クルトガは文具メーカーの三菱鉛筆(uni)から販売されているシャープペンシルです。
【あわせて読みたい記事】三菱鉛筆(uni)とはどんな文具メーカー?シャープペンシル3シリーズ・20本の一覧もご紹介
クルトガシリーズは2008年3月の発売以来、販売累計9000万本を超える大ヒット商品で、書くたびに芯が少しずつ回転して尖り続ける機能はシャープペンシル界に革命を起こしました。
皆さんも一度は見たことがあるのではないでしょうか。
シャープペンシルといえば「クルトガ」という人も多いと思います。
今回は大人気のクルトガ(スタンダードモデル)についてご紹介します!
この記事の目次
【三菱鉛筆(uni)クルトガ(スタンダードモデル)の基本情報】
まずは三菱鉛筆(uni) クルトガ(スタンダードモデル)の基本情報から。
三菱鉛筆(uni) クルトガ(スタンダードモデル)のスペック・性能などをざっくりと知りたい方はこちらを参考にどうぞ!
(他のシャーペン記事にも同じように基本情報をまとめてあるので、比較しやすいかと思います)
ブランド名 | 三菱鉛筆(uni) |
製品名 | クルトガ(スタンダードモデル) |
種類 | シャープペンシル |
税込み価格 | 495円 |
芯径 | 0.3mm 0.5mm 0.7mm |
カラーバリエーション |
|
【全4色(0.3mm)】 シルバー(M3-450 1P) ブラック(M3-450 1P) ブルー(M3-450 1P) ピンク(M3-450 1P) 【全11色(0.5mm)】 【全3色(0.7mm)】 |
|
長さ(全長) | 142.5mm |
太さ(最大径) | 10.7mm |
重さ(重量) | 9.8g |
ボディの素材 | 樹脂(プラスチック) |
グリップ(持ち手部分)の素材 | 樹脂(プラスチック) |
グリップ(持ち手部分)の柔らかさ | 硬め |
クリップの素材 | 樹脂(プラスチック) |
ノックボタンの素材 | 樹脂(プラスチック) |
消しゴムの有無 | 有 |
替えゴムの有無 (品番) |
有 (SKS) |
芯出しの方式 | ノック式 |
付属品 | なし |
特におすすめの人 | 学生(中学生、高校生、大学生) |
キャッチフレーズ | 芯が回ってトガりつづけるシャープ (クルトガ(スタンダードモデル)公式サイトより) |
特筆すべきスペック・機能 |
|
知名度 | |
使いやすさ | |
疲れにくさ | |
価格・コスパの良さ | |
機能の多さ | |
総合評価 |
三菱鉛筆(uni)クルトガ(スタンダードモデル)の6つの特徴
三菱鉛筆(uni)クルトガ(スタンダードモデル)の6つの特徴を詳しく見ていきましょう。
三菱鉛筆(uni)クルトガ(スタンダードモデル)特徴その1:
芯がずっとトガり続けて気持ちいい。自動芯回転機構「クルトガエンジン」搭載
「文字を書き続けると、なんだか文字が太くなって、汚くなってくるな...」
このような経験をしたことはありませんか?
シャープペンシルをある程度使っていると、徐々に芯先がナナメになってきますよね。
このように、書き続けるうちに、芯先が偏って摩耗することを「偏減り」と呼びます。
偏減りした芯で書くと、ノートとの設置面積が増えるため、通常よりも文字が太くなります。
また、接地面積が増えることで、芯にかかる力が分散され、薄くぼやけた文字になってしまうのです。
偏減りの原因は、シャープペンシルを持ち変えず、常に一定の角度で使用し続けるから。
「そんなの仕方ないじゃん!どうしたらいいの...」
と思った方もたくさんいるはず。
でも、快適な作業時間を過ごすためにも、綺麗な文字を書き続けたいですよね。
そんな悩みを持った方には、クルトガ(スタンダードモデル)をおすすめします。
クルトガ(スタンダードモデル)には、なんとこの「偏減り」を解消できる機能が搭載されているんです。
その名も、自動芯回転機構「クルトガエンジン」
自動芯回転機構「クルトガエンジン」はペン先に内蔵されており、上ギア、中ギア、下ギアの計3つのギアで構成されています。
各ギアの間にはわずかな隙間があり、芯を紙に押し付けて離すと、真ん中の中ギアが上下に運動し、芯を回転させます。
この機能によって、書くたびに芯先が少しずつ回転し、円すい形に摩耗していきます。
そのため、クルトガ(スタンダードモデル)では、常にトガった芯で書くことが出来るのです。
これまでの常識を覆した自動芯回転機構「クルトガエンジン」は、なんと約5,000本もの試作品を経て開発されました。
実際の書き心地は、まるで「常に消しゴムの角だけで消す」感覚と似ており、なんだかリッチな気持ちにさせてくれます。笑
自動芯回転機構「クルトガエンジン」を搭載した、クルトガ(スタンダードモデル)であれば、常に同じ文字を書くことが可能です。
長時間の作業でも、思い通りの文字が書けると、とっても気持ちいい。
いつもより綺麗な文字で埋まったノートは見返しやすく、きっと作業の効率も上がるでしょう。
クルトガ(スタンダードモデル)は、毎日たくさん書いて頑張る方にこそ、使って頂きたいシャープペンシルです。
三菱鉛筆(uni)クルトガ(スタンダードモデル)特徴その2:
手が小さい方でもしっかり握り込める。幅広い方に対応した細身のデザイン
皆さんが普段使用しているシャープペンシルの太さは、自分に合ったものでしょうか?
