皆さんは「ステッドラー」という文具メーカーを知っていますか?
ステッドラーが誕生したのは1835年で、なんと200年近くも歴史がある超老舗文房具ブランドです。
200年近くも愛され続けるのは、徹底した「高品質な文房具」へのこだわりです。
【あわせて読みたい記事】ステッドラーとはどんな文具メーカー?シャープペンシル1シリーズ・9本の一覧もご紹介
今回ご紹介するのは「トリプラスマイクロ」というシャープペンシルです。
トリプラスマイクロは、ユニークな機能満載のシャープペンシルです。
トリプラスマイクロには、一体どのようなこだわりがあるのか、詳しくご紹介します!
この記事の目次
【ステッドラー(STAEDTLER)トリプラスマイクロの基本情報】
まずはステッドラー(STAEDTLER)トリプラスマイクロの基本情報から。
ステッドラー(STAEDTLER)トリプラスマイクロのスペック・性能などをざっくりと知りたい方はこちらを参考にどうぞ!
(他のシャーペン記事にも同じように基本情報をまとめてあるので、比較しやすいかと思います)
ブランド名 | ステッドラー(STAEDTLER) |
製品名 (品番) |
トリプラスマイクロ (774-25) |
種類 | シャープペンシル |
税込み価格 | 605円 |
芯径 | 0.5mm |
カラーバリエーション | |
シルバー(774-25) | |
長さ(全長) | 153mm |
太さ(最大径) | 9mm |
重さ(重量) | 12.5g |
ボディの素材 | 樹脂(プラスチック) |
グリップ(持ち手部分)の素材 | 樹脂(プラスチック) |
グリップ(持ち手部分)の柔らかさ | 硬め |
クリップの素材 | 樹脂(プラスチック) |
ノックボタンの素材 | 樹脂(プラスチック) |
消しゴムの有無 | 有 |
替えゴムの有無 (品番) |
無 |
芯出しの方式 | ノック式 |
付属品 | なし |
特におすすめの人 | 学生(中学生、高校生、大学生) |
キャッチフレーズ | 人間工学に基づいた三角形状が手や腕の疲労を軽減します。 (トリプラスマイクロ公式サイトより) |
特筆すべきスペック・機能 |
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知名度 | |
使いやすさ | |
疲れにくさ | |
価格・コスパの良さ | |
機能の多さ | |
総合評価 |
ステッドラー(STAEDTLER)トリプラスマイクロの4つの特徴
ステッドラー(STAEDTLER)トリプラスマイクロの4つの特徴を詳しく見ていきましょう。
ステッドラー(STAEDTLER)トリプラスマイクロ特徴その1:
指と触れる面積が増えるから、筆記が安定する。人の指にフィットして疲れにくい三角軸
「作業していると、すぐに指が痛くなって、作業が続けられなくなってしまう...」
このような悩みを持っている方は、使っているシャープペンシルのボディの形状に原因がある可能性があります。
特に指を痛めやすいシャープペンシルは、ボディが円柱型のもの。
比較的よく見る形状ですが、指とのフィット感があまり良くなく、シャープペンシル指全体で支えられないので疲れが溜まりやすいのです。
もし今使っているものが円柱型なら、可能であれば変更した方が良いと思います。
トリプラスマイクロは、人間工学に基づいた三角軸のボディです。
シャープペンシルを支える3本の指がそれぞれの面にちょうどフィットし、軽い力で筆記が安定しやすくなります。
まるで手に吸い付くような一体感のある握り心地は、三角軸のトリプラスマイクロならではの魅力です。
また、トリプラスマイクロの太さは9mmと、かなり細めのシャープペンシル。
ちなみに、有名細軸シャープペンシルである三菱鉛筆(uni)「クルトガ・スタンダードモデル」の太さは10.7mm。
あのクルトガよりも2回りほど細いトリプラスマイクロであれば、手が小さい女性でもガシッと握り込んで、安定した筆記感を味わえるでしょう。
トリプラスマイクロは、人間工学に基づいたとっても持ちやすいシャープペンシル。
持ちやすいシャープペンシルを使うと、当然疲れにくくなりますし、思い通りに操作しやすくなります。
人間の指にフィットしやすいトリプラスマイクロを使って、書くことの楽しさを再認識してみてはいかがでしょうか。
ステッドラー(STAEDTLER)トリプラスマイクロ特徴その2:
シャープペンシルの消しゴムって使ってる?繰り出し式だから長めの消しゴムを搭載可能
突然ですが、シャープペンシルの消しゴムって、消えにくそうなイメージがありませんか?
