅうあります。笑

芯の長さがイマイチな時は、何度もノックしたり、出し過ぎた芯を指で押さえて調節したりしますよね。

でも、芯の長さを調節するたびに時間と手間がかかってしまうのって、よくよく考えるとかなり無駄な工程だなと思いませんか?

これでは、集中力も維持しづらく、気持ちよく作業を始めるのにも一苦労です。

 

この原因は、ノックする力加減やペン先などの緩みによって、出てくる芯の長さが異なってしまうから。

シャープペンシルの本体内部には、芯を掴む役割の「チャック」と呼ばれる部分があります。

一般的なシャープペンシルは、このチャックの作りが甘く、ノックするごとに微妙なズレが生じてしまうのです。

目の前の作業に時間を割くためにも、毎回決まったノック数で最適な長さの芯が出たら、気持ちよく作業がスタート出来そうですよね。

 

グラフ1000CSには、常に一定の芯を送り出せるノック部機構が搭載されています。

仮にペン先が緩んでしまったり、外れてたとしても、必ず一定の長さの芯を出せる仕様になっています。。

グラフ1000CSは、丁寧な作りや質の高い日本製の良さを感じるシャープペンシルです。

そして、グラフ1000CSは、1回のノックで必ず「0.5mm」分の長さが出る仕組みになっています。

ちなみに、芯の見やすさや折れにくいさから、ヒトにとって最も良い芯の長さは1mmだと科学的に証明されています。

そのため、グラフ1000CSは「2回」ノックして書き始めるのがオススメです。

ぺんてる(Pentel)公式サイト

グラフ1000CSは、世界で初めて芯径0.5mmのノック式シャープペンを作ったぺんてる(Pentel)だからこそ作れる、こだわりのシャープペンシル。

2回のノックで毎回最適な筆記感を楽しめる、最高品質のシャープペンシルです。

グラフ1000(フォープロ)を使って、手間なく、常に最適な芯の長さで書く楽しみを味わってください。

 

ぺんてる(Pentel)グラフ1000CS特徴その5:
重心って、気にしてる?書き心地の良い低重心設計

良質なシャープペンシルには、必ずと言って良いほど重心にこだわりがあります。

「重心って何?気にしたこともないよ...」という方に一言で説明すると、重心は物体の質量の中心のこと。

1本の指でシャープペンシルを支えた時、左右のバランスがちょうど取れる位置が重心です。

シャープペンシルは、サイズ・太さ・素材などの違いから、それぞれ重心の位置が異なります。

 

一般的にシャープペンシルは、低重心の方が良いとされています。

なぜなら、安定しやすく、余計な力がかからないから。

例えば、スピードをつけた車がカーブを曲がる場面を想像してみてください。

トラックよりも、車高が低いスポーツカーの方が安定して曲がれそうですよね。

シャープペンシルも同様で、低重心の方が安定しやすく、手への負担が少ないのです。

書きやすさにこだわるなら、確実に低重心のシャープペンシルを選びたいですよね。

 

グラフ1000CSは、低重心設計されたシャープペンシル。

グラフ1000CSはグリップの素材が金属かつ、本体上部の軸には軽量なプラスチックが使用されているので、ペン先側が若干重くなっています。

低重心のグラフ1000(フォープロ)は、筆記が安定しやすく、まるで羽が生えたような軽い力でペン先を動かすことが可能です。

そのため、繊細なデザインや小さい文字でも、思い通りに筆記することが出来ます。

手元が見やすい、グラフ1000CSの長めのペン先との相性は抜群です。

目には見えない部分ですが、実際に使うと便利さがわかる、とっても魅力的なポイントです。

ぺんてる(Pentel)公式サイト

これまで低重心のシャープペンシルを使ったことがない方は、是非一度グラフ1000CSを使ってみて頂きたいです。

しっかりと重心も考慮されたグラフ1000CSは、様々な種類のある中でも、かなり筆記に特化しているシャープペンシルだなと感じます。

 

ぺんてる(Pentel)グラフ1000CS特徴その6:
見た目良し、機能良し。金属×ラバーのハイブリット「ラバー付き金属グリップ」を採用

グラフ1000CSのように、金属グリップを採用しているもののメリットは、ペン先側が重くなるので、本体が低重心になりやすいこと。

思い通りにペン先が動かせる快感は、低重心のシャープペンシル特有の魅力です。

ですが、金属グリップは重量が重い分、本体を支える手が疲れやすいデメリットがあります。

長時間の作業の場合、手に力が入りづらくなってくると、手元がツルツルと滑ってしまうことも。

そのため、握り心地にもしっかりと配慮されたものを選んだ方が良いのです。

 

グラフ1000CSは、ラバー付き金属グリップを採用しています。

ラバー付き金属グリップとは、金属グリップに小さな長方形のラバーを搭載した、バイブリットなグリップです。

等間隔に搭載された計18個のラバーが滑り止めの役割を果たし、長時間の作業でも安定した筆記を可能にしています。

また、硬くて手を痛めやすい金属グリップに、柔らかいラバーを組み込むことで、疲れが溜まりにくくなっています。

さらに、ラバー部分が差し色となって、魅力ある他にない独自のデザイン性を実現しています。

ぺんてる(Pentel)公式サイト

ラバー付き金属グリップを搭載したグラフ1000CSであれば、長時間の作業でも快適に過ごすことが出来ます。

ぼこぼこした柔らかいラバーの触り心地がとっても良く、ついつい握りたくなる絶妙な感触ですよ。笑

見た目良し、機能良しのグラフ1000CSは、幅広い方にオススメできるシャープペンシルです!

 

【まとめ】自分にぴったりのシャープペンシルを見つけよう!

今回はグラフ1000CSの特徴についてご紹介しました!

グラフ1000CSは機能性が高い上に、価格は低めに設定されているので、まだ使ったことない方はぜひ試していただきたいです。

また、芯径を使い分けて複数所持することもおすすめです!

いつも使っている文房具にこの「グラフ1000CS」に代えて、書くことをより楽しくしてみませんか?

 

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