シャープペンシルを選ぶ上で「太さ」はとっても重要で、難しくもある要素の1つです。
人の手の形はそれぞれ異なり、好みによっても、その人に最適な太さは異なってくるから。
このように数々の要素がある中、シャーペンオタクの僕が最も大切だと思うのが「しっかり握り込める太さ」かどうかです。
しっかり握り込めると、軸が安定し、ブレない筆記を続けることが出来るから。
特に手の小さい女性は、注意した方が良いポイントです。
今回ご紹介しているクルトガ(スタンダードモデル)は、手の小さい女性にもおすすめのシャープペンシル。
クルトガ(スタンダードモデル)の太さは10.7mmと、かなり細めです。
(ちなみに、有名シャープペンであるPILOT(パイロット)「ドクターグリップGスペック」の太さは14.2mmです。)
細軸のクルトガ(スタンダードモデル)であれば、手の小さい女性でもしっかりと握り込むことが出来ます。
そのため、長時間の作業でも安定した筆記を続けることが出来るのです。
さらにはポケットに入れやすかったり、ペンケースの中がかさばらないのも嬉しいポイントです。
クルトガ(スタンダードモデル)は、幅広い方の安定した筆記をサポート出来るシャープペンシルです。
まさに、万能シャープペンシルといったところ。
「普段のシャープペンシルがなんだかしっくり来ない...」
そんな方は、是非一度クルトガ(スタンダードモデル)を試してみてはいかがでしょうか。
三菱鉛筆(uni)クルトガ(スタンダードモデル)特徴その3:
学生でも試しやすい価格。たったの450円(税抜)のコスパ最強シャープペンシル
「出来るだけ安くて、性能の良いシャープペンシルが欲しい...」
僕のようなシャーペンが大好きな一部の方を除き、多くの方がそう思っていると思います。
シャープペンシルを選ぶ上で、価格は性能と同じ、もしくはそれ以上にとっても大切な要素です。
どんなに性能が良いシャープペンシルでも、価格が高いとなかなか買おうと思いづらいもの。
正直、1,000円を超えるものだとちょっと高いなと思う方も多いと思います。
お財布に優しい良質なシャープペンシルがあったら知りたいですよね。
クルトガ(スタンダードモデル)の価格は、なんと450円(税抜)。
クルトガ(スタンダードモデル)の実用的な機能を考慮すると、かなり安く、コスパが良いと思います。
なぜこんなにも低価格が実現できているのか。
それは、主な原料が安価なプラスチックだからです。
プラスチックは、加工がしやすく、耐久性も高いとっても優れた素材の1つ。
金属や木材のような高級感はありませんが、普段使いする分にはプラスチックで十分だと思います。
ワンコインで購入出来るクルトガ(スタンダードモデル)であれば、学生でも手軽にお試し出来るのではないでしょうか。
クルトガ(スタンダードモデル)は価格面でも、幅広い方にオススメすることが出来るシャープペンシル。
個人的な感想ですが、450円(税抜)のクルトガ(スタンダードモデル)であれば、十分試す価値ありだと思います。
クルトガ(スタンダードモデル)が少しでも気になったら、実際に手に取ってみてはいかがでしょうか。
三菱鉛筆(uni)クルトガ(スタンダードモデル)特徴その4:
使用シーンに合った芯径を選ぼう。全3種類の芯径から選択可能
「みんな芯径0.5mmばかり使っているし、とりあえず芯径0.5mm選んでおけば良いかな...」
これは半分正解で、半分間違いだと思っています。
確かに日本では、芯径0.5mmが主流とされています。
日本語はひらがな・カタカナ・漢字と細かな文字を使い分けるため、太い芯では読みやすい文字が書きづらいからです。
しかし、世界では芯径0.7mmが主流とされています。
アルファベットやアラビア語などの海外の言語は、太い芯でも書きやすいからです。
世界的には、芯径0.5mmが当たり前というわけではないのです。
このように、シャープペンシルを使うシーンや好みによって、適した芯径は変わります。
例えば、細かい筆記をしたいときや、大きく書き出したい時など。
でも、芯径が変わるごとにシャープペンシルの種類が変わってしまうのは、正直違和感があります。
芯径が違っても、慣れ親しんだシャープペンシルを使い続けられたら、とっても嬉しいですよね。
クルトガ(スタンダードモデル)は、全3種類の芯径から選ぶ事ができます。
芯径の種類は、0.3mm、0.5mm、0.7mmです。
それぞれの芯径について、特徴やオススメのシーンをまとめたので、参考にしてみてください!