そもそも、この消しゴムの本来の役割は、本体に内蔵した芯が飛び出さないよう、蓋をするためのもの。
一昔前のものは品質が悪く、ただの蓋としての役割しかありませんでした。
ですが、最近のものは品質が高いものが多く、とっても消しやすくなっています。
ただ、品質は良くなったものの小さめのサイズは変わらず、消しゴムとしては使うには不十分。
サイズが大きく、普段使いも出来るサイズの消しゴムだったら、もっと使いやすそうですよね。
トリプラスマイクロには、なんと全長20mmの大きな消しゴムが内蔵されています。
通常の消しゴムの2倍もの長さを誇る大きな消しゴムを内蔵できるのは、珍しい繰り出し式を採用しているからです。
繰り出し式とは、本体上部のキャップをくるくると回すと、消しゴムの出し入れが出来るというもの。
消しゴムの大きさに余裕のあるトリプラスマイクロであれば、ガシガシ使ってすり減ってしまう、なんて心配もいりません。
また、ちょっとした出先であれば、消しゴムいらずで持ち運びもラクチンです。
さらに、万が一消しゴムを忘れてしまった場合の保険としてもなり得る、とっても便利な機能です。
シャープペンシルの消しゴムは使う時代。
一度トリプラスマイクロを使えば、これまでの消しゴムの考え方がガラリと変わるはず。
消しゴムがなくなった時は、しっかりと替えゴムの販売もあるのでご安心を!
シャープペンシル+消しゴムの両方の役割を果たせるトリプラスマイクロは、とっても汎用性の高いシャープペンシルです。
ステッドラー(STAEDTLER)トリプラスマイクロ特徴その3:
残芯5mm以下だから、たくさん書き続けられる。芯の無駄が少ないシャープペンシル
シャープペンシルを使っていると、ほんの少し芯が余って出てきますよね。
このように、シャープペンシルの構造上使いきれず余ってしまうシャープ芯を「残芯」と呼びます。
一般的なシャープ芯の長さは60mmに対し、残芯の長さは15mm程度と言われています。
ほんの少しに見える残芯ですが、実は芯の約1/4を無駄にしてしまっているのです。
芯もタダじゃないので、よくよく考えるとすごく無駄にしている気持ちになりますよね。
トリプラスマイクロは、残芯がたったの5mm以下とかなり無駄の少ないシャープペンシル。
芯を掴むチャックというパーツをペン先寄りに設置することで、残芯の長さを通常の1/3程度に出来ています。
一般的なシャープペンシルの場合、芯1本あたり約225m筆記出来るのですが、トリプラスマイクロはなんと約275mも筆記が可能です。
1本あたり50m分も長く書けるのって、とってもお得ですよね!
実際トリプラスマイクロを使ってみると、「芯1本でこんなにも書けるのか!」と驚くはず。
そして肝心の使用感については、一般的なシャープペンシルと全く変わらないのでご安心を!
芯を無駄にしないオ・レーヌ(MOL-1000)は、環境にも優しいシャープペンシル。
芯1本あたりで筆記可能な長さが伸びると、その分芯を入れ替える作業の頻度も下がるので、より作業に集中することが出来るでしょう。
トリプラスマイクロはシャープペンシルだけでなく、芯にも着目した実用的なシャープペンシルです!
ステッドラー(STAEDTLER)トリプラスマイクロ特徴その4:
安心して持ち歩こう。ペン先が収納出来る「リトラクタブル機能」を搭載
「シャープペンシルで大切な服のポケットやペンケースの内側を傷つけてしまった...」
このような経験をしたことはありませんか?
この原因は、シャープペンシルの先端にある「ガイドパイプ」という、芯を真っ直ぐに送り出すパーツがあります。
芯を出すのに必要なガイドパイプですが、不要時でも先端が尖り続けたままになってしまうのです。
そのため、持ち運びの際などに強い衝撃が加わると、収納している服のポケットやペンケースを傷つけたり、芯で汚してかねません。
さらには、ペンケースなどから取り出す際、ガイドパイプが手に当たってケガをしてしまうことも。
ガイドパイプのことを気にせず、安心してシャープペンシルを持ち運べたら、とっても便利ですよね。
トリプラスマイクロには、リトラクタブル機能が搭載されています。
リトラクタブル機能とは、問題児であるペン先を出し入れできるというもの。
そのため、大切な服のポケットやペンケースに収納して持ち運んでも傷つけることなく、安心して持ち運ぶことが出来ます。
また、繊細なペン先自体も守ることに繋がり、大切にシャープペンシルを扱うことが出来ます。
リトラクタブル機能を搭載したトリプラスマイクロは、身の回りのものだけでなく、そのもの自体も大切に出来る、実用的なシャープペンシルです。
服やペンケースを傷つける心配のいらないトリプラスマイクロであれば、幅広いシーンに気兼ねなく持ち運べるでしょう。
シャープペンシルは、使えば使うほど愛着が湧いてくるもの。
トリプラスマイクロを様々なシーンで使用して、トリプラスマイクロの魅力を余すことなく感じていただきたいです。
【まとめ】自分にぴったりのシャープペンシルを見つけよう!
今回はトリプラスマイクロの特徴についてご紹介しました!
トリプラスマイクロは機能性が高い上に価格は低めに設定されているので、まだ使ったことない方はぜひ試していただきたいです。
いつも使っている文房具にこのトリプラスマイクロに代えて、書くことをより楽しくしてみませんか?
ステッドラーが気になる方はこちらをご覧ください!
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