シャープペンシルの芯径の選び方
- 0.3mmは、イラストやデザインなどの繊細なタッチをする方にオススメ
- 0.5mmは、受験勉強や事務作業などの一般的なシーンで使いたい方にオススメ
- 0.7mmは、筆圧が高く、0.5mmではすぐに芯を折ってしまう方にオススメ
さらに、芯径の違いの見分けがつきやすい様、芯径によってクルトガエンジンの色が変わっています。
0.3mmだと黄色、0.5mmだとオレンジ、0.7mmだと青色になっています。
どの芯径を使っても、使用感が変わらないクルトガ(スタンダードモデル)はとっても便利なシャープペンシルです。
三菱鉛筆(uni)クルトガ(スタンダードモデル)特徴その5:
好みのデザインでモチベアップ。全18種類の豊富なカラーバリエーション
皆さんはシャープペンシルのデザインって気にしますか?
僕は、自分のお気に入りのデザインのシャープペンシルを使うことは、とっても大切なことだと思っています。
例えば、デザインの良いお気に入りの腕時計や服を身につけるとなんだか自信が湧いたり、外にお出かけしたくなりますよね。
これは日用品のシャープペンシルにも同じことが言えます。
デザインの良いシャープペンシルだと、思わず使いたくなって作業が捗ったり、作業中のモチベも上がります。
直接的な効果ではないものの、見た目もかなり大切だと思っています。
クルトガ(スタンダードモデル)は、計18色展開と、カラーバリエーションがとっても豊富です。
そのため、きっと好みのデザインが見つかると思います。
ただ、芯径によってカラー展開が若干異なるので、下記の表を参考にしてみてください!
ちなみに僕は、芯径0.5mmのグリーン(M5-450 1P)を使用していました。
芯の太さとカラーバリエーションの一覧(※太字のものは、赤芯限定のシャープペンシルです)
芯の太さ | カラーバリエーション |
0.3mm(4種類) | シルバー(M3-450 1P) ブラック(M3-450 1P) ブルー(M3-450 1P) ピンク(M3-450 1P) |
0.5mm(11種類) | シルバー(M5-450 1P) ブラック(M5-450 1P) ブルー(M5-450 1P) ピンク(M5-450 1P) グリーン(M5-450 1P) オレンジ(M5-450 1P) レッド(M5-450 1P) ネイビー(M5-450 1P) ベビーピンク(M5-450 1P) バイオレット(M5-450 1P) カラーレッド(M5-450 1P) |
0.7mm (3種類) | ブルー(M7-450C 1P) ピンク(M7-450C 1P) カラーレッド(M7-450C 1P) |
お気に入りのシャープペンシルを使えば、徐々に愛着が湧き、あなたにとってかけがえのないアイテムになります。
幅広いバリエーションのある中から選んだクルトガ(スタンダードモデル)であれば、きっと勉強時間が楽しくなるはず。
クルトガ(スタンダードモデル)で、普段の勉強時間をもっとワクワクする時間にしてください!
三菱鉛筆(uni)クルトガ(スタンダードモデル)特徴その6:
クルトガの良さを最大限に感じたい方へ。クルトガ専用の「クルトガ替芯」
クルトガ(スタンダードモデル)の最大の魅力は、やはり「自動芯回転機構(クルトガエンジン)」
常に芯が尖り続ける機能は、常識を壊したまさに革命的なものです。
ただ、一般的に販売されているシャープ芯には、常に中心が尖り続けるよう作られておりません。
そのため、クルトガの良さを最大限に活かすには、シャープ芯にもこだわる必要があるのです。
クルトガ(スタンダードモデル)には、自動芯回転機構「クルトガエンジン」に対応した、独自のシャープ芯が開発されています。
その名も「クルトガ替芯」
一般的なシャープ芯は、外側部分が硬く、中心部分が柔らかくなっています。
それに対し、クルトガ替芯は、外側部分が柔らかく、中心部分が硬いです。
クルトガ替芯は、一般的なシャープ芯と真逆の構造になっているのです。
これにより、芯が円すい形に尖り続けても、芯が折れにくくなっています。
芯の常識まで変えてしまうクルトガシリーズは、まさに革命的です!
クルトガ専用の「クルトガ替芯」について、もっと詳しく知りたい方は、下記のリンクからご覧ください!
【三菱鉛筆(uni)・クルトガ替芯の特徴】おすすめ人気シャープ芯をご紹介!
【まとめ】自分にぴったりのシャープペンシルを見つけよう!
今回はクルトガ(スタンダードモデル)の特徴についてご紹介しました!
クルトガ(スタンダードモデル)は機能性が高い上に価格は低めに設定されているので、まだ使ったことない方はぜひ試していただきたいです。
また、カラーバリエーションが豊富なので、複数所持することもおすすめです!
いつも使っている文房具にこのクルトガ(スタンダードモデル)に代えて、書くことをより楽しくしてみませんか?
他のクルトガシリーズについて詳しく知りたい方はこちら!
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